2019年05月13日
平成最後のセンバツ









令和の始まりとともに復活してみた野球放浪記。
活動休止していましたが、甲子園には毎年行っておりました。
約2か月前ですが、平成最後のセンバツです。
私が観た試合で私が個人的に気になった選手は明豊でリリーフ登板した背番号10の大畑投手です。
球はそこそこ速くて、何よりストレートに力があるなぁと感じました。札幌大谷の打者が球威におされている場面もしばしば見受けられました。
今後も注目していきたいところです。
がんばろう日本! のり
2019年05月05日
稀に見る大逆転劇

5月3日
春季高校野球四国大会
1回戦 第2試合
松山聖陵―四国学院大香川西
香 川 西 000 500 010:6
松山聖陵 000 000 08Χ:8
バッテリー
(香) 青山(7.1)>広岡(0.2)―増田
(松) 根本(3.2)>高松(4.1)>田窪(1)―岸田
試合が動いたのは4回表、香川西の攻撃。二死から4連打で2点をまずは先制。その後、死球をはさんで連打でさらに3点追加。この回5得点。
8回にも試合を決定づける1点を追加。となったと思ってました。
7回までわずか3安打で無得点。8回裏の松山聖陵の攻撃。打者11人の猛攻。この回、5連打を含む8安打8得点で一気に逆転しました。
香川西にとっては信じられないような逆転負け。でも、勝敗はもちろん大事なんですけど、春の大会は課題を見つけて、それを夏に向けてどう活かしていくかというのもあります。ある意味、この逆転負けが、この時期でよかったのかなと思っております。これが夏の県予選だったらシャレになりません。
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2019年05月03日
1年生 早くも公式戦デビュー
ついこの前までは中学生。噂によると、その投手は軟式で150キロを計測したらしいです。
5月3日
春季高校野球四国大会
1回戦 第3試合
高松商―高知
高松商 300 211 001:8
高 知 201 000 021:6
バッテリー
(高商) 香川(7)>中塚(2)―新居
(高知) 安岡(6)>森(1)>森木(2)―平尾
高松商打線が相手エラーなどもあり、序盤から小刻みに加点し、6回までに7得点。
6回裏の高知の攻撃。
先発の安岡投手に打席がまわってきたところで代打が送られました。7回からは投手が代わることとなり、そわそわしておりました。
そして7回表に2番手でマウンドに上がったのは森投手でした。これは高知大会でもあった継投なので想定内でした。
彼の公式戦デビューはお預けになるのか?
そんな思いも頭をよぎっておりました。ところが出番は意外と早くやって来ました。


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5月3日
春季高校野球四国大会
1回戦 第3試合
高松商―高知
高松商 300 211 001:8
高 知 201 000 021:6
バッテリー
(高商) 香川(7)>中塚(2)―新居
(高知) 安岡(6)>森(1)>森木(2)―平尾
高松商打線が相手エラーなどもあり、序盤から小刻みに加点し、6回までに7得点。
6回裏の高知の攻撃。
先発の安岡投手に打席がまわってきたところで代打が送られました。7回からは投手が代わることとなり、そわそわしておりました。
そして7回表に2番手でマウンドに上がったのは森投手でした。これは高知大会でもあった継投なので想定内でした。
彼の公式戦デビューはお預けになるのか?
そんな思いも頭をよぎっておりました。ところが出番は意外と早くやって来ました。


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2015年03月27日
この夏にもう一度見てみたい


第2試合に仙台育英、第3試合に大曲工と、東北勢が続けて登場しました。どちらも3塁側でした。応援がにていて、3塁側アルプスは、まさかのダブルヘッダーかと思いました。
ピックアップゲームは第2試合の敦賀気比−仙台育英です。
この試合は投手戦になりました。
決勝点は5回裏。
二死2、3塁からの敦賀気比・林中選手のライト前2点タイムリーでした。
2ストライクと追い込んでからの3球目、仙台育英のバッテリーは外角へボール球を投げたかったのでしょう。それが、やや中に入ってしまったところを痛打されました。仙台育英バッテリーにとっては悔やまれる1球、痛恨の1球になってしまいました。逃さず打った林中選手はナイスバッティングでした。
仙台育英、敗れはしたものの佐藤世那投手と郡司選手のバッテリーはなかなかいいですね。
初球から決め球のフォークをもってくる郡司選手のリード、私は好きですよ。丸亀高校から駒澤大へ進んだ三好一生選手のリードを思い出しました。
ただ、リードがワンパターンすぎなところはありました。
得点圏にランナーがいると、初球はフォークから入る割合が高かったです。佐藤投手のフォークに自信があるのかもしれませんが、配球が読まれやすいです。
2点取られた直後の敦賀気比・平沼投手の打席は、ヒットにはならなかったものの、初球のフォークをセンターへ痛烈な打球を飛ばされました。配球を読まれたんじゃないかと思います。
リードの引き出しを増やしていけばもっと良くなるんじゃないでしょうか。
あと、郡司選手は肩がそんなに強くないのかなという印象でした。どうやら昨秋に肘を故障していたみたいですね。それでも今後注目しておきたい選手です。
仙台育英が他のチームより頭1つ抜きん出てるとは思いません。このバッテリーに特別すごいと思ったわけでもありません。でも、このバッテリーを中心に、夏に全国制覇しそうな雰囲気を感じます。何か不思議な感覚です。
松坂投手のころの横浜−PL 学園や、今大会も実現した大阪桐蔭−八戸学院光星のように運命的な巡り合わせみたいなものはあります。
敦賀気比の平沼投手と仙台育英の佐藤投手は、昨秋の明治神宮大会で、宿舎が同じだったことをきっかけに、連絡を取り合う間柄になったそうです。
この夏にもう一度、敦賀気比−仙台育英の対戦を見てみたいです。
平沼VS 世那の第二章を見てみたいです。
がんばろう日本!
“The Foolish Old Man removing the mountains. ” NORI
2014年07月11日
甲子園でも見てみたい投手

台風一過の香川県。
その名残からか、本日は風が強かったです。
高校野球香川大会が開幕しました。初日からいきなり高松北が登場しました。注目の投手、塹江敦哉投手が登場しました。
読売1位指名、当時英明の松本投手は、2年生の時は控え投手だったので、そこまで注目されていなかったと思います。株を急上昇させたのは甲子園に入ってからでした。
塹江投手は2年生の頃からエースで4番ということもあり、バックスタンドには沢山の人で埋まりました。注目度の高さが伺えました。
第3試合になるとスカウトの人を含めて、みんな帰っちゃって、ちょっと可哀想でした。
その塹江投手、まずは挨拶代わりと言わんばかりに、投球練習で144キロを計測してスタンドをどよめかしました。
1回表、第1球目、180キロ。これは誤表示。すぐに147キロに修正。
塹江ワールド全開でした。塹江投手が投げると、度々170キロ台や180キロ台の球速誤表示。これは強風の影響でしょうね。
多度津・杉山選手のサードゴロのときに149キロを計測しました。おそらく自己最速を記録したものと思われます。8回には外角高めに抜けた球が151キロを計測しましたが、これは計測ミスでしょう。
130台のスライダーに120キロ後半のチェンジアップ。いいもの持ってるのは間違いないです。県内No.1投手と言ってもいいです。
球が速いのは、もうわかっているので、150キロを出そうと思わなくていいです。自分としては144キロくらいの球をコンスタントに投げれくれればそれでいいです。
あとは制球のバラツキをどう修正するかですね。5回には制球の乱れから3失点しました。ここはスカウトの評価が別れるポイントでもあるでしょう。
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タグ :塹江敦哉
2013年08月13日
ここからまた歴史を作ればいい

まずはアルプススタンドをぎっしり埋めて丸亀高校の応援に駆けつけてくださったみなさん、ありがとうございました。
じゃんけんで負けたなら仕方ないんですけど、点を取られるのを覚悟していたなら、なぜ先攻を選ばなかったんですかね?じゃんけんで勝って後攻を選んだのなら、少々疑問が残ります。
結果は負けました。でもこれでよかったと思ってます。どこが相手だろうが、結果は同じだったと思ってます。冷たい言い方ですけどね。私は1点取っただけで十分満足です。
私は野球の神様は存在すると信じています。
強いチームが甲子園に出るんじゃなくて、それにふさわしいチームが出るものと思ってます。
丸亀は2年連続で決勝で涙を飲んできました。3度目の正直で甲子園出場を決めました。「自分たちが壁を破る」という選手たちの思い、3年連続で決勝進出ならばということで、野球の神様が与えてくれたご褒美だったんだと思ってます。
甲子園出場を決めたことで、私の中では、丸亀の目標は達成されていました。だから私にとっては、甲子園での勝敗はどうでもよかったのです。
もし横浜に勝ったらバチが当たるんじゃないかと、勝ったらこの先30年は甲子園に出られなくなるんじゃないかと、そんな思いすらありました。
選手たちにとっては、甲子園がすべてではありません。これから先の人生の方がよっぽと大事なのです。横浜に勝って、調子に乗られるのが怖かったのです。
正直に言いますと、甲子園に出るんなら、去年出てほしかった、山口-三好のバッテリーを甲子園で見たかったというのが本音でもあります。去年出ていたら、素直に「勝ってほしい」と思えたのかもしれません。
前回出場した時も初戦敗退、今回も初戦敗退でした。これでまた新たな目標ができました。
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2013年08月12日
丸亀市民の皆さんは強制参加です!笑

夏の甲子園、いよいよ明日の第1試合で丸亀高校が登場します。
丸亀市民の皆さんは深夜の大移動をしてください。そんな私は留守番ですが……。
なんかね、西脇工の大応援団を見てると、火がついちゃいましたよ。
いまだに公立校贔屓は根強いです。今回は久々に公立校が出場するんです。みなさん望んでいたことでしょ?だったら甲子園行きましょうよ。灼熱のアルプススタンドで応援してください。
あっ、そうそう!甲子園から香川に戻ってわかったことがあります!
それは甲子園よりも香川の方が暑いということです。だから明日は甲子園という避暑地で過ごしましょう。言い方悪いですけど、今年に関しては、こっちに比べりゃ甲子園の暑さなんてたいしたことないですよ。
対戦相手は横浜高校です。あの松井裕樹投手を擁する桐光学園に勝ったんだから強いですよ。
まぁ丸亀は49代表の中では一番弱いチームですから、何も怖れることはないです。だからと言って勝てない相手ではないです。弱いチームでも勝てるということです。
ただし、受け身にならないことです。ヨーイドンからいきなりぶつかっていくことです。どんなに強いチームでも初戦は硬くなるもんですから。
佐賀北が優勝した時は、がばい旋風と言われました。丸亀が横浜に勝ったらバサラ旋風が起こるんでしょうな。
丸亀に対する自分自身の思いはあります。でもそれはまだ言えません。明日の試合が終わってから言います。
西脇工の勝利というのは、応援団の力もあったと思ってます。あの声援は石見智翠館の選手に相当なプレッシャーを与えたと思います。
だから丸亀から、香川からも。
1人1人の小さな力がたくさん集まれば、大きな力になります。それが選手にも力を与えます。だから皆さん甲子園に行きましょう。
今こそ見せましょう、田舎者の底力!!
がんばろう日本!
“mind-body unity” NORI
2013年08月11日
壮絶


香川に帰ってきました。
甲子園に12時間半滞在していました。チケット売場に並んでいる時間を合わせると14時間です。
帰りのことが気になっていましたが、途中で帰ってしまうと後悔しそうだったので、ギリギリまで付き合うことにしました。
仙台育英-浦和学院。明治神宮大会王者とセンバツ王者の激突は凄まじい試合でした。
第4試合となるとスタンドは空席が目立つのですが、ほとんどお客さんは帰りませんでした。それほど注目度の高い試合であることが伺えました。
浦和学院が1点先制するものの、小島投手が制球難。無死満塁でいきなり上林選手を迎えるも空振り三振。これが立ち直るきっかけになるかと思いきや、制球難は続きました。3安打5四死球でまさかの6失点。
1回の攻防で6-1で仙台育英がリード。「浦和学院なら何とかしてくれるだろう」とスタンドからはそんな雰囲気のように感じました。
まずは1点ずつコツコツと。これが止まらなくなり、3回表は打者13人の猛攻で8点奪い、一気に試合をひっくり返した浦和学院、恐るべしでした。
仙台育英も6回裏に相手エラーにつけこみ、4点奪い同点に。
8回裏、浦和学院は、この試合2度目の無死満塁の絶対絶命のピンチ。ここで小島投手は三者連続三振。しびれました。
最後は仙台育英・熊谷選手のレフト線へのサヨナラ二塁打で決着がつきました。
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2013年07月26日
モノが違う…


第1試合、プレーボール直前に落雷により試合中断。2回裏一死後に雨による約1時間の中断。その後も空はどんより曇り空。
こんな感じだったので、今日はとても涼しかったです。
夏の大会らしからぬ気候でしたが、選手もやりやすいですし、お客さんも観戦しやすいので、これくらいが丁度いいのです。
7月26日
第95回全国高等学校野球記念愛媛大会
坊っちゃんスタジアム
準決勝第1試合
済美-川之江
済 美000 000 012:3
川之江011 000 000:2
バッテリー
(済)安楽-金子
(川)大西純(2.2)≫土肥(5.2)≫仙波(0.2)-大西達
試合前、川之江サイドは、どのような試合を思い描いていたでしょうか。センバツ決勝の浦和学院のように大勝する試合でしょうか。
イメージトレーニングは出来るかもしれませんが、おそらくそんな考えは微塵もなかったでしょう。
約1時間の中断明け直後の2回裏、昇選手が内野安打で出塁すると大西悠選手のサードゴロで二死2塁とし、高原選手が安楽投手の高めに入ったスライダーの失投を逃さずセンター前に弾き返します。先制したのは川之江でした。
3回裏、一死2塁で久保選手はショートゴロ。二塁ランナーが飛び出していて、3塁へ送球するも、これがランナーに当たる悪送球となり、その間に1点入ります。
川之江としては理想的な展開でした。あとは、このリードをどう守りきるかが焦点でした。
二死1塁でまわってきた安楽投手の第1打席、明らかな敬遠でした。
二死2塁でまわってきた第2打席、周りのお客さんもどうなるか予想はついていました。ここも敬遠でした。それは松井秀喜さんを思い起こさせるようなものでした。
これで今日の安楽投手は、まともに勝負してもらえないことが決定的になりました。済美としては安楽投手以外の野手がどれだけ奮起できるかにかかっていました。
制球の定まらない川之江先発の大西純投手を3回途中で諦め、2番手で登板した土肥投手が7回まで無安打に抑える好投がありました。
7回終了時点で済美1安打。この重苦しいムードを変えたのが1番打者の山下選手でした。
8回の先頭でまわってきた打席でホームランを放ち、済美が1点返します。徐々に流れが済美に傾きはじめました。
二死ランナーなしで安楽投手はここでも敬遠。そりゃスタンドからはブーイングも起こります。気持ちはわかります。ただ、一発打たれたら同点なわけですし、川之江のとった作戦も理解できなくはなかったです。
1点を追う9回表、先頭の代打上田選手がバントヒットで出塁。送りバント後、町田選手、金子選手の連打で同点。さらに林幹選手の犠牲フライで済美が逆転に成功します。
そして満塁でまわってきた安楽投手の打席。ここは敬遠ができない場面。安楽投手の一振りで一気にリードを広げる期待が高まりましたが、ここは空振り三振。
安楽投手は気持ちを切り替えて、ピッチングに専念。9回裏を危なげなく3人で抑えました。済美がセンバツ準優勝の底力で決勝進出を果たしました。
終わってみれば、5安打9奪三振無四球で91球の省エネ投球でした。まともに打たれた打球は1つもありませんでした。
彼の投球は、大阪桐蔭・藤浪投手以来の衝撃を受けました。
打つ方でまともに勝負してもらえなかったモヤモヤは川之江バッテリーにぶつけていたような感じでした。
川之江の4番キャッチャー大西達選手の第3打席、見逃し三振に仕留めた外角のまっすぐは157キロを計測しました。もうね、驚きのあとに笑いが出ました。
川之江・土肥投手の第3打席に投じたストレートはすべて150キロ超でした。
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2013年07月24日
勝負どころ



今年は阪和からスタートした地方大会巡り。順調に西へと進路を辿っています。
自分でも驚くほどコンディションがいいです。調子に乗らず気を抜かず、ゴールを目指したいと思います。
7月19日
第95回全国高等学校野球岡山大会
倉敷マスカットスタジアム
第2試合
高梁日新−興譲館
興 譲 館100 000 000 03:4
高梁日新000 001 000 00:1
バッテリー
(興)福島(6.2)≫佐竹(4.1)−大川(日)武川(10)≫西野(1)−瀬古
飛んでしまいましたが、再び岡山です。
まずは興譲館が一死2、3塁から高梁日新の先発、武川投手の暴投で1点先制します。
バタバタした立ち上がりだった武川投手は、その後は粘り強い投球で無失点に抑えていきます。
6回裏は一死1、3塁から古賀選手のセカンドゴロ併殺崩れで高梁日新が同点に追いつきます。
その後は両者譲らず延長戦へ。
10回裏、高梁日新は一死から武川投手がヒットで出塁します。ここで代走に部屋選手を送り勝負に出ます。
送りバントで二死2塁となり、二宮選手は見逃し三振でサヨナラならず。
11回表は西野投手がマウンドへ。バントヒットと送りバントが悪送球になり一死1、3塁になると、興譲館のとった作戦はセーフティスクイズでした。
佐竹選手の5球目、ピッチャー前に転がるバントでした。逆をつかれた西野投手はこの打球を後ろに逸らしてしまい、バントヒットとなり、興譲館が勝ち越し。
さらに田中選手の2点タイムリー二塁打で大きな3点が入り、3時間24分の熱戦に決着をつけました。
ポイントとなったのは10回裏に、好投していた武川投手に代走を送ってサヨナラに持っていけなかったところですかね。本当は武川投手と最後まで心中したかったと思います。
武川投手は10回表にケガの治療のために1人遅れてグランドに出てきました。このあたりの影響があったのかもしれません。
この試合の終盤の流れは高梁日新でした。そこを耐えて凌いで勝ち越した興譲館は粘り強いチームであります。
敗れた高梁日新も興譲館を苦しめました。好ゲームでした。
がんばろう日本!
“mind-body unity” NORI
2013年07月23日
徹底した内角攻め

最近の高校野球で思うことがあります。それは内角を上手く捌ける打者が少なくなったなぁということです。
7月23日
第95回全国高等学校野球記念香川大会 準々決勝
第2試合
高松商-丸亀
丸 亀001 020 101:5
高松商001 000 100:2
丸亀バッテリーは徹底した内角攻めを見せました。外角にはほとんど投げていません。その代償が3死球でした。プロ野球なら乱闘騒ぎに発展していたかもしれません。
この試合のキーマンであったであろう末包選手にも徹底した内角攻めでした。3回裏の末包選手の同点タイムリーは、内角を狙った球が真ん中に入る失投でした。それを逃さず打った末包選手はナイスバッティングでした。
一方の高松商・谷口投手も内角攻めはしていました。5回表の丸亀・次田の2点タイムリーは、内角の厳しい球を打ってどん詰まり。これが前進守備のセカンドの頭の上を越えたもので不運ではありました。
この試合の最大のポイントは7回裏でした。一死満塁でバッター末包選手。試合の行方を左右する非常に重要な局面です。
ここでも丸亀バッテリーは徹底した内角攻め。末包選手からすれば、追いこまれるまでは内角に狙いを定めていればいいようなものです。しかし、打ってもファールにしかならないところに投げていました。上手い投球です。
フルカウントから投じた球はやや中寄り。打球は左中間へ飛び、角度的には非常によかったのですが、バットの先だったか、センターへの犠牲フライで1点どまりでした。これが抜けていれば、高松商に流れが大きく傾いていたんじゃないでしょうか。
準決勝に駒を進めた丸亀。宮崎投手は詰めの部分が甘くなったことが反省点になります。ファールで粘られても根負けしないことを加えて、この部分が次戦に向けての課題にもなります。
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タグ :末包昇大
2013年07月23日
第一印象

実は今年初レクザムでした。
外野フェンスが塗り替えられていて、より濃い緑になっていました。新たに企業広告が入っていました。
7月23日
第95回全国高等学校野球記念香川大会 準々決勝
第1試合
高松北-小豆島
高松北201 000 100:4
小豆島000 000 000:0
さっそくいきましょう。
この試合を観たのは6回表からです。
塹江投手は8回で降板したので、私が投球を見たのは3イニングだけです。
たしかに球は速かったです。140キロ台の球をコンスタントに計測していました。コントロールはアバウトな感じでした。
低めに暴投になった球は146キロを計測しました。これはスピードガンの気まぐれかもしれません。
8回を投げて3安打無失点でした。あのストレートをミートするのは並の高校生では難しいんでしょうね。
短いイニングでしたが、実際に見れただけでも自分の中では収穫です。あまりじっくり見れてないので、次回はテレビで確認しようと思います。
高松北は、あと1つ勝てば、たしか2000年以来の決勝進出です。私の記憶が確かならば……。料理の鉄人みたいですね。懐かしいなぁ…。
ダークホースと言ったら怒られるかもしれませんが、何かを期待してしまいます。
がんばろう日本!
“mind-body unity” NORI
タグ :塹江敦哉
2013年07月23日
香川ええやん!

レクザムでうなぎ!!
これ最高でした。自分だけVIP待遇みたいな感覚が味わえて。
レクザムの名物でうどんがあるんですけど、とりあえずお昼ごはんを調達するためにコンビニ行ったんです。
そこの従業員の方に「うなぎ買ってくださいよぉ〜」って切実なお願いをされたので買いました。それが経緯です。
今回、3年ぶりに夏の香川大会におじゃましました。
目的は高松北の塹江投手を見ることでした。
でも、どうやっても第1試合には間に合わない。今まで以上に速く丁寧に仕事を片付け、夜勤明けで急いで球場に向かいました。
何とか6回表から観れたのでよかったです。
第2試合の高松商−丸亀の試合もポイントになる場面が多くて、面白かったです。すごくいい試合でした。
応援も非常に盛り上がっていて、すごく楽しめました。高校生のチカラは凄いです。若者のチカラは凄いです。ありがとうございます。
岡山は盛り上げ方がすごく上手いんですけど、香川も負けてないですね。本当に感動しました。
どうかこれをこの先何年も続けてもらえればありがたいです。
今日はなかったですが、選手がミスしたり、結果が出ないときに野次ったり、自分の気に入らない学校が勝ったり負けたりして、ボロカス言うのは、出来の悪い大人たちだけなんです。
高校生は選手がたとえブサイクなプレーをしようが、一生懸命なプレーに暖かい声援を送ってあげてください。
選手は応援してくださる人たちのために全力でプレーしてください。
学校が1つになるって素晴らしいです。
がんばろう日本!
“mind-body unity” NORI
2013年07月22日
隠れキャラ


今年の岡山はどうなのかなと。恒例の岡山遠征に行ってまいりました。
互いに熱のこもった応援があり、とてもいい雰囲気でした。これは決して大人が作っているのではなく、高校生が作り上げたものです。素晴らしいです。
さすがは高校野球の本場です。
7月19日
第95回全国高等学校野球岡山大会
倉敷マスカットスタジアム
第1試合
岡山理大付-岡山操山
操 山000 000 000:0
理大付401 000 00X:5
バッテリー
(操)濱田(4)≫高森(4)-王尾≫堀川
(理)鈴木(6)≫藤原(1)≫小林(2)-頓宮
遅くなりましたがレポートです。
この試合は無死1、2塁からの送りバントで悪送球が絡み1点入ると、その後も頓宮選手の犠牲フライ、村本選手の2点タイムリーヒットがあり、いきなり4点先制します。
3回裏にも関岡選手の三塁打のあと、阿部選手の犠牲フライで5-0とリードを広げます。
このままいくと理大付のコールド勝ちペースでした。そこへ立ちはだかったのが、岡山操山の2番手で登板した高森祥暉投手でした。
初戦の就実戦ではコールドながら1失点完投した投手です。
5回から登板し、死球と二塁打で、いきなり無死2、3塁とピンチを招きます。
ここから関岡選手をセカンドゴロ、田中選手を空振り三振、阿部選手をショートゴロと、このピンチを無失点で凌ぎます。
その後のイニングは危なげのない投球で4回を投げ2安打4奪三振無失点の好投でした。
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タグ :高森祥暉
2013年07月17日
大失態を犯した
今日は注目の試合が目白押しでした。
大阪は大阪桐蔭が登場し、広島大会は広島新庄が登場。
島根は松江商と21世紀枠でセンバツ出場の益田翔陽との屈指の好カードがありました。
松江商の勝利でした。増本凌也投手は4失点ながら、打線の援護にも見守られ完投勝利でした。
春の初戦は開星でした。ある意味くじ運の良かった松江商。この勢いでダークホースになれるでしょうか。
愛媛は済美、松山聖陵、今治西のシード校が登場。安楽投手を見て、嘉陽投手を見て、ついでに国吉選手を見て……でスカウトの人たちはウハウハだったんでしょうな。仕事だからそうでもないかな?
羨ましいです。自分の体がいくつあっても足りません。
きっと前日は高松北の塹江投手を見て愛媛入りしたんでしょうな。
四国新聞の記事より。
塹江投手は初回にいきなり145キロを計測したそうです。
自慢の速球で4回まで毎回奪三振、6回を投げ、被安打1、8奪三振の好投だったそうです。
はい、一目見たかったです。ハードスケジュールにくたばってしまっていました。
一番近い球場に行けなくて、絶望的に後悔しています。
旅はまだ続きますし、明日は二代目の相棒を受け取りにいくので、気を取り直して頑張ります。
がんばろう日本!
“mind-body unity” NORI
2013年07月16日
分校の新星

南部龍神。
甲子園出場経験のある南部高校の分校です。山奥に学校があるらしいです。
漢字で「龍神」と書かれたユニホームかっこいいです。欲しくなりました。
7月13日
第95回全国高等学校野球記念和歌山大会 2日目
第3試合
桐蔭-南部龍神
南部龍神000 000 200:2
桐 蔭000 000 000:0
バッテリー
(龍)小川穂-久保田
(桐)貴志(8)≫和田(1)-大江
高野山の注目投手が小川章太投手なら、同じ小川でも南部龍神は小川穂高投球です。
打たれてもないのに序盤は、エラーと四球でピンチの連続でした。
1回表、一死2、3塁は4番佐々中選手を空振り三振。貴志選手はセンターフライ。
2回表の一死3塁は下前選手をショートフライ。二死1、3塁となり古川選手はセンターフライ。小川投手の球の力が勝りました。
3回表は一死2、3塁。貴志選手の打席の初球、スクイズを見破り三塁ランナータッチアウト。貴志選手はファーストゴロで、ここのピンチも凌ぎます。
試合が動いたのは、7回裏でした。二死1、2塁から玉井選手のレフト線の2点タイムリー二塁打で均衡を破ります。
序盤3回まで3失策の南部龍神の守備も4回以降は安定し、小川投手の球威も最後まで衰えませんでした。
終わってみれば小川投手は1安打完封でした。この1安打というのが内野安打によるもので、会心のあたりというものがありませんでした。
快投という印象はありませんでしたが、球に力があり、外野への飛球は失速している感じで、ねじ伏せていた印象でした。
内野ゴロが野手の正面を突いていたのも、コントロールがしっかりしていたということなのでしょう。ナイスピッチングでした。
がんばろう日本!
“mind-body unity” NORI
タグ :小川穂高
2013年07月14日
短すぎた夏


最近の高校野球は、とてもスピーディーです。
試合時間2時間15分。これでも高校野球では長い方です。
3人で攻撃が終了したのは2回表のみでしたので、時間よりも長く感じた試合でした。
7月13日
第95回全国高等学校野球記念和歌山大会 2日目
第2試合
日高中津-高野山
日高中津204 000 03:9
高 野 山100 000 01:2
バッテリー
(日)大川-杉山
(高)小川(2.1)≫三好(5.2)-正賀
三好大生投手と小川章太投手を擁する高野山。この日の先発は背番号10の小川投手でした。
小川投手は1回表にいきなり連続四球を与えてしまいます。
送りバントで一死2、3塁。ここで4番岡本選手のライト前タイムリー。さらに大川選手の打席でセーフティスクイズが決まり、日高中津が2点先制します。
3回にも小川投手は一死から連続四死球を与えてしまい、またも岡本選手にセンター前にポトリと落ちるタイムリーヒットを打たれてしまいます。
これは二塁ランナーの古林選手が好判断、好走塁でした。打球が落ちると判断して、迷いなく三塁にスタートを切っていました。打球を見てスタートしていたら本塁には還れてませんでした。
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2013年07月13日
ありがとう和歌山

まずは大阪での出来事。
大商大堺の保護者の方から、スポーツドリンクの差し入れを2度もいただき、私は図々しい男でした。
おかげで熱中症にならずにすみました。ありがとうございました。
そして和歌山。
中学生のときに旅行で白浜方面へ行った記憶はあります。それ以来の和歌山でした。
大阪から予想以上に遠かったのですが、見慣れない道中が、とても新鮮でよかったです。
ホテルは無料の朝食付でバイキング形式でした。栄養のバランスを考えてチョイス出来るのが良いです。実はこれがささやかな至福のひとときであったりします。
紀三井寺球場は行ってみたかった球場だったので、それが今回、実現出来たことを嬉しく思います。
県和歌山のベンチ上のスタンドでは女子生徒が数人居て、ヒットを打つたびにキャーキャー言ってて、チャンスを作るたびにキャーキャー言ってて、知ってる選手が途中出場で出るとキャーキャー言ってて
黄色い声援が飛びまくってて、何とも羨ましいかぎりでした。
レフトのはるか後方に民家が見えました。
中田翔は、あそこまで飛ばしたのかと。伝説の170メートル弾の凄さを感じました。
帰りたくなかったです。もう1日くらい居たかったです。
ほんと楽しかったです。
梅雨明け宣言が出て、ナツオトコの季節がやって来ました。
7月、8月なんて、まるでセミの一生みたいに、あっという間に過ぎてしまいます。
だから、いっぱい楽しみたいです。
和歌山ありがとう。
和歌山大好きです。
がんばろう日本!
“mind-body unity” NORI
2013年07月12日
4番とエースとスラッガーと

見知らぬ町をジャージ姿でうろうろしてました。
何よりホテルの設備が素晴らしいです。こりゃ最高です。
泉大津302 012 0:8
河 南000 000 0:0
泉大津の4番渕野選手、先制の3ランホームラン。狭い球場、レフト方向にいい風が吹き、条件が良かったとは言え、素晴らしいバッティングでした。
第2打席はレフト前のポテンヒットとなるタイムリー。
6回の第4打席は満塁でレフト前の2点タイムリーで計6打点と大活躍でした。
大商大堺002 101 110:6
岸 和 田000 000 000:0
初戦で動きが硬いながらも、コツコツと点を重ねた大商大堺の快勝でした。

大阪屈指のスラッガーと言われている大商大堺・原野選手は第4打席までノーヒット。第5打席でバットの先で捕らえた感じでしたが、タイムリーヒットを放ちました。
「打ちたい」「打たなきゃ」の気持ちが強すぎて、本来の力が出せない選手もいます。
第3打席はきっちり送りバントを決め、第4打席はフルカウンとから四球を選びました。
次に繋ぐという意識があったのは良かったと思います。

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2013年07月10日
当たるかな?
昨日今日と阪神は中日と沖縄で試合を行っていました。
指笛ピューピュー、今日はハイサイおじさんの応援があり、甲子園では味わえない沖縄らしさが出ていて、新鮮でなかなか良かったです。
さて、明日から高校野球香川大会が開幕します。今年は、面白いと思います。
そんな私の優勝校予想は尽誠です。
ちなみに私はいい予想はするけど、惜しいとこ止まりです。
昨年、優勝校に予想した丸亀高校は準優勝でした。
昨年のセンバツで予想した光星学院も準優勝でした。学校名が八戸学院光星に変わりました。
ジンクスは破れるでしょうか。かすりもしてない予想はちょっと嫌です。
最近は、尽誠と言えばバスケットボールみたいになっています。
「尽誠と言えば、やっぱり野球でしょ!」という期待を込めて、名門復活の期待を込めて、尽誠を推します。
やすながはんの予想も聞いてみたいですね。
大丈夫です。私にはもう公立と私立の偏見はありません。
そんなのどうでもいいと思われるところでは、三重は、いなべ総合を推します。強豪ひしめくブロックに入っちゃいましたが、いなべでいきます。
がんばろう日本!
“mind-body unity” NORI