2011年01月12日

国立大の星になれ!

以前に大原淳也選手に新人王を獲ってほしいと書いた。しかし、横浜にはもう1人いた。同じくガイナーズ出身の2年目、福田岳洋投手である。


福田投手は昨年の8月に1軍昇格。主に敗戦処理ではあったが、中継ぎとして、まずまずの結果を残し、昇格後は一度も抹消されることなくシーズンを終えることができた。福田投手の昨年の投球回数が24イニング。30イニング未満なので、まだ新人王の資格がある。昨年は中継ぎを任されていたけど、タイプ的には先発で勝負させてもいい。


26歳でのプロ入りということで、「成長や伸びは期待できない」という声も聞かれた。しかし、メジャーリーグでも活躍した長谷川滋利さんは30歳を過ぎてからウェイトトレーニングによって球速が8キロ伸びたらしい。福田選手は、まだまだ可能性を秘めているということだ。


何より彼は国立の高知大学を卒業し、大学院にも通っていた異色の経歴を持っている。その頭脳は最大の武器にもなる。その頭脳で1軍で生き残る方法を考えれば、新人王も十分狙えるし、工夫次第で何とでもなる。でも頭だけでは通用しない。頭脳的な投球ができるだけの制球力を身につけることが大切だ。



たしか国公立大学出身者で新人王を獲った選手はいない。もちろん独立リーグ出身者もまだいない。チャンスは一度しかない。ぜひ「W史上初」を目指してほしい。でっかいことを言い過ぎてる感じもしなくはないが、夢を見たっていいじゃないか。


ここ2年、横浜ベイスターズは選手を大量に入れ換え、チーム再建を図っている。確かにチーム浮上には補強も必要だけど、若手選手の台頭も鍵を握っている。福田投手を筆頭に、1人でも2人でも活きのいい若手が出てきてほしい。


福田投手は年齢的には中堅クラスに差し掛かっているけど、2年目と経験が浅いので、あえて若手ということにしておく。


“Dash on” NORI





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