2015年04月18日
たった1つで流れは変わる
ひょっとしたら試合時間2時間切るんじゃないかと思うくらい早いペースで進んでいましたが、終わってみれば、2時間41分のやや長い試合になりました。でも、見応えのある試合でした。
4月17日
第58回JABA岡山大会 予選リーグ
倉敷市営球場 第1試合
JFE西日本―シティライト岡山
JFE西 004 000 001:5
シティライト 000 000 010:1
バッテリー
(J) 森川(7.2)>太田(0)>北田(1.1)―浦
(シ) 星山(7.1)>牛嶋(0.2)>寺田(1)―白井>七瀬

JFE西日本先発の森川投手は、前に見たときよりも球が遅くなってると感じたのは気のせいでしょうか?まぁ、いい意味で力みがとれたような感じはありました。
試合が動いたのは3回表。
JFEは2つの四死球からチャンスを作り、二死1、2塁で、2番山本選手がライト線にタイムリー二塁打でまず1点。意外と打球が伸びたのかもしれませんが、捕れない打球でもなかったので、少し悔やまれるプレーになりました。この時、1塁ランナーを3塁でストップさせたことに対して、「2アウトやのに何でまわさんのじゃ!」という声がスタンドから聞こえてきました。
その答えはすぐに出ます。続く橋本駿選手が左中間真っ二つのタイムリー三塁打で2点追加します。あの時、1塁ランナーを本塁に突入させていたら、アウトのタイミングのように思えました。ギャンブル的に1点取りにいくよりも、クリーンナップに託すという意味で、1塁ランナーをストップさせたことは正解だったと思います。たとえ橋本駿選手が凡退していたとしても。
先頭の岡選手に対して、2ボール2ストライクからの5球目の内角へのストレートは見逃し三振でもおかしくない素晴らしい球でした。しかし、判定はボールでした。結局、四球を与えてしまいました。このどっちつかずの判定が明暗を分けた気がします。
8回表、一死1、2塁となったところで、シティライトは星山投手から大卒ルーキー牛嶋一成投手にスイッチ。

「至誠館大ってどこやねん!」と思って調べてみたら、山口県にある大学だそうで、野球部は中国地区二部リーグに属しているそうです。
縦に落ちるスライダーなのかフォークなのか。この落ちる球が1つの武器です。ここではフォークということにしておきます。
まずは森選手をフォーク主体の組み立てで、最後はストレートで空振り三振。続く友滝選手にはフルカウントからフォークを見極められて四球を与えますが、岡選手を空振り三振でピンチ脱出。
江夏の21球とか森福の11球とか伝説がありますが、この日は牛嶋の15球を見たような気がしました。
これで流れを掴みたいシティライトは8回裏に反撃。エラーと連続ヒットで満塁のチャンス。先発の森川投手からマウンドを受け継いだサウスポーの太田投手から3番の谷選手がセンター前にタイムリーを放ち、1点返します。なおも二死満塁。ここで迎えるは4番岩重選手。一発出れば逆転。
ここでマウンドに上がったのは、こちらもルーキーの北田投手。この場面で北田投手は渾身のストレートで空振り三振に仕止め、シティライトの反撃を最小失点で切り抜けます。岩重選手は相当悔しい打席になったことでしょう。
流れとはこんなもんなんでしょうか。JFEは9回にだめ押しの1点を取り、9回裏のマウンドも任された北田投手が無失点で締めてJFEが逃げきった試合でした。
試合を作った先発の森川投手もよかった。いいところで打った橋本駿選手もよかった。ピンチを凌いだ北田投手もよかった。でも、この試合のMVP を挙げるとしたら、私はキャッチャーの浦選手です。
第1打席は絶妙な送りバントを決め、残りの3打席は1安打2四球ですべて出塁。そのうち2度は先頭打者での出塁でした。守っては盗塁3つ刺しましたし、あの8回のピンチを凌いだのは、浦選手のリードがあってこそです。あまり目立たなかったかもしれませんが、チームの勝利に大いに貢献しました。
がんばろう日本!
“The Foolish Old Man removing the mountains. ”
NORI
4月17日
第58回JABA岡山大会 予選リーグ
倉敷市営球場 第1試合
JFE西日本―シティライト岡山
JFE西 004 000 001:5
シティライト 000 000 010:1
バッテリー
(J) 森川(7.2)>太田(0)>北田(1.1)―浦
(シ) 星山(7.1)>牛嶋(0.2)>寺田(1)―白井>七瀬

JFE西日本先発の森川投手は、前に見たときよりも球が遅くなってると感じたのは気のせいでしょうか?まぁ、いい意味で力みがとれたような感じはありました。
試合が動いたのは3回表。
JFEは2つの四死球からチャンスを作り、二死1、2塁で、2番山本選手がライト線にタイムリー二塁打でまず1点。意外と打球が伸びたのかもしれませんが、捕れない打球でもなかったので、少し悔やまれるプレーになりました。この時、1塁ランナーを3塁でストップさせたことに対して、「2アウトやのに何でまわさんのじゃ!」という声がスタンドから聞こえてきました。
その答えはすぐに出ます。続く橋本駿選手が左中間真っ二つのタイムリー三塁打で2点追加します。あの時、1塁ランナーを本塁に突入させていたら、アウトのタイミングのように思えました。ギャンブル的に1点取りにいくよりも、クリーンナップに託すという意味で、1塁ランナーをストップさせたことは正解だったと思います。たとえ橋本駿選手が凡退していたとしても。
先頭の岡選手に対して、2ボール2ストライクからの5球目の内角へのストレートは見逃し三振でもおかしくない素晴らしい球でした。しかし、判定はボールでした。結局、四球を与えてしまいました。このどっちつかずの判定が明暗を分けた気がします。
8回表、一死1、2塁となったところで、シティライトは星山投手から大卒ルーキー牛嶋一成投手にスイッチ。

「至誠館大ってどこやねん!」と思って調べてみたら、山口県にある大学だそうで、野球部は中国地区二部リーグに属しているそうです。
縦に落ちるスライダーなのかフォークなのか。この落ちる球が1つの武器です。ここではフォークということにしておきます。
まずは森選手をフォーク主体の組み立てで、最後はストレートで空振り三振。続く友滝選手にはフルカウントからフォークを見極められて四球を与えますが、岡選手を空振り三振でピンチ脱出。
江夏の21球とか森福の11球とか伝説がありますが、この日は牛嶋の15球を見たような気がしました。
これで流れを掴みたいシティライトは8回裏に反撃。エラーと連続ヒットで満塁のチャンス。先発の森川投手からマウンドを受け継いだサウスポーの太田投手から3番の谷選手がセンター前にタイムリーを放ち、1点返します。なおも二死満塁。ここで迎えるは4番岩重選手。一発出れば逆転。
ここでマウンドに上がったのは、こちらもルーキーの北田投手。この場面で北田投手は渾身のストレートで空振り三振に仕止め、シティライトの反撃を最小失点で切り抜けます。岩重選手は相当悔しい打席になったことでしょう。
流れとはこんなもんなんでしょうか。JFEは9回にだめ押しの1点を取り、9回裏のマウンドも任された北田投手が無失点で締めてJFEが逃げきった試合でした。
試合を作った先発の森川投手もよかった。いいところで打った橋本駿選手もよかった。ピンチを凌いだ北田投手もよかった。でも、この試合のMVP を挙げるとしたら、私はキャッチャーの浦選手です。
第1打席は絶妙な送りバントを決め、残りの3打席は1安打2四球ですべて出塁。そのうち2度は先頭打者での出塁でした。守っては盗塁3つ刺しましたし、あの8回のピンチを凌いだのは、浦選手のリードがあってこそです。あまり目立たなかったかもしれませんが、チームの勝利に大いに貢献しました。
がんばろう日本!
“The Foolish Old Man removing the mountains. ”
NORI
Posted by のり at 22:54│Comments(1)
│社会人野球
この記事へのコメント
【JFE西日本】
(3)橋本拓
PH→3松浦
(5)山本
(9)橋本駿
(7)藤本
(DH)森
(8)友滝
(6)岡
(2)浦
(4)宮本
PR→4籾山
【シティライト岡山】
(4)近藤
(8)桐山
6 田邉
(9)谷
(7)岩重
(DH)八代
(3)馬淵
(5)中島
(2)白井
PH →8江頭
(6)平松
PH 小竹
PR 中津
2 七瀬
(3)橋本拓
PH→3松浦
(5)山本
(9)橋本駿
(7)藤本
(DH)森
(8)友滝
(6)岡
(2)浦
(4)宮本
PR→4籾山
【シティライト岡山】
(4)近藤
(8)桐山
6 田邉
(9)谷
(7)岩重
(DH)八代
(3)馬淵
(5)中島
(2)白井
PH →8江頭
(6)平松
PH 小竹
PR 中津
2 七瀬
Posted by のり
at 2015年04月18日 23:24
