2019年06月02日
3年目の悲願

本日、都市対抗野球中国地区二次予選の第1代表決定戦が行われJFE西日本が都市対抗出場を決めました。
昨日からの連投になった河野竜生投手の完封でした。一昨年、去年は補強選手として出場しておりましたが、自チームでの出場は初めてです。彼自身も 嬉しかったことでしょう。
ドラフト候補ですし、将来性がありますので、酷使をしたくなかったはずです。使う側も悩んだことでしょう。
昨日は延長14回の激闘、今日は1―0の僅差の勝利。最後は苦しみながらも掴みとった切符です。
JFE西日本の皆さん、都市対抗出場おめでとうございます。
がんばろう日本! のり
タグ :河野竜生
2019年05月29日
進化する左腕は別格でした

降ったりやんだりの雨でヒンヤリ。前日までの暑さは何処へ行ったのでしょうか?夜になると寒くて仕方なかったです。周りはほとんどの方が長袖の服を着て観戦されていて、皆さん準備がいいですね。
5月28日
都市対抗野球 中国地区第二次予選
倉敷マスカットスタジアム
JFE西日本―JR西日本
JFE 003 010 400:8
J R 000 000 000:0
バッテリー
(JFE) 河野(7)>谷中(2)―浦
(JR) 西川(2.2)>岡田(3)>前元(0.2)>佃(0.1)>湧川(2.1)―原田廣>山岸

3回表のJFE西日本の攻撃。
岡選手の二塁打、古田選手のヒット、橋本選手の四球で一死満塁のチャンス。三木選手のあたりはショートゴロ。併殺でJR西日本、ピンチ脱出かと思いきやセカンドが1塁へ悪送球で2点入ります。さらに宮本選手のレフト前タイムリーでもう1点追加します。
5回は三木選手のソロホームランで追加点。7回も相手ミスにつけこみ、小串選手の右中間タイムリー二塁打、浦選手のライト前タイムリー、古田選手のタイムリー内野安打で4得点。
河野投手と谷中投手の完封リレーでJFE西日本の快勝でした。接戦を予想してましたが、JR西日本のエラーがすべて失点に絡んでしまい、思わぬ大差になりました。

この試合の注目は何と言ってもJFE西日本・河野竜生投手でしょう。
2回裏、JR西日本・田村選手にフェンス直撃の二塁打を打たれてピンチを招きましたが、全く動じませんでした。とても落ち着いていたように見えました。
球場の球速表示では151キロを計測しました。これに100キロ台のカーブで球速差40キロつけられると、バッターもなかなかタイミングがとれません。スライダーも切れてました。ストレートにもキレがあったので変化球も活きていました。
やや球数は多かったものの、7回を投げ11奪三振で無失点の投球は、この調子を継続すればドラフトで上位指名あるぞ!と思わせるものでした。
がんばろう日本! のり
2019年05月29日
野球っておそろしい
14時前に球場に着いて、3試合目が終了したのが21時前。まさか7時間も拘束されるとは思いませんでした。

都市対抗野球中国地区二次予選1日目の第2試合、シティライト岡山―伯和ビクトリーズの試合は4時間を超える熱戦で4―4の引き分けでした。

スコア4―2、伯和のリードで迎えた9回表のシティライトの攻撃も簡単にツーアウト。キャッチャーファールフライを捕れば試合終了!というところで落球。そこから谷選手のソロホームランを皮切りに4連打で2点差を追いつきました。野球っておそろしいですね。

打たれて同点に追いつかれはしたものの、伯和ビクトリーズの左腕、園田龍矢投手は、いいもの持ってると思いました。
左でコンスタントに145キロを投げられるのは、打者も速く感じるんじゃないでしょうか。
続く第3試合でも、本当に注目されている左腕がいい投球をしました。それはまたのちほど。
がんばろう日本! のり

都市対抗野球中国地区二次予選1日目の第2試合、シティライト岡山―伯和ビクトリーズの試合は4時間を超える熱戦で4―4の引き分けでした。

スコア4―2、伯和のリードで迎えた9回表のシティライトの攻撃も簡単にツーアウト。キャッチャーファールフライを捕れば試合終了!というところで落球。そこから谷選手のソロホームランを皮切りに4連打で2点差を追いつきました。野球っておそろしいですね。

打たれて同点に追いつかれはしたものの、伯和ビクトリーズの左腕、園田龍矢投手は、いいもの持ってると思いました。
左でコンスタントに145キロを投げられるのは、打者も速く感じるんじゃないでしょうか。
続く第3試合でも、本当に注目されている左腕がいい投球をしました。それはまたのちほど。
がんばろう日本! のり
タグ :園田龍矢
2019年05月27日
立ち上がりのむずかしさ

球場にはNHKの中継車が来ておりました。この日は準備のみでした。社会人野球がテレビ中継されるのでしょうか?そうだとしたら力入ってますね。
5月24日
都市対抗野球 近畿地区第二次予選
大阪シティ信用金庫スタジアム
日本新薬―日本製鉄広畑
新薬 001 010 000 :2
広畑 200 000 001x:3
バッテリー
(新) 榎田(8)>山上(0.1)―鎌田
(広) 尾嶋(4.1)>島袋(1)>川瀬(3.2)―福井圭

日本製鉄広畑は1回裏、立ち上がりが不安定だった榎田投手を攻めたてます。内野安打を含むヒット2本と四球で一死満塁。ここで上田選手はセンター前にポトリと落ちる打球でまず1点。一塁走者のスタートが遅れ、二塁封殺となったため、記録はセンターゴロになりました。
なおも二死1,3塁で続く佐々木選手がセンター前へ、今度こそ正真正銘のタイムリーヒット。広畑が2点を先制します。
日本新薬先発の榎田投手は2回も先頭打者を味方エラーで出塁させますが、バント処理を好フィールディングで二塁封殺、続く打者をショートゴロ併殺と立ち直る兆しを見せました。
3回以降は本来の投球を取り戻します。チェンジアップにスライダー、変化球もクロスファイアのストレートも冴え、テンポのいい投球。投球にリズムが出ると、守る野手の動きも良くなりました。
榎田投手の好投に応えたい新薬打線は3回に福永選手のレフト前タイムリーでまず1点返し、5回には先頭の久保田選手がライトへソロホームランを放ち、同点に追いつきます。

6回表は一死から代打井澤選手のライト前ヒットと四球、さらにパスボールが重なり一死2,3塁のチャンス。ここで福田選手の打球はファーストへのライナー。三塁走者の井澤選手が戻れず併殺。逆転、勝ち越しはなりませんでした。
その後も新薬は得点圏にランナーを進めるも、あと1本が出ず、同点のまま9回へ。
9回裏、新薬は榎田投手から山上投手へスイッチ。
広畑の攻撃、この回先頭の西川選手がライト線へ二塁打。上田選手が送りバントで三塁に進め、一死3塁。
新薬は申告敬遠2つで塁を埋め満塁策。バッターは福井圭選手。前進守備の二遊間、セカンドの横を抜けるセンター前サヨナラタイムリーヒットで決着がつきました。 続きを読む
タグ :久保田昌也
2019年05月26日
再出発 そしてもっと大きく

メンバーが若返ったNTT西日本とクラブチームから会社登録になり再出発、若い選手も多いミキハウスの試合。こういうのはワクワクせずにはいられませんでした。
5月24日
都市対抗野球 近畿地区第二次予選
大阪シティ信用金庫スタジアム
ミキハウス―NTT西日本
ミキハウス 000 000 100:1
NTT西日本 010 120 02X:6
バッテリー
(ミ) 栗山(5)>仲岡(0.2)>真田(1.1)>山崎(1)―井上
(N) 大江(6)>宅和(1)>吉元(2)―辻本

NTT西日本の先発は社会人1年目のルーキー大江投手。1回表は簡単に二死をとるものの長谷川選手にライト前ヒットを打たれ、佐々木選手にはレフトへ大きな飛球。フェンス手前で打球が失速するレフトフライ。この時の風は逆風でした。逆風じゃなかったら入っていたかもしれませんでした。風も味方につけ、事なきを得ました。
大江投手はランナーを出しながらも縦のスライダーを駆使して、全体的に見ると危なげのない投球でした。6回を投げ、無失点でした。
NTT西日本は2回裏、相手エラーから中村選手のライト前タイムリーヒットで先制。
4回裏は野村選手が三盗を決めたあとにミキハウス先発の栗山投手の暴投で1点追加。5回には代打中西選手の2点タイムリー二塁打で4―0とリードを広げます。

続きを読む
2019年05月14日
予選に向けた最終調整

ちょっと近くで野球やってたので行ってきました。JR四国の選手は水撒きのご教授を受けていました。意外とむずかしそうでした。
5月14日
社会人野球オープン戦
JR四国―三菱自動車倉敷オーシャンズ
倉敷オ 000 401 221:10
JR四国 100 000 103:5
バッテリー
(倉) 川村(3)>池田建(1)>川角(1)>彦坂(2)>矢部(2)―増田>西村
(J) 谷川(4)>上野(2)>山本(1)>藤川(2)―小林>岡田佑
1回裏JR四国は篠原選手の先頭打者本塁打で先制。その後も一死満塁のチャンスを作りましたが、佐藤選手はファーストライナー。一塁走者戻れず併殺。オープン戦とはいえ、初回ながら押せ押せだっただけに、結果的にみれば、この回1点どまりだったのは痛かったですね。
4回表の倉敷オーシャンズ、宮崎選手のタイムリー二塁打で同点。寺田選手の3ランで逆転。この回は6連打したのですが、実質4連打で4得点でした。
試合中盤から終盤は倉敷オーシャンズの打線が止まらず。途中出場した新人の選手たちも結果が出せたので、そこはよかったと思います。
JR四国は7回に小林選手のソロホームラン、9回は二塁打3本で3点を奪う粘りはありましたが反撃はここまで。
終わってみれば20安打10得点の倉敷オーシャンズの圧勝となりました。

続きを読む
2015年06月10日
まさか
パナソニックが負けました。
都市対抗出場を逃しました。
例えて言うなら、アルゼンチンがW杯出場を逃してしまうくらいの感覚です。
決して力がなかったわけではありません。正直、予選は突破すると思っていました。野球は怖いです。
油断があったとは思いたくありません。プレッシャーはあったことでしょう。代表決定戦で負けが続くと「ずっと勝てないんじゃないか」ってネガティブになることだってあると思います。
プレッシャーに打ち克たないと上には行けないということなんでしょう。一つ課題が出来たように思います。
ショックははかり知れません。この悔しさは日本選手権で晴らしてほしいですね。
がんばろう日本!
“The Foolish Old Man removing the mountains.” NORI
2015年05月14日
気持ちが大事2

5月1日
JABA京都大会準決勝第2試合
NTT西日本―パナソニック
2―0でパナソニックが勝った試合です。
NTT西日本の先発は吉川投手でした。調子はそんなに良くなかったです。それでもランナーを背負うと声を上げて気持ちのこもった投球を見せました。

ピッチャー返しが足を直撃するアクシデントにも負けませんでした。気持ちのこもった投球をする吉川投球に対してパナソニックの三上選手は持ち前のフルスイングで応えました。この個人の対決は見応えありました。結果はライトフライ。吉川投球の気合い勝ちと言っておきましょう。
吉川投手は5回無失点。ただ奪三振が1つと三振が取れなくなっているのは気になります。新人の頃は1イニング1つは三振取っている印象があったんですけどね。
もうすぐ都市対抗の二次予選が始まります。この気合いの投球で本戦出場に導いてもらえるといいですね。
がんばろう日本!
“The Foolish Old Man removing the mountains.” NORI
2015年05月07日
バタコさん


JABA京都大会、準決勝のレポートをなかなか更新できなくて申し訳ありません。
ゴールデンウィークは、なかなかゆっくりした時間がとれないのです。いろいろとやっておかなきゃいけないことがあります。
岐阜で開催されたベーブルース大会。
JFE西日本、初優勝おめでとうございます。ファームとはいえ、決勝戦でプロの中日に勝ったのは凄いです。
カマタマーレ讃岐、連勝おめでとうございます。未勝利に終わった4月。月が変わってツキも変わるといいですね。
でもゴールデンウィークにも関わらず、ヴェルディ戦の入場者数が3,000人割れだったのはショックでした。やっぱり活気があった方がいいです。
田舎は田舎で、いい部分はあります。でも廃れてしまうのは、ちょっと違います。
今、非常に勢いを感じます。その分、課題もたくさん見つかります。だからと言って、急に良くなるとも思ってません。マイペースなところが自分らしいです。
香川県に新しい文化を作れるように、他所から来られる方たちにも香川県の魅力を感じてもらえるように、ぼちぼちやっていきます。
がんばろう日本!
“The Foolish Old Man removing the mountains.”
NORI
2015年05月01日
それでも強い
準決勝の試合のテンポが早かったので、最後まで観れました。どうもありがとうございます。
5月1日
第66回JABA京都大会 決勝
わかさスタジアム京都
日本生命―パナソニック
日生 000 220 000:4
パナ 000 000 101:2
バッテリー
(日)清水(7)>小林(1.2)>山田(0.1)―椎名
(パ)鶴川(4.1)>花岡(3.2)>四丹(1)―足立
決勝戦はやや端折ります。
まずは4回表に廣本選手の先制2ランで日本生命が先制します。このあと、上西選手のセンター前ヒット、すかさず盗塁を決める等、チャンスを作りましたが、ここは追加点ならず。
それでも5回表、伊藤選手、代打田中啓選手の連打があり、暴投で一死2、3塁。ここで原田の打球はショートとセンターの間の飛球。ショートが後ろ向きで捕球を試みるも捕れず。タイムリー二塁打。さらにその後、高橋犠牲フライでもう1点追加します。
上西選手は面白いですね。肩は強いですし、打席で雰囲気があります。変化球に脆い部分があるのが課題でしょうか。
7回裏、パナソニック丸木のタイムリーで1点返します。日本生命先発のサウスポー清水投手は7回1失点。球速はそれほどないものの、スライダー、チェンジアップといった変化球を織り交ぜ打たせてとるピッチング、ここというときに空振りをとるピッチングは見事でした。

パナソニック3点追う9回裏、ついに三上選手ののフルスイングが炸裂します。ドンピシャのタイミングであわやレフト場外の文句なしのソロホームランでまず1点返します。
その後、二死1、2塁となり福原のライトポール際への大飛球は惜しくもファール。劇的サヨナラとはなりませんでした。最後はフルカウントから山田投手が意表を突いたサイドスローに惑わされたのか空振り三振。4―2で日本生命が勝ち、優勝いたしました。おめでとうございます。

パナソニックは、岡山大会に続く連覇はなりませんでした。それでも公式戦9連勝は立派です。本当に強いと感じています。打線は粘り強いですし、何より投手陣が豊富で、どの投手が投げても計算が立つのは強みです。本当なら決勝戦に近藤投手を先発させてもおかしくありませんでした。
本当に全国大会で優勝できるだけの力があると思ってるんですけど、実際のところはどうなんでしょうね?ゴールデンウィーク明けから始まる九州大会にも参加されるので、そこでも強さを発揮してもらいたいです。期待せずにはいられません。

2年目のキャッチャー、三上選手のフルスイングは、見ていて気持ちがいいです。あれくらい豪快な選手がいた方が迫力があります。
岡山大会のHonda熊本戦で先頭打者ホームランを放ったパナソニックの福原選手、今日も惜しい打球がありました。パンチ力のある選手です。外野手登録でありながら内野にも挑戦しています。ビックリしたのはファーストを守っていたのが、今日の試合ではサードでスタメン出場していたことです。こちらも楽しみな選手です。
がんばろう日本!
“The Foolish Old Man removing the mountains.” NORI
2015年04月29日
それぞれの役割

昨日、丸亀城西高校は体育祭でした。試合中、競技場の方からオクラホマミキサーが聴こえてきました。フォークダンス踊ってるんだろうなぁと思いました。
あと1人、あと1人で好きな子と一緒に踊れる!手を握れる!と思ったら、タッタララーのチャンチャンで終了して残念な思いをした子もいるかもしれませんね。
4月28日
社会人野球オープン戦
四国コカ・コーラボトリングスタジアム丸亀
JR四国―三菱重工広島
三菱広島 000 000 100:1
JR四国 000 104 01X:6
バッテリー
(三) 鮫島(5.2)>野上(1.1)>森脇(1)―佐々木>実政
(J) 藤川(5.1)>南川(3.2)―岡田
三菱重工広島の先発は鮫島投手でした。本当は大下投手が見たかったのですが、登板はありませんでした。でも鮫島投手は私の好きなタイプの投手です。マウンド上で落ち着きがあります。緩急自在で投球も上手いです。
4回裏、JR四国は、この回先頭の岩部選手がセンター前ヒットで出塁し、山下選手が送りバントを決めて一死2塁。ここで4番の佐藤選手が左中間へタイムリー二塁打を放ち、先制します。初球からフォーク攻めで簡単に追い込まれましたが、最後は体勢を崩されそうになりながらも、体をよく残しました。ナイスバッティングでした。
三菱重工広島のチャンスは6回表。四球と内野安打、送りバントで一死2、3塁のチャンスを作ります。ここでJR四国は先発の藤川投手から南川投手にスイッチ。バッターは8番佐々木選手。この対戦で南川投手は150キロを計測しました。最後は148キロのストレートで見逃し三振。続く、代打國本選手の打球は地を這うようなピッチャー返し。これを南川投手が上手く反応してピッチャーゴロでJR四国はピンチを脱出します。

丸亀のスピードガンは甘いんですかね?どうなのかわかりませんけど。
この日の南川投手は球威がありました。調子がよかったんでしょう。あとは、調子が悪いときに、どれだけの投球ができるかでしょうね。
先発の藤川投手は毎回ランナーを出しながらも粘り強く投げました。6回は南川投手の力を借りながらも5回1/3を投げて無失点の投球内容でした。
ピンチのあとにチャンスあり。JR四国は6回裏、一死2塁から6番三浦選手の打球はセカンドゴロ。これがタイムリーエラーとなり、まず1点。その後、8番代打の武市洋選手のタイムリー、1番佐々木選手の犠牲フライ、2番岩部選手のタイムリーで一挙4得点。相手のミスもありましたが、打線がよく繋がりました。
JR四国の失点は7回表、3番実政選手のセカンドゴロの間の1点のみ。8回裏にも野尻選手の犠牲フライで1点追加し、6―1でJR四国の勝利でした。
三菱重工広島は4失策(スコアボードの表示は5になっていましたが、おそらく4つです)と守備の乱れがありましたが、JR四国は、先頭打者が出塁したイニングが得点に繋がりました。塁に出る人、送る人、還す人、それぞれの役割をこなして1点取るのが攻撃パターンです。投手陣がいかに失点を少なくするかはもちろんのこと、打線は今後も先頭打者の出塁が鍵になりそうです。

三菱重工広島で気になった選手は、新人でセンターの青木選手です。この試合で3安打でした。巧みなバッティングをする選手でした。青木で巧打と言えば、サンフランシスコ・ジャイアンツの青木宣親選手を連想させます。まだ一発回答は出来ませんが、今後も注目しておきたい選手です。
スタメンマスクの佐々木選手も新人です。味方にハッパをかけられながら、必死でプレーしているのが伝わってきました。
5回裏、一死2塁で岩部選手を迎えた場面。初球から積極的に振ってくる岩部選手に対して、初球ストレート。ファールになったけど、かなり危ない入り方でした。これも新人ゆえに相手のデータが少なかったのでしょう。次の打席では初球スライダーから入りました。ピッチャーは代わったばかりの野上投手でした。代わったばかりの投手だとストレートから入りがちになるのですが、変化球から入ったのは評価できます。
1つ1つが勉強です。こうやって1つ1つ覚えていくのでしょう。頑張れフレッシュマン!です。
がんばろう日本!
“The Foolish Old Man removing the mountains.”
NORI
2015年04月22日
初
月曜日はノーゲームになったものの、一時7点リードしていた大阪ガスのガス爆発。
昨日は13点取ってコールド勝ちをしたJX―ENEOSのエネ爆発。
今日は準決勝で7点のビッグイニングを作って逆転勝ちをしたパナソニックのパナ爆発。
決勝戦も逆転で勝ち、岡山大会3度目の優勝を果たしました。おめでとうございます。
投手陣が豊富に揃っていますね。全国大会でも優勝狙えるだけの力はありそうです。

昨日の試合、久しぶりに伯和ビクトリーズの棚橋投手のピッチングを見ることができました。社会人になってからは初めてでした。
8回裏、二死から登板。西岡選手を空振り三振。いつもと若干、角度の違うところから見ていまして、スライダーが鋭く縦に落ちていました。フォーク覚えたのかな?
これぞ棚橋!という投球でした。しかし、それもこの1人だけでした。9回も続投しましたが、1つのアウトも取れず、無死満塁となったところで降板しました。ピンチの時こそが棚橋投球の真骨頂だと思っていたので、できれば代えてほしくなかったです。まぁ代えられても仕方ない内容でしたけどね。

JR四国の藤川投手、名前は聞いたことありましたが、今まで見る機会がなくて、今回初めて見ることができました。
がっちりとした投手ですね。体格がいいのに、何か普通の投球なんですよね。もう少し迫力がほしいです。まだ南川投手の方がいいなぁといった印象です。いずれはエースとして先発を任される投手になってほしいです。
がんばろう日本!
“The Foolish Old Man removing the mountains.” NORI
2015年04月21日
大安吉日
昨日、雨天中止、順延になったことは自分にとって吉となりました。むしろ大吉でした。
欲を言うなら、ニチダイの蔭地野投手を見れていたら言うことなしでした。
4月21日
第58回JABA岡山大会 予選リーグ
倉敷マスカットスタジアム
第3試合
Honda熊本-パナソニック
パナソニック 100 100 010:3
Honda熊本 001 000 100:2
バッテリー
(パ) 近藤(6.2)>田中篤(2.1)-足立
(H) 荒西(7.2)>隈部(1.1)-浜岡
Cブロックで2勝同士のHonda熊本とパナソニックが対戦。勝った方が決勝トーナメント進出という一戦。
旬な投手が先発しました。パナソニックの先発は近藤大亮投手。Honda熊本の先発も荒西投手で予選突破をかけた戦いにふさわしい両投手の先発でした。


野球の試合は基本的に9回までありますが、この試合の1番の見せ場は初回の攻防だったように思います。
1回表のパナソニック。荒西投手の146キロのストレートを捕らえた福原選手の打球はなんとライトスタンドへ。先頭打者ホームランでパナソニックが先制します。
1点の援護をもらったパナソニックの近藤投手は立ち上がり3人で…とはいきませんでした。1番の北村選手の内野安打と3番佐藤選手の二塁打で一死1、3塁といきなりピンチを招きます。でもここからが凄かったです。4番の小山選手を149キロのストレートで空振り三振。5番今村選手を151キロのストレートで空振り三振。初回なんですけど、何だかプロ野球で終盤にリリーフ投手が出てきたような感覚になりました。
1点を追いかけるHonda熊本は3回裏、この回先頭の9番佐久本選手がライト線二塁打で出塁すると、北村選手が送りバントを決め、続く稲垣選手のライト犠牲フライで同点に追いつきます。
直後の4回表、パナソニックは二死1、2塁から8番井上貴選手が右中間へタイムリー二塁打を放ち、再び勝ち越します。1塁ランナーも本塁を狙いましたが、これはタッチアウト。
5回、6回とヒットのなかったHonda熊本は7回二死から佐久本選手が、この日2本目のライト線二塁打で出塁します。続く北村選手はファーストゴロ。しかし、1塁ベースカバーに入った近藤投手へのトスが引っ掛かったのか、頭の上を越えていく悪送球。これがタイムリーエラーとなり、思わぬ形で同点に追いつきます。
8回表のパナソニック。こちらも二死からでした。3番田中宗選手の四球、4番足立選手のレフト前ヒットで二死1、3塁。バッターは三上選手。フルカウントからの7球目、スライダーが高めに浮きました。それに体が咄嗟に反応したような感じでした。これがレフト前ヒットとなり、パナソニックがまた勝ち越します。三上選手に対してはすべてストレートで攻めていただけに、私としては、徹底してストレートを投げてほしかったですね。ちょっと悔いが残る投球になったかもしれません。
7回二死2塁から登板したパナソニック・田中篤投手が打者7人をさりげなくパーフェクトリリーフで締めてパナソニックが勝利し、決勝トーナメント進出を決めました。こういう投手が後ろにいるのは心強いですね。ちなみにHonda熊本の隈部投手も1回1/3、打者4人をパーフェクトに抑えました。
パナソニック近藤投手は6回2/3、6安打無四球7奪三振2失点(自責点1)、Honda熊本・荒西投手は7回2/3、7安打6奪三振3失点の投球内容でした。お互いの持ち味は出せていたと思います。
がんばろう日本!
“The Foolish Old Man removing the mountains.” NORI
欲を言うなら、ニチダイの蔭地野投手を見れていたら言うことなしでした。
4月21日
第58回JABA岡山大会 予選リーグ
倉敷マスカットスタジアム
第3試合
Honda熊本-パナソニック
パナソニック 100 100 010:3
Honda熊本 001 000 100:2
バッテリー
(パ) 近藤(6.2)>田中篤(2.1)-足立
(H) 荒西(7.2)>隈部(1.1)-浜岡
Cブロックで2勝同士のHonda熊本とパナソニックが対戦。勝った方が決勝トーナメント進出という一戦。
旬な投手が先発しました。パナソニックの先発は近藤大亮投手。Honda熊本の先発も荒西投手で予選突破をかけた戦いにふさわしい両投手の先発でした。


野球の試合は基本的に9回までありますが、この試合の1番の見せ場は初回の攻防だったように思います。
1回表のパナソニック。荒西投手の146キロのストレートを捕らえた福原選手の打球はなんとライトスタンドへ。先頭打者ホームランでパナソニックが先制します。
1点の援護をもらったパナソニックの近藤投手は立ち上がり3人で…とはいきませんでした。1番の北村選手の内野安打と3番佐藤選手の二塁打で一死1、3塁といきなりピンチを招きます。でもここからが凄かったです。4番の小山選手を149キロのストレートで空振り三振。5番今村選手を151キロのストレートで空振り三振。初回なんですけど、何だかプロ野球で終盤にリリーフ投手が出てきたような感覚になりました。
1点を追いかけるHonda熊本は3回裏、この回先頭の9番佐久本選手がライト線二塁打で出塁すると、北村選手が送りバントを決め、続く稲垣選手のライト犠牲フライで同点に追いつきます。
直後の4回表、パナソニックは二死1、2塁から8番井上貴選手が右中間へタイムリー二塁打を放ち、再び勝ち越します。1塁ランナーも本塁を狙いましたが、これはタッチアウト。
5回、6回とヒットのなかったHonda熊本は7回二死から佐久本選手が、この日2本目のライト線二塁打で出塁します。続く北村選手はファーストゴロ。しかし、1塁ベースカバーに入った近藤投手へのトスが引っ掛かったのか、頭の上を越えていく悪送球。これがタイムリーエラーとなり、思わぬ形で同点に追いつきます。
8回表のパナソニック。こちらも二死からでした。3番田中宗選手の四球、4番足立選手のレフト前ヒットで二死1、3塁。バッターは三上選手。フルカウントからの7球目、スライダーが高めに浮きました。それに体が咄嗟に反応したような感じでした。これがレフト前ヒットとなり、パナソニックがまた勝ち越します。三上選手に対してはすべてストレートで攻めていただけに、私としては、徹底してストレートを投げてほしかったですね。ちょっと悔いが残る投球になったかもしれません。
7回二死2塁から登板したパナソニック・田中篤投手が打者7人をさりげなくパーフェクトリリーフで締めてパナソニックが勝利し、決勝トーナメント進出を決めました。こういう投手が後ろにいるのは心強いですね。ちなみにHonda熊本の隈部投手も1回1/3、打者4人をパーフェクトに抑えました。
パナソニック近藤投手は6回2/3、6安打無四球7奪三振2失点(自責点1)、Honda熊本・荒西投手は7回2/3、7安打6奪三振3失点の投球内容でした。お互いの持ち味は出せていたと思います。
がんばろう日本!
“The Foolish Old Man removing the mountains.” NORI
2015年04月19日
もっとクリーンに

この日、9番センターでスタメンだった三菱重工長崎の江越海地選手のお兄さんは阪神に入団した江越大賀選手です。お兄さんは長打力がある打者ですが、海地選手は俊足巧打の外野手の印象です。
4月17日
第58回JABA岡山大会 予選リーグ
倉敷市営球場
第2試合
大阪ガス―三菱重工長崎
三菱長崎 000 100 100 4:6
大阪ガス 000 000 020 1:3
バッテリー
(長) 奥村(7)>岸(1.1)>勅使瓦(1.2)-平野
(大) 猿渡(6)>中谷(0.2)>緒方(1.1)>青木(0.2)>小畑(1.1)-土井
大阪ガス先発の猿渡投手、制球に苦しみました。3回表は3つの四死球で満塁にしてしまうものの、2番鶴田選手、3番堀選手を連続三振で無失点で切り抜けます。しかし、4回表も連続四球を与えてしまい、一死1、2塁から佐々木選手にセンター前タイムリーを打たれて先制点を与えてしまいます。6回までで6四死球を与えてしまうも何とか1失点に抑えました。

一方の三菱重工長崎の先発は奥村投手。ストレートの軌道が綺麗じゃないなぁと思いながら見ていました。どうやらカットボールのようです。この微妙な変化が効いていました。5四死球を与えてながらも7回無失点にまとめました。
三菱重工長崎が7回表に堀選手のセンター前タイムリーで2-0として迎えた8回裏の大阪ガスの攻撃。三菱重工長崎はこの回から元読売の岸投手をマウンドに送ります。
先頭の藤原選手がレフト線の二塁打で出塁すると、代打の金附選手がレフトへ2ランホームラン。打者2人で同点に追いつきます。
大阪ガスは8回、9回を小刻みな継投で無失点に抑えるとベンチも盛り上がり、押せ押せ状態。一気にサヨナラ勝ちといきたいところ。
9回裏、先頭の1番大谷選手のボテボテのサードゴロは三塁手の悪送球を誘い、無死2塁とサヨナラのチャンスを作ります。続く近藤選手はピッチャー前にバント。岸投手は3塁へ送球。ものすごく際どいタイミングは間一髪でタッチアウト。フィルダースチョイスならピンチ拡大でした。悪送球をした富岡選手も救うビッグプレーになりました。
勝負の行方はタイブレークへ。10回表の三菱重工長崎は河野選手のセカンド内野安打、鶴田選手の2点タイムリー、堀選手の犠牲フライで4得点。
10回裏の大阪ガスは青柳選手の犠牲フライで1点返すも、4点リードの三菱重工長崎からすれば想定内。続く藤原選手をレフトフライに打ち取り、三菱重工長崎の勝利となりました。大阪ガスからすれば、前の打席で同点ホームランを放った金附選手までまわしたかったところでした。

三菱重工長崎には、元プロ野球選手が在籍しています。その1人が元阪神の野原将志選手。甘い球は見逃すし、早いカウントで難しい球に手を出すし、打撃の調子は良くなさそうです。愛媛MPの頃に見ていた岸投手が打たれたのも何だか悲しかったです。元プロ野球選手の面影がなかったのは、ちょっと残念でした。(元読売の加治前選手も在籍しております。)
あと気になったのは、10回表の野原選手の死球の場面。手首付近への死球で下手したら骨折するような危険な球でした。この時、三菱重工長崎ベンチから大阪ガスの小畑投手に向けて「帽子とれ!」と怒鳴り声が飛びました。
怒る気持ちはわかります。帽子とるのもごもっともです。ただ、悪い言い方をすれば、ガラが悪いです。会社のイメージダウンにも繋がりかねないので、そういうことは言わない方がいいです。
9回表の野原選手のピッチャーゴロ。打球を捕った小畑投手は1塁方向へ走りながらトスしました。この時、小畑投手は勢い余って、走ってきた野原選手に体当たりするような形になりました。ひょっとしたら、この辺も怒りを生んだのかもしれません。故意じゃないかもしれないけど、いらないプレーでした。今後は注意してもらいたいものです。
がんばろう日本!
“The Foolish Old Man removing the mountains. ” NORI
タグ :奥村政稔
2015年04月18日
たった1つで流れは変わる
ひょっとしたら試合時間2時間切るんじゃないかと思うくらい早いペースで進んでいましたが、終わってみれば、2時間41分のやや長い試合になりました。でも、見応えのある試合でした。
4月17日
第58回JABA岡山大会 予選リーグ
倉敷市営球場 第1試合
JFE西日本―シティライト岡山
JFE西 004 000 001:5
シティライト 000 000 010:1
バッテリー
(J) 森川(7.2)>太田(0)>北田(1.1)―浦
(シ) 星山(7.1)>牛嶋(0.2)>寺田(1)―白井>七瀬

JFE西日本先発の森川投手は、前に見たときよりも球が遅くなってると感じたのは気のせいでしょうか?まぁ、いい意味で力みがとれたような感じはありました。
試合が動いたのは3回表。
JFEは2つの四死球からチャンスを作り、二死1、2塁で、2番山本選手がライト線にタイムリー二塁打でまず1点。意外と打球が伸びたのかもしれませんが、捕れない打球でもなかったので、少し悔やまれるプレーになりました。この時、1塁ランナーを3塁でストップさせたことに対して、「2アウトやのに何でまわさんのじゃ!」という声がスタンドから聞こえてきました。
その答えはすぐに出ます。続く橋本駿選手が左中間真っ二つのタイムリー三塁打で2点追加します。あの時、1塁ランナーを本塁に突入させていたら、アウトのタイミングのように思えました。ギャンブル的に1点取りにいくよりも、クリーンナップに託すという意味で、1塁ランナーをストップさせたことは正解だったと思います。たとえ橋本駿選手が凡退していたとしても。
先頭の岡選手に対して、2ボール2ストライクからの5球目の内角へのストレートは見逃し三振でもおかしくない素晴らしい球でした。しかし、判定はボールでした。結局、四球を与えてしまいました。このどっちつかずの判定が明暗を分けた気がします。
8回表、一死1、2塁となったところで、シティライトは星山投手から大卒ルーキー牛嶋一成投手にスイッチ。

「至誠館大ってどこやねん!」と思って調べてみたら、山口県にある大学だそうで、野球部は中国地区二部リーグに属しているそうです。
縦に落ちるスライダーなのかフォークなのか。この落ちる球が1つの武器です。ここではフォークということにしておきます。
まずは森選手をフォーク主体の組み立てで、最後はストレートで空振り三振。続く友滝選手にはフルカウントからフォークを見極められて四球を与えますが、岡選手を空振り三振でピンチ脱出。
江夏の21球とか森福の11球とか伝説がありますが、この日は牛嶋の15球を見たような気がしました。
これで流れを掴みたいシティライトは8回裏に反撃。エラーと連続ヒットで満塁のチャンス。先発の森川投手からマウンドを受け継いだサウスポーの太田投手から3番の谷選手がセンター前にタイムリーを放ち、1点返します。なおも二死満塁。ここで迎えるは4番岩重選手。一発出れば逆転。
ここでマウンドに上がったのは、こちらもルーキーの北田投手。この場面で北田投手は渾身のストレートで空振り三振に仕止め、シティライトの反撃を最小失点で切り抜けます。岩重選手は相当悔しい打席になったことでしょう。
流れとはこんなもんなんでしょうか。JFEは9回にだめ押しの1点を取り、9回裏のマウンドも任された北田投手が無失点で締めてJFEが逃げきった試合でした。
試合を作った先発の森川投手もよかった。いいところで打った橋本駿選手もよかった。ピンチを凌いだ北田投手もよかった。でも、この試合のMVP を挙げるとしたら、私はキャッチャーの浦選手です。
第1打席は絶妙な送りバントを決め、残りの3打席は1安打2四球ですべて出塁。そのうち2度は先頭打者での出塁でした。守っては盗塁3つ刺しましたし、あの8回のピンチを凌いだのは、浦選手のリードがあってこそです。あまり目立たなかったかもしれませんが、チームの勝利に大いに貢献しました。
がんばろう日本!
“The Foolish Old Man removing the mountains. ”
NORI
4月17日
第58回JABA岡山大会 予選リーグ
倉敷市営球場 第1試合
JFE西日本―シティライト岡山
JFE西 004 000 001:5
シティライト 000 000 010:1
バッテリー
(J) 森川(7.2)>太田(0)>北田(1.1)―浦
(シ) 星山(7.1)>牛嶋(0.2)>寺田(1)―白井>七瀬

JFE西日本先発の森川投手は、前に見たときよりも球が遅くなってると感じたのは気のせいでしょうか?まぁ、いい意味で力みがとれたような感じはありました。
試合が動いたのは3回表。
JFEは2つの四死球からチャンスを作り、二死1、2塁で、2番山本選手がライト線にタイムリー二塁打でまず1点。意外と打球が伸びたのかもしれませんが、捕れない打球でもなかったので、少し悔やまれるプレーになりました。この時、1塁ランナーを3塁でストップさせたことに対して、「2アウトやのに何でまわさんのじゃ!」という声がスタンドから聞こえてきました。
その答えはすぐに出ます。続く橋本駿選手が左中間真っ二つのタイムリー三塁打で2点追加します。あの時、1塁ランナーを本塁に突入させていたら、アウトのタイミングのように思えました。ギャンブル的に1点取りにいくよりも、クリーンナップに託すという意味で、1塁ランナーをストップさせたことは正解だったと思います。たとえ橋本駿選手が凡退していたとしても。
先頭の岡選手に対して、2ボール2ストライクからの5球目の内角へのストレートは見逃し三振でもおかしくない素晴らしい球でした。しかし、判定はボールでした。結局、四球を与えてしまいました。このどっちつかずの判定が明暗を分けた気がします。
8回表、一死1、2塁となったところで、シティライトは星山投手から大卒ルーキー牛嶋一成投手にスイッチ。

「至誠館大ってどこやねん!」と思って調べてみたら、山口県にある大学だそうで、野球部は中国地区二部リーグに属しているそうです。
縦に落ちるスライダーなのかフォークなのか。この落ちる球が1つの武器です。ここではフォークということにしておきます。
まずは森選手をフォーク主体の組み立てで、最後はストレートで空振り三振。続く友滝選手にはフルカウントからフォークを見極められて四球を与えますが、岡選手を空振り三振でピンチ脱出。
江夏の21球とか森福の11球とか伝説がありますが、この日は牛嶋の15球を見たような気がしました。
これで流れを掴みたいシティライトは8回裏に反撃。エラーと連続ヒットで満塁のチャンス。先発の森川投手からマウンドを受け継いだサウスポーの太田投手から3番の谷選手がセンター前にタイムリーを放ち、1点返します。なおも二死満塁。ここで迎えるは4番岩重選手。一発出れば逆転。
ここでマウンドに上がったのは、こちらもルーキーの北田投手。この場面で北田投手は渾身のストレートで空振り三振に仕止め、シティライトの反撃を最小失点で切り抜けます。岩重選手は相当悔しい打席になったことでしょう。
流れとはこんなもんなんでしょうか。JFEは9回にだめ押しの1点を取り、9回裏のマウンドも任された北田投手が無失点で締めてJFEが逃げきった試合でした。
試合を作った先発の森川投手もよかった。いいところで打った橋本駿選手もよかった。ピンチを凌いだ北田投手もよかった。でも、この試合のMVP を挙げるとしたら、私はキャッチャーの浦選手です。
第1打席は絶妙な送りバントを決め、残りの3打席は1安打2四球ですべて出塁。そのうち2度は先頭打者での出塁でした。守っては盗塁3つ刺しましたし、あの8回のピンチを凌いだのは、浦選手のリードがあってこそです。あまり目立たなかったかもしれませんが、チームの勝利に大いに貢献しました。
がんばろう日本!
“The Foolish Old Man removing the mountains. ”
NORI
2015年04月17日
朝から晩まで倉敷

諸事情により、まだ岡山にいます。
まだお家に帰れておりません。
レポートは明日以降にやります。
がんばろう日本!
“The Foolish Old Man removing the mountains. ” NORI
2015年04月11日
ろくに花見すらできない
本当なら昨日は、大阪に大学野球を観に行く予定でした。でも、雨だったので行くのをやめました。
今年は、じっくり桜の花を見ていません。

JABA四国大会 予選リーグ
九州三菱自動車―JR西日本より。
九州三菱自動車の先発は有吉投手でした。この日は調子はそれほど良くなく、初回にいきなり失点しました。
ストレートを打たれてピンチを作りました。一死1、3塁で4番の松野選手をスライダー中心の組み立てで三振をとったまではよかったです。その次の山本選手に初球のストレートを打たれて失点したのは、ちょっともったいなかったです。特に左打者に打たれる場面が目立ちました。9回までに12安打打たれながらも、よく3失点で済んだなといった感じでした。

JR西日本先発の納富投手は、制球よく投げ込んでいたけど、7回表に突如、制球が乱れ、連続四球を与えてしまい、押し出しで同点になったところで降板。

一死満塁。JR西日本、逆転のピンチ。ここでマウンドに上がったのは高野投手。
九州三菱自動車のバッターは代打の石井選手。150キロのストレートを打ってセーターへ犠牲フライで勝ち越します。
直後の7回裏。JR西日本は、この日1番で起用されていた春原選手がライト線にタイムリー二塁打を放ち同点。
その後は両チーム無得点で試合はタイブレークへ。
10回表の九州三菱自動車の攻撃。
8回途中からマウンドへ上がっていた橋本投手がフォークを武器に二者連続三振を奪い、無失点で切り抜けます。
10回裏のJR西日本の攻撃。選択した打順は3番の辻選手から。九州三菱自動車の有吉投手は続投。
私としては、有吉投手に一番タイミングが合っていた春原選手の1番からの打順がいいんじゃないかなと思っていました。ところが、辻選手はストレートを振り抜き、この打球がぐんぐん伸び、これがサヨナラ満塁ホームランになりました。私の考えを見事に否定してくれました。タイブレークになれば、3番からいくと最初から決めていたのかもしれませんね。
JR西日本は、決勝トーナメント進出はならなかったけど、価値のある1勝でした。
がんばろう日本!
“The Foolish Old Man removing the mountains. ”NORI
今年は、じっくり桜の花を見ていません。

JABA四国大会 予選リーグ
九州三菱自動車―JR西日本より。
九州三菱自動車の先発は有吉投手でした。この日は調子はそれほど良くなく、初回にいきなり失点しました。
ストレートを打たれてピンチを作りました。一死1、3塁で4番の松野選手をスライダー中心の組み立てで三振をとったまではよかったです。その次の山本選手に初球のストレートを打たれて失点したのは、ちょっともったいなかったです。特に左打者に打たれる場面が目立ちました。9回までに12安打打たれながらも、よく3失点で済んだなといった感じでした。

JR西日本先発の納富投手は、制球よく投げ込んでいたけど、7回表に突如、制球が乱れ、連続四球を与えてしまい、押し出しで同点になったところで降板。

一死満塁。JR西日本、逆転のピンチ。ここでマウンドに上がったのは高野投手。
九州三菱自動車のバッターは代打の石井選手。150キロのストレートを打ってセーターへ犠牲フライで勝ち越します。
直後の7回裏。JR西日本は、この日1番で起用されていた春原選手がライト線にタイムリー二塁打を放ち同点。
その後は両チーム無得点で試合はタイブレークへ。
10回表の九州三菱自動車の攻撃。
8回途中からマウンドへ上がっていた橋本投手がフォークを武器に二者連続三振を奪い、無失点で切り抜けます。
10回裏のJR西日本の攻撃。選択した打順は3番の辻選手から。九州三菱自動車の有吉投手は続投。
私としては、有吉投手に一番タイミングが合っていた春原選手の1番からの打順がいいんじゃないかなと思っていました。ところが、辻選手はストレートを振り抜き、この打球がぐんぐん伸び、これがサヨナラ満塁ホームランになりました。私の考えを見事に否定してくれました。タイブレークになれば、3番からいくと最初から決めていたのかもしれませんね。
JR西日本は、決勝トーナメント進出はならなかったけど、価値のある1勝でした。
がんばろう日本!
“The Foolish Old Man removing the mountains. ”NORI
2015年04月09日
前評判どおり(自分の中では)

こんなことがあるんですね。
準決勝第2試合、セガサミー-日本新薬。
2-0、日本新薬リードで迎えた9回裏。
日本新薬の滝谷投手は完封まであとアウトひとつ。ところがここで足が痙攣するアクシデントで降板。打者は誰だったか忘れたけど、二死1、2塁からセンターへライナー性の飛球。これをセンターが目測を誤り落球。それがフェンスまで達する間に二者が還りセガサミー同点。10回裏にセガサミーが1点取り、万事休すからのサヨナラ勝ち。社会人野球でこんなドラマは見たことなかったです。
4月9日
第44回JABA四国大会 決勝戦
四国コカ・コーラボトリングスタジアム丸亀
セガサミー-新日鐵住金かずさマジック
か ず さ 110 001 13:7
セガサミー 000 000 00:0
バッテリー
(か) 中根(2.1)>山川(3.1)>玉井(2)-清水
(セ) 石垣(3.2)>前原(3.1)>陶久(0.1)>山崎(0.2)-佐藤

初回のかずさマジック。1、2番で1、3塁のチャンスを作り田中選手のセーフティスクイズで先制。2回は平選手のレフト前タイムリーで追加点。
セガサミーの最初のチャンスは3回。二死1、3塁のチャンス。ここで、かずさマジックは早くも継投。先発の中根投手から山川投手にスイッチ。「1点もやらない」というベンチのメッセージが伝わってきました。山川投手は江藤選手を空振り三振に仕止め、ベンチの期待に応えます。
セガサミーは2番手に、さっきまで投げていた前原投手をマウンドに。準決勝でも投げていました。ダブルヘッダーで連投です。しかし、流れを変えることはできませんでした。
6回は佐々木選手にセンター前タイムリーを打たれ、7回はボールを見極められ押し出しで失点。
かずさマジックは8回、4連打と暴投で3点加え、優勝を大きく手繰り寄せます。

かかずさマジックは7回裏から玉井投手をマウンドへ。
JR九州戦でしたかね。この試合は途中から何気なく観ていたのですが、小気味のいいピッチングをしていたのが印象に残っていました。
出ましたMAX152キロ。球に力もありました。セガサミーの各打者は差し込まれ、詰まらされ、反撃をさせてもらえませんでした。まぁセガサミーの攻撃時間が短かったですね。
8回終了時点で7点差ついていたので、この試合はコールドゲームとなり、かずさマジックの優勝が決まりました。
決勝戦でコールドもねぇ・・・。
決勝戦はコールドはないものと決めつけていましたし、7点差も全く頭になかったので拍子抜けしてしまいました。決勝戦くらいは最後までやらせてあげてほしかったです。


かずさマジックは攻守において最後まで相手に流れを渡しませんでした。決勝トーナメントはいずれもコールドと強さを見せつけました。終盤に点が取れたのも素晴らしかったです。
大会を通じて思ったことは、いい選手はたくさんいるということです。予選突破したツネイシの快進撃も忘れちゃいけないですね。
天候には恵まれなかったけど、内容の濃い5日間でした。明日も雨ですね。順延続きの静岡大会は大丈夫なんでしょうかねぇ?
がんばろう日本!
“The Foolish Old Man removing the mountains.” NORI
タグ :玉井大翔
2015年04月07日
金の卵いっぱい

今日は本当に寒かったです。最初、座っていた席はゲートの前で、冷たい風がビュンビュン入ってきたので、たまらず移動しました。

JABA四国大会 予選リーグ3日目、丸亀第2試合のセガサミー-アークバリアは9-1の7回コールドでセガサミーが快勝しました。
アークバリア先発の上田真也投手。この投手は、なぜ今まで注目されてないのかと思いました。投手内容は5回6失点と良くはありませんでした。4回以降は球速が落ちました。しかし、1回のセガサミー3番の江藤選手から2回の富田選手まで5者連続奪三振の素晴らしい内容もありました。3回も2つの奪三振があり、3回までに奪った7つの三振は、いずれも空振り三振でした。それだけに惜しい投球内容になってしまいました。
調べてみると、179センチと見かけほど上背はなかったです。それでも、150キロ近いストレートは投げられますし、落差の大きいフォークは魅力的だと思うんですけどね。
都市対抗に出られればいいんでしょうけど、もし出られなかったとしても、補強選手に選んでもらいたいです。
セガサミーの高島秀伍選手は、第1打席に高めのストレートをレフトスタンドに運ぶ同点ソロホームラン。第2打席は二死1、2塁の場面でスライダーをセンター前へタイムリーヒット。第3打席は伊達投手のチェンジアップを右中間へもっていくタイムリー二塁打。
三塁打が出ればサイクルヒット達成でした。しかし、代打が送られ7回の第4打席はありませんでした。
気持ちはわからなくないです。7回までに8点差ついていましたし、コールドの可能性もありましたし、他の選手にも、実戦を積ませたいのはわかります。第4打席、見たかったです。サイクルヒットのチャンスを与えてほしかったです。
それでも高島選手は3安打3打点3得点、上手い走塁もありましたし、今日は大活躍でした。
がんばろう日本!
“The Foolish Old Man removing the mountains.”
NORI
2015年04月06日
ストレートに強い

今日も雨。丸亀で試合がある日は、いい天気だった記憶がないです。
4月6日
第44回JABA四国大会 第2日
四国コカ・コーラボトリングスタジアム丸亀
第3試合
JR北海道-四国銀行
四国銀行 002 200 000:4
JR北海道 120 150 00X:9
バッテリー
(四銀)政岡(4.1)>田内(0.2)>亀岡(3)-小野和
(JR北)西嶋(2.2)>若杉(2.1)>金澤(2)>吉岡(2)-乙須

JR北海道の先発は西嶋投手。東海第四を卒業したばかりの高卒ルーキーです。昨夏の甲子園でスローボールを投げて注目を集めた投手です。
捕まった3回は制球が乱れました。初球がボールだと窮屈な投球になっていました。社会人の洗礼を受け、ほろ苦いマウンドとなりました。しかし、まだ高卒ルーキーですし、これが始まりですし、これを糧に成長していってほしいですね。


3回途上からリリーフした若杉投手。西嶋投手が作ったピンチは1球で片付けましたが、4回に2失点でした。

3番手の金澤投手は左サイドハンド。140キロ中盤のストレートを投げ込みます。
4番手の吉岡投手も球は速かったです。JR北海道は球の速い投手が多いですね。
試合は相手のミスにつけこんだJR北海道が勝ちましたが、印象に残ったのは四国銀行の各打者です。JR北海道のリリーフ陣の速い球に、しっかり対応出来ていました。ファールを含めて芯で捕らえる打球が多かったです。
いかに失点を減らすかを考えるよりも、失点よりも1点でも多く得点するかをテーマに取り組んでみても面白いかもしれません。
投手陣からすれば野手陣は頼もしく見えているに違いありません。この姿を見れば、投手陣も頑張ってくれるはずです。
四国銀行は負けたけど、何だかいいものを見させてもらいました。
がんばろう日本!
“The Foolish Old Man removing the mountains.”
NORI
がんばろう日本!