2015年03月06日
みんな こういうのが観たかったんだろう


一昨日は完封負けしたけど、今日は完封勝ちしました。
メッセが先発で、藤浪が中継ぎで投げたんで、勝てる確率は高かったと思います。
上本、調子いいですね。今すぐにでも開幕を迎えたい感じです。
1番 鳥谷、2番 上本の構想はほぼ決まっている感じですね。これでいくのであれば、上本には簡単にバントのサインを出さないでほしいです。
あとは3番はどうするんだろうなぁ?
本当に西岡でいくんでしょうかね?
サードのポジションには今成もいてますし、良太もいてます。彼らが3番に座るのも面白いかもしれませんが、自分にはまだ違和感があります。
まぁ、監督が腹くくってくれりゃいいです。
そして、待ち望んでいた対決がついに実現しました。

藤浪VS 森の大阪桐蔭の先輩後輩対決!
藤浪は全く容赦していませんでした。
他の選手に対してはMAX150キロほどでしたが、森の時は157キロ連発。
それに対して森はフルスイングで応えました。
最初はバットが空を切っていましたが、徐々にタイミングが合ってきて、本気のまっすぐがバットに当たるようになってきました。
結果はレフトファールフライでしたが、よく前に飛ばしたなぁといった感じです。
情け容赦なしのガチンコ対決、いい勝負でしたよ。みんな、こういうのが観たかったんでしょう。
じゃないと拍手なんて送られないです。
これこそプロの対決ですよ。
いいもの観られてよかったです。
次は交流戦で・・・と言いたいところですが、銀仁朗くんのファンに怒られるといけないので、控えておきます。
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2015年03月06日
そうだ!カレーを食べに行こう!

なんだか無性にカレーが食べたくなりました。
CoCo壱もよかったけど、それはまた今度。

2015年 プロ野球オープン戦
阪神タイガースVS 埼玉西武ライオンズ
阪神甲子園球場よりお届けいたします。
このエリアから阪神の試合を観るのは初めてです。
ひちょり頑張れよっ!
がんばろう日本!
“The Foolish Old Man removing the mountains.“
NORI
2015年03月05日
感謝の気持ちはあるのか?



火曜日にこけら落としがありました。
初めてということで、慣れない部分もあったかと思います。
内野席の入場口が1ヶ所しかないとか、
喫煙所も1ヶ所しかなくて、三塁側の席の人は球場を半周しないと煙草吸えないとか、
この先もオープン戦をやっていきたいのなら、改善点は山ほどあります。
傘をさしての観戦を禁止するのはわかります。
でも、小学生がずぶ濡れになっていたのは可哀想でした。せっかく来てもらったのに、なぜ30分ほどで帰らなきゃいけなかったんでしょうか?
これは主催者側に責任があります。
招待したのか、学校側が団体で申込みしたのかわかりませんが、どこの小学生の生徒が来るのか、わかっているはずです。
予報も悪いのわかっていたことですし、あらかじめ、学校に伝えておくべきでした。伝えていたのなら、それは学校の責任です。
まぁ私の前にすわっていた老人は論外ですけど。
傘させないのが不満で試合前に帰りやがりました。非常識なやつです。周りのことを考えたら、傘なんてさせないでしょ。
レインコートくらい前もって準備しとけよ!バカタレが!
この試合はチケット完売でした。観たくてもチケット取れずに観に来れなかった人だっています。その人たちのことを考えると気の毒で仕方ありません。この事実は重く受け止めなきゃいけないです。
それともう1つ、
本日、強い憤りを感じる出来事がありました。
自分が直接話していたわけじゃないけど、阪神は、鳥谷やマートン、ゴメスといった主力選手は遠征に帯同しておらず、若手中心のメンバーでした。
それを棚にあげて、「ふざけてる」とか「観る価値なかった」とか言いやがるやつがいました。
は?バカじゃねーの?
3月初旬のオープン戦なんてレギュラークラス、特に中堅、ベテランクラスの選手が出場しないことはザラやんか。
丸亀まで来てもらってるのに文句言ってんじゃねーよ、バカヤロー!
こんなんがおるから、丸亀まで来てもらう価値なんてねーわ。
まぁこれらはすべて始まり!
自分の目標の1つがギャンブル大国丸亀をスポーツ王国丸亀に変えることですから。
あーそれにしても、このムカムカはしばらく消えそうにねーな。
がんばろう日本!
“The Foolish Old Man removing the mountains.“
NORI
2013年11月03日
最終決戦
昨日の田中の最後の一球見ました?
田中で負けたら楽天ヤバいよなぁって思ってたけど、そうでもないみたいです。
楽天はまだ死んでませんぞ。
勝っていようが負けていようが、9回表は田中に投げてほしいですね。(同点の場合はこれに限らず)
田中で終わること、それが楽天にとっての有終の美じゃないかなぁ。
私はそう思います。
今こそ見せましょう東北の底力!
がんばろう日本!
“mind-body unity” NORI
2013年10月24日
準備はできました
晩御飯用の弁当も買ってきて臨戦態勢は整いました。
今日は家にこもります。
台風接近のためではありません。
ドラフト会議を見るためです。
スポーツ紙の予想では阪神の1位指名は九州共立大の大瀬良大地投手になっております。
自分としてはJR東日本の吉田一将投手にいってほしいと思うところであります。これは自分の好みの問題です。
いずれにせよ、くじ引きになるのは間違いないでしょう。
俗に言う外れ1位でさえもくじ引きになる可能性は大いにあります。今年は何回くじ引きしなきゃいけないんでしょうかね。
自分にとっての最大イベントが今年もまた始まります。
がんばろう日本!
“mind-body unity” NORI
2013年03月19日
3連覇よりも大切なこと
やはり8回裏のサインミスがクローズアップされてますね。スポーツ紙でも一面で取り上げられています。
そりゃ叩くことも仕事なのかもしれないですけどね。失敗につけこんで叩くとか……一言言わせてください。
子どもかっ!!
まぁ球界関係者で批判するのはノムさんくらいのものでしょう。
批判されるのは実力を認められている証拠でもあります。
あのサインについては、今どうのこうの言っても、もう試合がありませんし、どうにもなりません。
監督が腹をくくって出したサインなら、それでいいです。だから山本監督はサインを出したことに悔いはないんですよ。内川も責められません。
阿部にじっくり打たせたところで同点または逆転になっていたかもわからないんですから。
ギャンブル的なサインを出さなきゃいけないほど追いこまれていたということ
プエルトリコが強かったということ
ただそれだけです。
思えば広島との練習試合でボロ負けしてるにも関わらずヘラヘラしている選手がいました。あの試合は「お前らやる気あるのか!?」と私も腹が立ちました。
そこから苦しい試合を重ねていくにつれ、結束力が増し、チームがひとつになっていく様子は、ドラマのワンシーンのようでした。
イジメや体罰が社会問題になっているなか、仲間への思いやり、チームワークの大切さ、野球の素晴らしさ等、日本中を巻き込んで、本当に良いものを見せられたんじゃないかと思います。
野球をやってる人たち、仲間は大切にしろよ!
間もなくセンバツが始まります。
高校球児!ひたむきなプレーとは、こういうのを言うんだよ!わかった?
3連覇はなりませんでした。当然、悔しさはあるでしょう。でも同時に日の丸を背負った重圧から解放された安堵感もあると思います。
だから、阿部主将が言うように「すっげー悔しいけど悔いはない」ということなのでしょう。この、やりきった感もいいものです。
数多くの素晴らしいものを見せてくれた(教えてくれた)、侍ジャパンのみなさんに感謝しています。
本当にありがとうございました。ご苦労様でした。私の中ではこれまでの侍ジャパンで、今回が一番いいチームだったと思っています。
それから…
侍ジャパンの戦いは終わりましたが、WBCは決勝戦が残っています。
プエルトリコVSドミニカの決勝戦、こちらも注目してください。LIVEで観られない私のぶんまで注目してください。
高松の阪神−広島のオープン戦もいいんですけど、注目してあげてください。
明日は野球を観る予定がない私が言うのもあれなんですけど…あっ、何でもないです!
がんばろう日本!
“mind-body unity” NORI
2013年03月19日
2013年03月10日
決勝ラウンド進出
普通、打率.000の人を1番打者で起用するなんて考えつきません。
選球眼の良さを買われて1番に抜擢された鳥谷が先頭打者ホームランですよ。塁に出てくれればいいなと思っていましたが、一振りで1点取ってくれました。
采配的中ですやん!今大会は選手の起用がズバリ当たっていますし、山本監督の采配が非常に冴えています。
その後は機動力を使わなくても、歩いてでも点が入る展開でした。意外な展開でした。
先発したマエケンは5回を1安打無失点でした。唯一打たれたヒットはスライダーに泳がされながらもリーチの長さでセンター前に運んだヒットで、完璧に打たれたものではありません。
この高さに投げておけば大怪我はしないというところに投げられていましたし、百点満点のピッチングでした。
実は試合前から勝てそうな気はしていました。
両国の国歌斉唱のときに、オランダにはガムをクチャクチャ噛んでいたり、ヒマワリの種をペッペと飛ばしていたりしている選手がいました。
舐めてると言いますか、緊張感がないと言いますか、そんなチームには負けるはずがないと思っておりました。
ちゃんと試合に入る準備は出来ていたのか疑問が残ります。
まぁいいんじゃないですか。次は相性のいいキューバが相手ですから。でも順位決定戦はキューバとやりたいですね。
「アメリカに行こう」を合言葉にここまで戦ってきた侍ジャパン。第1目標は達成しました。次なる大きな目標があります。
今日の試合の大勝で「いける!」と思わない方がいいです。ちょっとした気の緩みが一番怖いです。
今日は、本来の日本のスタイルとは違う部分があります。自分たちのスタイルを見失わずに、気を引き締めて、大きな目標に向かって突き進んでいくのみです。
ちょっとお言葉を拝借して締めたいと思います。
私も「信じているよ」
がんばろう日本!
“mind-body unity” NORI
2013年03月10日
先手必勝
チャイニーズ・タイペイがキューバにコールドで敗れて2次ラウンド敗退となりました。
日本との壮絶な試合に敗れて間もなくのキューバ戦。チャイニーズ・タイペイには酷な状況でした。
敗れはしたものの、1次ラウンドは地元開催で大声援を受け、地の利を活かして予選突破しましたし、健闘したと思います。日本との壮絶な試合は語り草となることでしょう。
それにしてもキューバ-チャイニーズ・タイペイの、あんな試合を見せられると、敗者復活戦でキューバとはやりたくないですね。
間もなく決勝ラウンド進出をかけたオランダとの一戦が始まります。
オランダにしろ、キューバにしろ、打力では日本よりも上です。となると、投手陣の出来が鍵を握るということになります。ただこれをどう考えるかです。
1次ラウンドは福岡のヤフオクドーム、2次ラウンドは東京ドームです。
1次ラウンドのキューバ戦は広いヤフオクドームでパワーを見せつけられました。2次ラウンドは右中間、左中間が狭く、ホームランが出やすい東京ドームです。なので、一発での失点も覚悟しておいた方がいいかもしれません。投手はランナーをためて一発は気をつけないといけないですけどね。
そうなると、できるだけ点を取ることも望まれます。
ここまではバントも多くて、手堅いなぁと思う攻めもありました。序盤からバントをしていては、大量得点は望めません。
チャイニーズ・タイペイ戦で1回に2つの盗塁を試みたように、積極的に足を使っていけばいいです。アウトになれば終わりの状況で盗塁を決めた鳥谷のように勇気を持ってチャレンジすればいいです。
あと、ここまでの4試合は先に点を取られて、後手に回っています。やはり、先に点を取った方が主導権を握れますし、気持ちにゆとりが生まれます。
マエケンがビシッと抑えている間に先に点を取ってほしいですね。1回から侍ジャパンが得点するような展開が見たいです。
日本一丸でアメリカへ行きましょう!
がんばろう日本!
“mind-body unity” NORI
2013年03月09日
素晴らしい
侍がひとつになった。
球場のファンがひとつになった。
おそらくテレビで観ていた野球ファンの人たちも入り込んだんじゃないでしょうか。
野球に興味がない人にも少しはいいものをお見せできたんじゃないかと思います。
一晩寝て起きれば、みんな体がパンパンになってると思います。
勝てば1日間隔があいて、負ければ連戦。
精神的にも肉体的にも勝つと負けるのとでは全然違います。
でも、マウンド上に国旗を立てるような侮辱的な行為もなく
勝敗に関係なく本当に素晴らしい試合でした。
チャイニーズ・タイペイの健闘も素晴らしかったです。
スタンドのファンの皆さんに一礼をしたチャイニーズ・タイペイの選手たちには、あたたかい拍手が送られました。敵味方関係のない、いいシーンでした。
こんな試合はなかなか観られないです。野球も捨てたもんじゃないですね。
がんばろう日本!
“mind-body unity” NORI
2013年03月03日
薄氷
ブラジルに先制されたことは想定内でした。先制点は与えてしまったものの、攻撃自体は悪くありませんでした。
打順2巡目から反撃すればいいと思っていました。同点に追いつき、一時は勝ち越しました。でも杉内、摂津が捕まり逆転されました。
こんな展開になってしまったことは、何となく予感がありました。それは3回表が同点止まりだったことじゃないかと思います。勢いに乗るきっかけを作れませんでした。
なかでも、稲葉が3ボール1ストライクからワンバウンドしそうな球に手を出してハーフスイングを取られ、結果的に空振三振になった打席がものすごく痛かったです。
申し訳ありませんが、杉内、摂津が打たれたことよりも、このハーフスイングにムッとしてしまいました。
まぁでも、ファーストストライクから振れた選手にはいい結果が出ました。
タイミングが合ってなかった角中に送りバントを命じ、左対左ということもあったのかもしれませんが、第3打席で代打を送った采配よかったです。
マー君を早々と降板させたのも間違いではなかったと思います。監督の采配もよかったです。
同点打の井端はオーストラリアとの強化試合で相川の逆転3ランのきっかけを作るヒットを放っています。本大会でもラッキーボーイ的な存在になってくれるといいですね。
次は中国戦。何も起こらなければ勝てるでしょう。何も起こらないことを祈るばかりです。
がんばろう日本!
“mind-body unity” NORI
2013年02月27日
こういう時こそベンチが動かないと
例年よりも1ヶ月早く、ベストな状態にもっていかなきゃいけない状況。この時期は、いつもならオープン戦で調整の期間ですから。そんな言い訳が通用しないのがつらいところですね。
阪神とのWBC日本代表強化試合。結果は3安打完封負けでした。打てませんでした。
松田の状態が良くないと言われていましたが、鳥谷も調子は良くないですね。もちろんその他の選手もです。
オーストラリアとの2戦を振り返ると先発したマー君、マエケンがピリッとしない内容でした。澤村もいきなり無死満塁のピンチを招きました。
それでも、内川→松田→阿部の見事な中継でタッチアップで本塁を狙った三塁ランナーを刺したプレーがありました。
澤村が無死満塁のピンチを招いた時はサードゴロ併殺で無失点で切り抜けました。一見、地味に見えるプレーですが、送球が少しでも逸れたり、ボールを握り直したりすれば併殺は取れていませんでした。何一つ無駄のない、いいプレーでした。
バックがしっかり守って、更なる追加点は与えませんでした。オーストラリア戦は守備力の差が出た試合でした。
本番は球数制限がありますし、継投になります。登板した投手がみんないい投球をするとは限りません。1つのミスが命取りになる場合もあります。堅い守備は重要になってきます。
そういう意味で、守備力を買われて鳥谷がスタメンで起用されているのかもしれません。それはいいです。
ただ、阪神との試合は1点ビハインドの9回表に鳥谷に打席が回ってきました。1点取らないと負けてしまう状況です。
ベンチにはオーストラリア1戦目で繋ぎのヒットを放った井端も控えていましたし、2戦目で4打点の活躍をした稼頭央も控えていました。
坂本に代打を送ってもよかった、鳥谷に代打を送ってもよかったです。最後は代打攻勢を仕掛けてもよかったんじゃないかと思います。
ベンチが動いたのは、福留のところで森福をワンポイントリリーフで起用したところくらいです。あとの選手起用は調整の意味合いでの選手交代にしか見えませんでした。
代表に選ばれた選手たちは、各球団の主力ばかりで、シーズン中なら、余程のことがない限り代打を送られることは、まずないです。でも、レギュラーと控えに差がありませんし、それが出来るのが侍ジャパンなのです。
本番前の強化試合は読売戦を残すのみとなりました。楽な試合なんて1つもないです。選手の力だけではどうにもならないことだってあります。
試合に負けたのは選手だけでなく、ベンチにも責任があります。一週間きったことですし、最後の読売戦は、ここぞというときのベンチワークを見せてほしいです。
あと、阪神の西岡。肘当ては投げて渡すんじゃなくて、ちゃんと手渡ししなさい。
がんばろう日本!
“mind-body unity” NORI
2012年11月18日
監督
選ばれし侍たちが北の大地で躍動!とでも言っておきます。
第3回WBCに向け、結成された侍ジャパンが一昨日に続き、親善試合でキューバに勝ちました。
第2回WBCから数えて4試合連続の完封勝利とはならなかったものの、これでキューバ戦は4連勝であります。
勝つことの意味は大きいですし、これぞスモールベースボールというものを随所に見せることができましたし、よかったんじゃないかと思います。
若い選手も多いです。最近の若者は、物怖じしない子が多いですし、それもプラスになっているんじゃないでしょうか。
対するキューバの監督は、ビクトル・メサ監督です。日本でもプレーした人です。
とにかく激しいです。闘将タイプの監督です。不満なプレーがあれば落ち着きがなくなります。
もっと落ち着いて見れないものかと思いました。一体、日本で何を学んできたのかと思いました。
キューバの選手は身体能力も高いですし、選手個々の能力は非常に優れています。
そんな選手たちが監督の顔色を伺いながらプレーをして、果たして力を発揮できるのか?と疑問を抱きました。
この手の監督は、今の野球には合わないんじゃないかと思うところでもあります。闘将と言えば楽天・星野監督ですが、この方も昔に比べると随分おとなしくなったものです。
キューバが強いことはわかっています。でも、この人が監督をやってるうちは、キューバは怖くないのかなぁと思ったのは、私の正直な感想です。
日本は第1ラウンドでキューバと対戦します。メサ監督をイライラさせれば、勝利が近づくんじゃないかと思います。監督が代わった場合が怖いですね。
来年の3月なんてすぐにやって来ます。代表候補の選手は大変ですが、しっかり調整してもらって、いい結果が出せることを祈ります。
それにしても準備期間が短いですね。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
2012年11月17日
騒ぎすぎ
何の前触れもありませんでした。ソフトバンクは米メジャーリーグでプレーしていた五十嵐亮太投手の獲得を発表しました。
今日の某スポーツ紙一面は虎が青ざめ、「五十嵐 獲られた」という情けない見出しがついていました。
事前に報道されることなく、しれっと獲得したソフトバンクはあっぱれです。
西岡だの福留だの騒ぐより、こっちの方がずっとかっこいいです。球団柄、仕方ないのかもしれませんが、某球団も見習ってほしいものです。
そんな某球団も、いや隠す必要もないです。西岡の阪神入団が決定的との報道がありました。これが良いのか悪いのかはシーズンが始まってみないとわからないことなので、感想は特にありません。
あえて言うなら、どちらかと言うと真面目な選手が多い中で西岡のような性格の選手はいません。それがチームにどのような影響をもたらすのか見ものです。まだ決まったわけではないですけど。
西岡だけでなく、福留の獲得にも本腰を入れるみたいです。ライトも補強のポイントなんだとか。
北の方では、メジャー挑戦を表明した1人の高校生を、ドラフト1位で強行指名をした球団があります。
指名直後のインタビューでは「(日本ハム入団の)可能性はゼロです」と答えた大谷投手。
この圧倒的不利な状況から、大谷投手に入団してもらおうと、あの手この手の育成プランを用意して、口説こうとしています。
阪神もライトが補強ポイントだと言うのなら、3年40億くらいの条件提示でイチロー選手の獲得を目指すくらいのサプライズがあれば面白そうですけどね。
西岡や福留よりも、そっちの方が私としては、いくらか関心が持てます。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
2012年10月02日
できるヤツはできる
最後まで望みを繋げるために負けられない試合でした。最後まで執念を見せたものの及ばず敗戦。涙に暮れる西武ドーム。
北海道日本ハムファイターズのリーグ優勝が決まった瞬間でした。
梨田監督退任で次の監督はしばらく現場を離れていた栗山監督が就任。
即戦力として期待を寄せていた菅野投手に入団を断られ、ダルビッシュ投手がメジャー移籍。
この時、日本ハムが優勝すると予想した人は少なかったことでしょう。
主力選手が途中でちょこちょこ離脱したりもしました。
それでも、栗山監督の強い信念を持った采配や若い選手の活躍なんかがあったりして、穴を埋め、見事にリーグ優勝を果たしました。
どこかの球団も見習ってほしいものです。
この日、試合のなかった日本ハムは札幌ドームを公開練習という形でファンの人たちに無料開放しました。そしてその時を待ちました。
普段よりも人は少なかったけど、試合がなくてもファンの人たちに胴上げをお見せできたのは、とてもいい光景でした。
おめでとうございます。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
北海道日本ハムファイターズのリーグ優勝が決まった瞬間でした。
梨田監督退任で次の監督はしばらく現場を離れていた栗山監督が就任。
即戦力として期待を寄せていた菅野投手に入団を断られ、ダルビッシュ投手がメジャー移籍。
この時、日本ハムが優勝すると予想した人は少なかったことでしょう。
主力選手が途中でちょこちょこ離脱したりもしました。
それでも、栗山監督の強い信念を持った采配や若い選手の活躍なんかがあったりして、穴を埋め、見事にリーグ優勝を果たしました。
どこかの球団も見習ってほしいものです。
この日、試合のなかった日本ハムは札幌ドームを公開練習という形でファンの人たちに無料開放しました。そしてその時を待ちました。
普段よりも人は少なかったけど、試合がなくてもファンの人たちに胴上げをお見せできたのは、とてもいい光景でした。
おめでとうございます。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
2012年09月30日
今何思う
上本の第3打席、際どいところにボールが当たる自打球。急所ははずれたようには見えたのですが…。想像しただけで背筋に寒気が走ります。その場から動けず、担架に運ばれて退場。代打は俊介。
次の回は俊介がセンターに入り、大和がセカンドに回ることは予想できました。
大和はセンターとして定着しました。セカンドの練習はしていたのか?準備は出来ていたのか?それが心配でした。
心配は的中してしまい、併殺を狙った一塁送球で悪送球。ゴロでも1つエラーがありました。いくら内野守備が上手い選手でも久々だと難しいものです。
試合前のシートノックを見てないので何とも言えませんが…。
シートノックは先に外野手が切り上げます。内野も守る可能性のある選手はベンチに下がらず、そのまま内野のポジションに就きます。これを見ていれば大和がセカンドの準備をしていたかどうかがわかったんですけど。
この起用に心中穏やかでなかったのは平野ではないでしょうか。平野にしても最近では外野での出場がほとんどなのですが…。
優勝の可能性がなくなりBクラスが確定し、若手選手に出場機会を与える方針になりました。それでもこの起用はいかがなものでしょうか。
FA権を持っているだけに心配ではあります。
そんな話はさておき、この日は石井琢郎の引退試合でした。
2安打1四球で最後の打席は一打サヨナラの場面で打席が回ってきました。結果はライトフライで最後の打席を終えました。
またアニキが古巣広島でのラストゲームでもありました。
入場の際に配布された「石井琢郎ありがとう」と記された赤いポスターを阪神ファンが掲げ、アニキが打席に立つと広島ファンからも声援が送られていました。
過去には立浪さんが甲子園のレフトスタンドに陣取った中日ファンのまえに挨拶に行った際、阪神ファンからも温かい拍手が送られました。
「代打オレ」で古田さんが打席に立った時も、神宮の阪神ファンは大歓声でした。
功績を残した選手がやめる時は敵も味方も関係ないですね。
この時期になると寂しい思いもしてしまいます。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
2012年04月10日
あなたがずっと追いかけた夢を一緒に見たい
今日のガイナーズは志度でNOMOベースボールクラブと交流戦を行いました。
お時間のある徳島文理大香川校の学生さんは観に来てくれたでしょうか?
土日は志度で行われるの試合も多いので、学校の近くでアパート借りてる学生の皆さんは是非、観に来てくださいね☆
さて、今日はダルビッシュ投手のメジャー初登板がありました。
5回2/3イニングで5失点ながらも打線が奮起してメジャー初白星を挙げました。
今日は制球も悪くて満足のいくないようではなかったことでしょう。今日のダルビッシュ投手には「期待外れ」という声もありました。
ただ、ダルビッシュ投手は、どちらかと言うと立ち上がりの悪い投手ですし、去年の開幕戦も散々でした。まだまだこれからだと思います。
イチロー選手、川崎選手との対戦もありました。日本で活躍した選手が海の向こうの同じ舞台で対戦している。それはもう夢のような時間でした。テレビからですが、球場の雰囲気もいいし、ぼくもあの雰囲気を味わってみたいと思いました。(日米野球は観に行ったことはあります)
阪神の藤川球児投手は今日、海外FAを取得しました。かねてからメジャー挑戦の意思がありますが、「何もないよ」と言及は避けたようです。
これは、来年のチーム編成のこともありますし、はっきり言ってくれた方がいい人もいるんじゃないでしょうか。前から話し合いはしているみたいですけどね。
阪神に残ってほしいとファンの人は誰もが思っていることでしょう。ただ、こればっかりは誰が何を言ってもどうにもならないです。本人の意思にお任せします。
今日のダルビッシュ投手の初登板の試合、交代を告げられベンチに下がるダルビッシュ投手を観客の皆さんはスタンディングオベーションで迎え、球場全体が大歓声に包まれました。
実は06年のWBCに藤川投手が投げているときに、ぼくが頭の中で思い描いたシーンがあります。
それは、メジャーの並みいる強打者から空振り三振を奪い、ベンチに引き上げる際に、ファンの人たちからスタンディングオベーションで出迎えられる藤川球児の姿でした。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
2012年03月06日
そう言えばオセロはどうなった?
最近で言えば中継ぎ三本柱、コバヒロ、久保田、球児のKKK(トリプルK)。これはヒットしませんでした。
そのちょっと前はジェフ、球児、久保田のJFK。これ最強でした。
ジェフ、アッチソン、球児のJAFなんかもありました。
新井、金本、ブラゼルのAKBも入れておきましょう。
昔で言うと俊足7人衆のF1セブン。忘れられた存在は秀太でした。
1軍外国人選手枠が2人までの時代、パチョレック、郭李、オマリーと優秀な外国人が揃い、誰かが1軍に上がれないという問題が起こりました。当時、世間の話題になっていた国連平和維持活動(PKO)になぞらえて、これを阪神PKO問題と言われていたこともありました。
これまで様々な造語を作り出してきた阪神タイガース。
柴田、大城、上本の3人はSOU兄弟(宗兄弟)と呼ばれていました。
それと同じ時期に話題になったのが黒田と白仁田。黒と白でオセロ。
黒田は野手に転向し、白仁田もパッとしない状態が続いているので、解散ということでしょうか。

今日のニッカン一面。ぼくはニッカンは基本的に読まない人です。正直、オセロ中島さんの記事はどうでもいいんです。ぼくのお目当ては、その左端です。

「THE 落合博満」
今日から落合さんがプロ野球に潜む様々な問題について提言していく連載がスタートしました。毎週火曜日に掲載されます。
これで毎週火曜日になると、ニッカンを買わなきゃいけなくなりました。
落合さんの言葉には説得力があります。でも上司にしたいとは思いません…。
落合さんに洗脳されない程度に読んでいきたいと思います。
今日の阪神はソフトバンクと対戦し、3−2で勝利。
復活にかける安藤が先発し、4回無失点。
ブラッズがランニングホームラン。非常に珍しいものを見ました。
ブラッズが打つと、一塁スタメンの城島も2安打で1本塁打。好守も見せて、一塁のポジション争いも熾烈であります。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
そのちょっと前はジェフ、球児、久保田のJFK。これ最強でした。
ジェフ、アッチソン、球児のJAFなんかもありました。
新井、金本、ブラゼルのAKBも入れておきましょう。
昔で言うと俊足7人衆のF1セブン。忘れられた存在は秀太でした。
1軍外国人選手枠が2人までの時代、パチョレック、郭李、オマリーと優秀な外国人が揃い、誰かが1軍に上がれないという問題が起こりました。当時、世間の話題になっていた国連平和維持活動(PKO)になぞらえて、これを阪神PKO問題と言われていたこともありました。
これまで様々な造語を作り出してきた阪神タイガース。
柴田、大城、上本の3人はSOU兄弟(宗兄弟)と呼ばれていました。
それと同じ時期に話題になったのが黒田と白仁田。黒と白でオセロ。
黒田は野手に転向し、白仁田もパッとしない状態が続いているので、解散ということでしょうか。

今日のニッカン一面。ぼくはニッカンは基本的に読まない人です。正直、オセロ中島さんの記事はどうでもいいんです。ぼくのお目当ては、その左端です。

「THE 落合博満」
今日から落合さんがプロ野球に潜む様々な問題について提言していく連載がスタートしました。毎週火曜日に掲載されます。
これで毎週火曜日になると、ニッカンを買わなきゃいけなくなりました。
落合さんの言葉には説得力があります。でも上司にしたいとは思いません…。
落合さんに洗脳されない程度に読んでいきたいと思います。
今日の阪神はソフトバンクと対戦し、3−2で勝利。
復活にかける安藤が先発し、4回無失点。
ブラッズがランニングホームラン。非常に珍しいものを見ました。
ブラッズが打つと、一塁スタメンの城島も2安打で1本塁打。好守も見せて、一塁のポジション争いも熾烈であります。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
2012年01月25日
目指せ世界一!
愛媛MPに入団が内定していた呉念庭選手が入団を辞退しました。
台湾に帰っちゃうのでしょうか?それとも日本で野球を続けるのでしょうか?
事情はわかりませんが、かなりショックです。
さて昨日、テキサスレンジャースへの入団が決まったダルビッシュ投手の会見が札幌ドームで行われました。
過去には新庄さんの入団会見や斎藤投手の入団会見が単独で行われ、たくさんのファンの人が詰めかけました。今回はそれらをしのぐ1万人を越えるファンの人たちが集まりました。
これまでメジャーには興味を示さなかったダルビッシュ投手がメジャー挑戦を決断した理由が明かされました。
「野球をする上で、モチベーションを保つのが難しかった。すごい勝負がしたかった。」
試合前に相手打者から「打てない」等、冗談を言われたことも引っ掛かっていたみたいです。
「日本人選手の評価が低く、日本の野球が下に見られているのも嫌だった。世界中の誰もが『ナンバーワンはダルビッシュだ』と言ってもらえるような投手になりたい」
たしかに。日本はWBCで連覇も達成しました。プライドもあるのでしょう。
ぼくが知る野球選手のなかでは世界一はイチロー選手です。
レンジャースの本拠地球場は空気が乾燥していて、打球が飛びやすく、打者有利の球場として知られています。そんな投手にとっては過酷な条件のなかで、ダルビッシュ投手にも世界一の投手になってもらいたいです。
ある新聞には、ダルビッシュ投手に声援を送るファンの人たちの写真が掲載されていました。その説明に「別れを惜しむファンの人たち」と書かれていました。これは語弊があるんじゃないでしょうか。
これは別れではなく、あくまでも挑戦しにいくのです。本人も「最終的にここ(日本ハム)に戻ってこれたら嬉しい」とも語っていました。ダルビッシュ投手は必ず戻ってくると信じています。
本人がどこで納得をし、どこで区切りをつけるかはわかりません。個人的には5年ないし6年のうちにサイ・ヤング賞を受賞して日本ハムに戻ってきてほしいです。
球団もファンの人たちも数年後に日本ハム復帰を望むのであれば、背番号11は空き番にしておくのがいいと思います。
個人的な楽しみもあります。レンジャースでは、かつて大学時代に亀澤恭平選手(ソフトバンク育成)と1、2番コンビを組んでいた尾中博俊選手がマイナーリーグでプレーしています。尾中選手がメジャー昇格を果たして、ダルビッシュ投手と同じ舞台で野球をやっているところを見たいです。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
台湾に帰っちゃうのでしょうか?それとも日本で野球を続けるのでしょうか?
事情はわかりませんが、かなりショックです。
さて昨日、テキサスレンジャースへの入団が決まったダルビッシュ投手の会見が札幌ドームで行われました。
過去には新庄さんの入団会見や斎藤投手の入団会見が単独で行われ、たくさんのファンの人が詰めかけました。今回はそれらをしのぐ1万人を越えるファンの人たちが集まりました。
これまでメジャーには興味を示さなかったダルビッシュ投手がメジャー挑戦を決断した理由が明かされました。
「野球をする上で、モチベーションを保つのが難しかった。すごい勝負がしたかった。」
試合前に相手打者から「打てない」等、冗談を言われたことも引っ掛かっていたみたいです。
「日本人選手の評価が低く、日本の野球が下に見られているのも嫌だった。世界中の誰もが『ナンバーワンはダルビッシュだ』と言ってもらえるような投手になりたい」
たしかに。日本はWBCで連覇も達成しました。プライドもあるのでしょう。
ぼくが知る野球選手のなかでは世界一はイチロー選手です。
レンジャースの本拠地球場は空気が乾燥していて、打球が飛びやすく、打者有利の球場として知られています。そんな投手にとっては過酷な条件のなかで、ダルビッシュ投手にも世界一の投手になってもらいたいです。
ある新聞には、ダルビッシュ投手に声援を送るファンの人たちの写真が掲載されていました。その説明に「別れを惜しむファンの人たち」と書かれていました。これは語弊があるんじゃないでしょうか。
これは別れではなく、あくまでも挑戦しにいくのです。本人も「最終的にここ(日本ハム)に戻ってこれたら嬉しい」とも語っていました。ダルビッシュ投手は必ず戻ってくると信じています。
本人がどこで納得をし、どこで区切りをつけるかはわかりません。個人的には5年ないし6年のうちにサイ・ヤング賞を受賞して日本ハムに戻ってきてほしいです。
球団もファンの人たちも数年後に日本ハム復帰を望むのであれば、背番号11は空き番にしておくのがいいと思います。
個人的な楽しみもあります。レンジャースでは、かつて大学時代に亀澤恭平選手(ソフトバンク育成)と1、2番コンビを組んでいた尾中博俊選手がマイナーリーグでプレーしています。尾中選手がメジャー昇格を果たして、ダルビッシュ投手と同じ舞台で野球をやっているところを見たいです。
がんばろう日本!
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2012年01月22日
舞台裏
昨日、CS放送のある番組で中日の落合前監督と森繁和前ヘッドコーチをゲストに招いたトーク番組の放送がありました。
そのなかで話題になった1つが山井投手の一件です。
中日が日本一になった07年の日本シリーズ、8回まで完全試合ペースで投げていた山井投手を降板させた試合です。
1−0の僅差の試合だったこと、この試合に勝てば中日の日本一が決まること、山井投手の完全試合がかかっていたこと、様々な要素が重なり、世間で物議を醸した試合でした。
落合さんも森さんも山井投手の完全試合を見たかったそうです。でもこの試合を落としてしまえば日本一にはなれないとも思っていたそうです。
得点が入ろうが、ミスしようが表情をひとつも変えずベンチでじっと座っている落合さんがベンチの奥で頭を抱えて悩んでいたそうです。
「これ、どうすんだろうなぁ…」
「どうすんだろうなぁ」という言葉も奥深いです。普通なら「どうしようかなぁ」です。
落合さんが先発投手を決めたのは就任1年目の開幕戦の川崎投手だけで、それ以外は投手のことには一切口を出さず、すべて森コーチに任せていました。そんな事情があったから「どうすんだろうなぁ」なのです。
山井投手はマメがつぶれ、血を吹き出しながら渾身の投球をしていたことに2人とも気づいていました。
山井投手には完全試合を狙ってほしい、でもこの試合は落とせないという葛藤がありました。
そこへ8回を投げ終えた山井投手が森さんのところへ行きました。
「もう投げられません」
この報告を受けた落合さんは「よかったぁ〜」と肩の荷がおりたそうです。
それから数年が経ち、山井投手が森さんに質問したそうです。
「あの時、ぼくが『行かせてください』と言ったら行かせてくれましたか?」
森さんの答えはこうでした。
「そりゃ行かせてたよ。でもお前の言葉におれは救われたんだよ。」
非情とも言われた落合采配にも人間的な一面もあり、非常に興味深いお話でした。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
そのなかで話題になった1つが山井投手の一件です。
中日が日本一になった07年の日本シリーズ、8回まで完全試合ペースで投げていた山井投手を降板させた試合です。
1−0の僅差の試合だったこと、この試合に勝てば中日の日本一が決まること、山井投手の完全試合がかかっていたこと、様々な要素が重なり、世間で物議を醸した試合でした。
落合さんも森さんも山井投手の完全試合を見たかったそうです。でもこの試合を落としてしまえば日本一にはなれないとも思っていたそうです。
得点が入ろうが、ミスしようが表情をひとつも変えずベンチでじっと座っている落合さんがベンチの奥で頭を抱えて悩んでいたそうです。
「これ、どうすんだろうなぁ…」
「どうすんだろうなぁ」という言葉も奥深いです。普通なら「どうしようかなぁ」です。
落合さんが先発投手を決めたのは就任1年目の開幕戦の川崎投手だけで、それ以外は投手のことには一切口を出さず、すべて森コーチに任せていました。そんな事情があったから「どうすんだろうなぁ」なのです。
山井投手はマメがつぶれ、血を吹き出しながら渾身の投球をしていたことに2人とも気づいていました。
山井投手には完全試合を狙ってほしい、でもこの試合は落とせないという葛藤がありました。
そこへ8回を投げ終えた山井投手が森さんのところへ行きました。
「もう投げられません」
この報告を受けた落合さんは「よかったぁ〜」と肩の荷がおりたそうです。
それから数年が経ち、山井投手が森さんに質問したそうです。
「あの時、ぼくが『行かせてください』と言ったら行かせてくれましたか?」
森さんの答えはこうでした。
「そりゃ行かせてたよ。でもお前の言葉におれは救われたんだよ。」
非情とも言われた落合采配にも人間的な一面もあり、非常に興味深いお話でした。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI