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Posted by あしたさぬき.JP at

2013年04月25日

ババ抜き



例えば東京ドームなら、ホームランの出やすい球場として知られています。


3月1日に蔵本で行われた徳島ISとJR四国のオープン戦は両チーム合わせて17四死球が出た試合でした。


JR四国の南川投手が、スライダーが抜けて顔を背ける場面を何度も見ました。


これは、投手の技術がないだけでないような気がします。蔵本のマウンドは投手泣かせなのか、四球がよく出る球場です。


なので、ある程度の四死球は目を瞑らないといけないのかもしれません。投手は、四球を出しても引きずらないこと、早く切りかえることが大事になってきます。


4月25日
四国アイランドリーグplus公式戦

JAバンク徳島スタジアム
徳島IS−香川OG

香 川000 002 000:2
徳 島010 200 00X:3

バッテリー
(香)渡辺(6.1)≫永川(0.2)≫田村(1)−大川

(徳)小松(6)≫安里(1)≫入野(1)≫シレット(1)−小野


四球が出やすいということは、ボール先行の投球になりやすいということでもあります。


大谷龍選手のホームランは、変化球が2球外れて、2ボールからの外角高めのまっすぐでした。打者有利のカウントから逃さず打った大谷龍選手はナイスバッティングでした。ちなみに桜井選手の3ボール1ストライクから打ったレフト前ヒットも1つ間違えればホームランになっているような危険な球でした。


打たれた渡辺投手は仕方ないと割りきればいいんです。四球がよく出るのは承知の上ですが、ホームランを打たれた大谷龍選手の第2打席に与えた四球はもったいなかったです。


1球目カーブ外れてボール、2球目チェンジアップでストライク、3球目ストレート外れてボール、これで2ボール1ストライクです。


打者有利のカウントのように思われますが、そうでもないようにも思いました。大谷龍選手はこの3球いずれも違う球種を見せられました。次にくる球は何なのか、狙いを絞りにくかったんじゃないでしょうか。


もしヤマを張られて2打席連続のホームランを打たれていたとしたら、それはババ抜きでジョーカーを引いたようなものです。この打席ではジョーカーを引く確率は低かったように思います。だから四球は与えてほしくなかったのです。


ババ抜きでは、カードをわざと1枚だけ上にあげたり、カードを入れ替えたり、何もせずじっとしていたりと、相手にジョーカーを引かせようとあの手この手を使った駆引きがあります。


これって、野球と同じじゃないかと思いました。野球でもいろんなところで駆引きがあります。自分の狙い球がきたけど打ち損じてしまった場合は、ペアになるカードがなくて、捨てられなかったといったところでしょうか。


話がそれて随分長くなりました。


渡辺投手は、3失点で敗戦投手になりました。4回裏の松嶋選手のライトオーバー2点タイムリー二塁打は大木選手の前進守備が裏目に出ただけです。打者のタイミングを外す上手い投球ができていましたし、そんなに悪い印象はなかったです。


去年はボロボロだった徳島の内野守備、今日はよかったです。今日は守りで勝ったようなものです。


香川は同点に追いつけるチャンスはありました。6回表、国本選手の併殺崩れで1点返したあと、二死満塁で大川選手がレフト前にヒットを放ちました。ここで同点のランナーとなる二塁ランナーを三塁でストップさせました。レフトは定位置付近で打球を捕りましたし、普通ならまわしてもいい場面でした。


次は代打で牟禮選手が控えていました。いいところで、彼のバットに期待をかけたのでしょう。勝負よりも育成を選択したということにしておきます。


がんばろう日本!


“mind-body unity” NORI


  


2013年03月01日



両チーム合わせて17四死球ということもあり、試合時間も長くなりました。


「大丈夫!まだ大丈夫!」と、どんよりとした雲と時折、顔を覗かせる太陽を見ながら、心の中で呟いていました。


試合中は雨は降らず、本当によく持ちこたえました。(ついでに私の空腹も…)予報通り、午後3時頃から降りだした雨は強烈でした。


3月1日
独立リーグ・社会人野球交流戦


JR四国 000 011 103:6
徳島IS 200 012 000:5


バッテリー
(J)南川(6)≫中野(3)−小林

(徳)河野(3)≫宍戸≫(2)≫福岡(2)≫沼江(1)≫関口(0.1)≫大藤(0.2)−小野≫高島


【得点経過】

1回裏、一死満塁から井生選手のサードゴロ(二塁封殺)の間に1点。続く松嶋選手がレフト前タイムリーでもう1点。


5回表、二死1、3塁で徳島・宍戸投手の暴投で1点。


5回裏、途中出場の酒井選手のライト前タイムリーで1点。


6回裏、一死から3連続四球で満塁とし、高橋選手のあたりはサードゴロエラーで1点。大谷龍選手のショートゴロの間に1点。


7回表、一死1、3塁から小林選手の犠牲フライで1点。


9回表、無死1、3塁から代打松谷選手のサードゴロの間に1点。原選手の二塁打で一死2、3となり、小林選手の犠牲フライで同点。二死1、2塁後、光中選手のセンター前タイムリーで逆転。



徳島は最後は交代した選手が再出場したりと、何でもありな感じでした。オープン戦ならではです。


正直言うと、今日の試合内容では、徳島まで行ったぶんの元が取れなかったので、徳島ラーメン食べて帰りました。


四国初出店となるセブンイレブンにも立ち寄ってきました。30円引きでお得でした。


がんばろう日本!


“mind-body unity” NORI


  


2012年12月18日

引退試合を希望します



金本知憲、石井琢郎、小久保裕紀……。


今年の日本プロ野球は、大物選手の引退が相次ぎました。


高校中退から10代で渡米。帰国後、定時制の高校に編入。一時、選手登録が認められなかった大学時代。大学卒業後は国内外の独立リーグを転々とする日々。


実力が認められ、NPB入りが噂されたものの、結局は見送られ、縁がありませんでした。


オリックスと近鉄の合併問題で揺れた2004年。新規参入球団として、楽天とライブドアが名乗りを挙げました。もし、新規参入球団がライブドアだったら、NPB入りの夢が叶っていたかもしれません。


徳島インディゴソックス 根鈴雄次。


陽の当たらない場所で野球をやり続けた独立リーグの大物。その波乱万丈の現役生活にピリオドを打ちました。


ホームランを打つと、神に祈りを捧げ、レクザムではホームラン賞のボードを誇らしげに掲げる姿がありました。


足に死球を受けると、バットを叩きつけ、投手を睨み付け、怒りをあらわにしながら1塁へ歩く姿がありました。みるみるうちに様子が変わり、足を引きずりながら歩き、ベンチからトレーナーが出てきて治療。


「痛いんかい!!」


「もっと声援を送ってくれ」と言わんばかりにスタンドに向かってファンを煽るようなジェスチャーもありました。


根鈴さんのパフォーマンスには大いに楽しませてもらいましたし、球場を大いに盛り上げてくれました。こんな選手はなかなか居ないです。


根鈴さんが最後に出場したのは9月22日の高知戦です。DHながらフル出場しました。この試合は徳島が勝ちましたが、徳島の選手では、最後のバッターは根鈴さんでした。これが事実上の引退試合だとしたら、あまりにも寂しすぎます。


『行列のできる法律相談所』で新潟アルビレックスBCの高津臣吾プレイングマネジャーの引退セレモニーの様子が紹介されました。


多くのファンに見守られながら、終球式でキャッチャー古田敦也さんに投じた最後の一球シンカーや、引退スピーチはとても感動しました。


根鈴さんほどの選手なら、独立リーグであれ、功績を残してきた人ですから、高津さんのように、来年のオープン戦ででも引退試合を行ってほしいです。


根鈴さんは、来季からアシスタントコーチに就き、徳島球団に残ります。コーチと選手のパイプ役になって、いいチームを作り上げてほしいです。ゆくゆくは智勝コーチと共に監督になってもらいたいです。


それはいいんですが、来季の徳島は野手コーチ3人に対し、投手コーチ不在という、いびつな陣容になりました。


島田監督が、監督業をこなしながら投手陣を指導するのは大変です。誰か監督をフォローする投手コーチがほしいところです。中田良弘は居るのか居ないのかわかりません。


そんなことはともかく、根鈴さんお疲れさまでした。最高のエンターテイナーでした。


がんばろう日本!


“new challenges and my new style” NORI


  


2012年12月09日

お腹いっぱいです



アイランドリーグ一次テストのトライアウトが終わりました。


四国開催の特別合格者は経歴だけ見るとガイナーズな選手が多いです。


四国学院大の竹田隼人投手。ガイナーズはエース不在で「ガイナーズ来てくれないかなぁ」とつぶやいたこともありました。


ドラフトで指名から漏れ、社会人も含めて野球ができる環境を探していたみたいなので、特別合格がもらえてよかったです。


まぁ、アイランドリーグは四国六大学よりもレベルの高いところなので、いい経験にはなります。


右サイドハンドの環太平洋大・又吉克樹投手も気になっていた投手でした。


この2人がアイランドリーグにやって来るとわかって、満足です。


あとは奈良産大の有山捕手。笑


ガセネタかと思っていましたが、本当だったんですね。


特別合格者の中に、JFE東日本の生田目選手の名前があったのも驚きです。


JABA岡山大会の決勝戦でスタメン出場していた選手です。


生多(おぶた)とか生田目(なまため)だとか、ややこしかったり…


彼は二塁手なので、水口選手が抜けた穴を埋めるのにはいいですね。まぁ、どのチームも二塁手は欲しいところなんですけど。


知らない選手もたくさんいるんだけど、どんな指名になるか楽しみにしておきます。


がんばろう日本!


“new challenges and my new style” NORI


  


2012年11月28日

歴史とか伝統とか



これはちょっとマズイんじゃないですかぁ!?


池田だけを取り上げてしまったら、池田に優位な風が吹くに決まってます。取り上げるのなら推薦校に選ばれた四国の4校すべて取り上げてほしいです。


今治工も「全力疾走、全力発声」をモットーにしているみたいですね。今年の選考は難しいです。


さて先週、ガイナーズのシーズン御礼報告会が行われました。


球団HPでは、その席で高尾投手に功労賞が贈呈されたとありました。


それを見て、ハッとしました。何かを思い出し、慌てて過去の記事を読み返してみました。さかのぼること今年の1月25日の記事です。


「アイランドリーグで素晴らしい実績を残しながらも、残念ながらNPBとは縁のなかった選手たちがいます。 そんな選手に対して、どうも冷たすぎる印象を受けてしまいます。我々の知らないところでは何かやっているのかもしれません。それをファンの人たちにも、わかりやすく示してあげてもいいんじゃないかと思います。」


私の希望が叶ったみたいで嬉しく思いました。私からも「ありがとうございます」と言いたいです。


これで次の功労賞の対象選手は決まったようなものです。まだあえて名前は出しません。


この先、NPBに行こうが行くまいが、表彰はしてあげなきゃいけないでしょう。アイランドリーグの記録保持者なんですから。


先人たちの活躍も含め、こうして後々に受け継がれていくんだろうなぁと思うと何だか楽しみになります。


継続していくことは大変なことだけど、それが大事なことだったりもします。


がんばろう日本!


“new challenges and my new style” NORI

  


2012年10月30日

これで納得してもらえますか?



先日のドラフト会議でガイナーズから星野雄大捕手と水口大地内野手がプロの球団から指名を受けました。


アイランドリーグの他球団からの指名はなく、今年は2名という厳しい結果になりました。


これでいいと思ってます。NPBはそんなに甘いところじゃないと思うからです。


プロに行けたのはまず第1に本人の努力があったからです。その次に指導してくれた監督、コーチ、支えてくれた周りのみなさんのおかげと続くのでしょう。


キャッチャーはいったい誰が指導しているのだろうと常に疑問に思っているところはあります。


表にはあまり出てこないですけど、水口選手が西武から指名を受けて本当に嬉しかったのは智勝コーチなのではないでしょうか。


智勝コーチは今季からガイナーズの野手コーチに就任しました。NPBを経験していない人のコーチ就任ということもあり話題にもなりました。


当初は否定的な意見が多かったのをよく覚えています。それがシーズン始まってみればどうでしょうか。


アイランドリーグでチャンピオンになりプロ野球選手を輩出したのです。他球団のコーチはみんなNPBを経験した人たちばかりです。今年、この2つの目標を達成したのはガイナーズだけであり、智勝コーチはその唯一のコーチなのです。


思えば、他の球団では指導法が選手に合わず、チームが低迷し、挙げ句の果てには家庭の事情により辞任した元NPB経験者のコーチがいたものです。


別にNPB経験者を指導者として招くことが悪いとは思いません。ただNPBを経験しているから、いい指導をしてもらえるとは限らないのです。NPBを経験しているかしていないかは、あまり関係ないのです。

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タグ :近藤智勝


2012年10月20日

直前ギリギリ



私自身、BCリーグは滅多に見る機会なんてありませんし、この機会に行ってみようと思い、レクザムスタジアムに行きました。見たい選手がいたのもひとつの理由です。実は初めてBCリーグのチームの試合を観ましたし、初めてのグラチャン観戦でした。


日本独立リーググランドチャンピオンシップ

レクザムスタジアム
新 潟 000 200 000:2
香 川 000 000 000:0


新潟の先発は寺田哲也投手。今日は調子がよかったようです。


140キロ前後のストレートに変化球、時おり90キロ台のスローカーブで緩急をつけガイナーズ打線を手玉にとりました。


コントロールも非常によかったです。ボール球は際どいところばかりではっきり外れた球はありませんでした。130キロ台後半のスピードでもコーナーを丁寧に、打ってもファールというところを突いていたので、手痛いのを打たれることはありませんでした。


3回裏、二死3塁のピンチでは北村選手を高めのつり球で空振り三振。まっすぐをファールで逃げられていて、まっすぐで空振りをとるならこの球しかないという素晴らしい球でした。


考えた投球が出来ていて、味方のエラーにも余裕がなくなるということがありませんでした。堂々としていて、ベンチやファンの人は安心して見られたんじゃないでしょうか。


反省点は下位打者に対してナメてかかったようなところがあった部分です。


3回裏に9番の甲斐選手に打たれた二塁打です。上位打線に対しては130キロ後半から140キロ台の球を投げるけど、この打席でのまっすぐのMAXは135キロでした。


ペース配分を考えると抜くところも必要かもしれませんが、イニングの先頭打者でしたし、もう少し注意が必要でした。


そこの部分以外はほぼ満点。7回4安打1四球9奪三振無失点の投球内容でした。


ちなみに寺田投手のこれまでの最速は144キロということでした。


今日は第1打席の水口選手を空振り三振に仕留めた球は145キロでした。自己最速を更新しました。


さらに3回裏の北村選手の時に146キロを計測し、自己最速を2キロ更新しました。スピードの出にくいレクザムのスピードガンなので、間違いないと思われます。


打たせてとるピッチングが本来の持ち味の寺田投手。プロとの交流戦ではイニング数を上回る奪三振数を記録しています。


横浜DeNA2軍との試合では2安打11奪三振で完封勝利をやってのけました。


ドラフトまで一週間切ったところで、そのイメージ通りの投球が見れてよかったです。


野呂選手、福岡選手のオプションをつけて一番見たかった選手が寺田投手なので、私は満足しています。


おまけ(?)で間曽投手の登板も見ることができました。間曽投手は自分の思っていた以上にいい投手でした。


がんばろう日本!


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2012年10月15日

今年は外野手がアツい

そう思っているのはわたくしだけでしょうか?


決してネタがないわけではありません。何から書こうか迷っているのです。


まぁ森口尚史氏には針千本飲ませましょう。それは冗談ですが。


プロ野球ではクライマックスシリーズの真っ最中。そんな中で宮崎ではフェニックスリーグが開催中であります。アイランドリーグ選抜も参加しております。


ドラフト会議まであと10日に迫りました。今年はアイランドリーグからどの選手が指名されるのかが気になります。


ちょっと早い気がしますが、今、書いておきます。


わたくしが指名を受けてもいいんじゃないかなぁと思う選手は、8名います。かなり甘く見積もっています。


投手陣に関しては、ちょっと……。今年はいきなり大阪桐蔭の藤浪投手を見てしまいました。これがちょっとマズかったです。インパクトが強すぎました。この投手を基準にしてしまうといけないです。


もし藤浪投手よりも印象が強い投手がいたら、その投手は間違いなくドラフト1位です。


投手は8名中、3名です。ただそのうち1名、フェニックスに参加していない投手がいるので、そこが気がかりです。1名でも指名されればいいかなぁと思っています。


投手に関してはBCリーグの方が候補がたくさんいるんじゃないかなと見ております。


捕手、内野手、外野手をすべて引っ括めた野手は5名です。そのうち1名は育成じゃなくて本指名を受けてほしいと思う選手です。


ガイナーズの選手はグラチャンを控えていますので、第2クールの4試合のみの参加となります。メンバーの入れ替えもあります。


まだメンバーに選ばれていない愛媛の樋口選手なんかも招集されると思いますので頑張ってもらいたいです。高田選手なんかは今年、大きなチャンスがやって来てると思います。


もう少し人数を絞ると全体で4名ないし5名です。


これからは当日のお楽しみです。情報を遮断して、その時を待ちます。


がんばろう日本!


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2012年09月27日

幻惑



昨日は変な胸騒ぎしかしなかった1日でした。こうなってしまったのも自分の認識不足、視野の狭さに原因がありました。


優勝マジック2で迎えたガイナーズ。そこばかりとらわれていました。


マジック2であったものの順位は愛媛よりも下でした。優勝とか考えずに愛媛に追いつくことを考えておけば、気分的にも全然違っていたかもしれません。


まぁ今さら気がついても後の祭りなんですけどね。


昨日のダブルヘッダーを持ちましてレギュラーシーズンが終了しました。次はチャンピオンシップです。


一週間後の話かと思えば、今週末にはもう開幕するんですね。早いもんです。


2012年シーズンのタイトルホルダーの名前を見れば、愛媛に分がありそうに思えるものです。


そうですね。戦力的には愛媛の方が上ですから。香川はあくまでも挑戦者です。


でも、チャンピオンシップ開催ルールというのを見てみると、香川がチャンピオンシップ全試合引き分けでも香川の総合優勝が決まるということですね。だから、開幕前の現段階では香川にアドバンテージかあるということです。


がんばろう日本!


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2012年09月26日

憂鬱

高知とのダブルヘッダーで連勝すれば後期優勝が決まる大一番。


1試合目は勝ちました。2試合目は7回裏の6失点が響いて敗れました。その結果、愛媛の後期優勝が決まりました。


ビッグイニングに関しては愛媛にも同じようなことがあったので、当然、香川にも起こりうることだと思っていたので気にしてません。大敗だろうが惜敗だろうが負けは負けです。


ちょっとした誤算がありました。それは雨天中止の影響で、愛媛の方が先に全日程を終了したことです。


ぼくのイメージとしては勝って愛媛にプレッシャーを与えることでした。それが逆になってしまいました。


結果はどうであれ、愛媛より先に全日程を消化できていたら、こんなに苦しい思いもしなかったでしょう。どれだけ楽だったことでしょうか。


もし自分が選手の立場だったら、優勝を期待されているのを感じたら、心の中では「ふざけんな!」と思っていたに違いないです。現実から逃げ出したいと思っていたに違いないです。


優勝のかかった大一番となると、本当なら優勝に向けて気分が高まるはずなんだけど、今日に限っては嫌な予感しかしませんでした。


例えば、「あー今日は仕事行きたくないなぁ」と思う日もあるかと思います。そんな感じでした。



愛媛マンダリンパイレーツの関係者のみなさん、ならびにパイレーツファンのみなさん、後期優勝おめでとうございます。


松山で2試合、チャンピオンシップを戦えることになってよかったですね。


香川との直接対決がなくなってからの残り試合というのは、すごく長かったと思います。


ここまで来るのには過程というものがあり、一言で片づけるのは失礼なんですけど、あえて言うなら、昨日の試合に勝ったことが大きかったんじゃないでしょうか。


一方の香川。前期の終盤あたりから山野投手でしか勝ててないのが気になっていました。後期は山野投手を軸に、他の投手で幾つ勝ち星を上乗せできるかが鍵でした。


後期開幕当初のことを考えると、最下位になることもあり得ました。それを考えると、最後の最後まで優勝争いを演じたことは立派です。それなりに楽しませてもらいました。選手の成長、特に投手陣の成長を感じました。


ただし、後期も優勝していたら、「強くなったなぁ」と言えたのですが、どうやらそれを言うのは、まだお預けのようです。


後期も優勝していたら、総合優勝にもグッと近づいていたと思うんですが、これでわからなくなりました。


今日の敗戦に思うことはたくさんあります。ガイナーズはまだ進化の途中だと思っておきます。真の強さを証明する戦いはこれからです。


がんばろう日本!


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2012年09月25日

まるで時限爆弾

秋の日本一を目指す戦いに向けて、すべての代表が出揃いました。


日本選手権近畿地区予選の第4代表決定戦。ニチダイ−三菱重工神戸はニチダイがサヨナラ勝ちで日本選手権出場を決めました。


これがまたすごい試合でした。7回表まで三菱重工神戸が7点リードしていました。


ところがニチダイが7回裏に2点取って反撃。8回に一挙5得点でたちまち同点。9回にサヨナラと7点差をひっくり返す大逆転劇でした。


野球は最後まで何が起きるかわかりません。


アイランドリーグのレギュラーシーズンは明日の高知−香川のダブルヘッダーを残すのみとなりました。


ガイナーズに優勝マジック2。マジックという響きはいいんですが、1つ負けても1つ引き分けでも終わりです。愛媛の後期優勝が決まります。香川は連勝するしかないのです。


普通、マジックが点灯したらドキドキワクワクするものです。今回のマジック2にはワクワクの部分がありません。そんなマジックなら無い方がマシです。事実、マジックは点灯しているようでしていないようなものです。


明日のことは、わたくしには全く予想がつきません。全くわかりません。ちょっとテンパってます。


このプレッシャーがかかる中で試合ができることは大きな経験になります。そりゃ後期も優勝した方がいいんです。ただ、優勝とかそんな余計なことを考えない方がいいと思うんです。


今まで自分たちのやってきたことを信じて、自分たちのやるべきことをやっていれば自ずと結果はついてきます。


先程も言いましたが、野球は最後まで何が起きるかわかりません。最後まで諦めないこと。最近キーワードになっている“全力”で戦うことです。


あとはベンチワークにもかかっています。選手だけでなく首脳陣にもプレッシャーはかかるはずなのです。


以前、愛媛の星野監督が「ここからは監督力の勝負」だとおっしゃっていました。その言葉の意味がようやくわかったような気がしました。


がんばろう日本!


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2012年09月11日

負けないこと

投げ出さないこと 逃げ出さないこと 信じぬくこと


ダメになりそうなとき それが一番大事


20年以上も前の曲なんですけど、とてもいいフレーズですね。


さて、今日もアイランドリーグ後期の優勝の行方について触れましょうか。


愛媛、香川、徳島の三つ巴の争い。


首位が愛媛で0.5ゲーム差で2位が香川、首位から1.5ゲーム差の3位が徳島となっています。


これね、一番優位なのは香川だと思っています。この先の勝敗如何で立場は変わりますけどね。


だからこの前の連敗で追い詰められた感じもないです。愛媛は相当、プレッシャーがあると思います。


香川は残り5試合。すべて勝つことが理想的と言えば理想的です。しかし、そんなに上手くはいかないと思っています。


残り5試合、計算どおりだと2勝はできます。あとの3試合で、いかに負けない試合をするかでしょう。


とりあえず明日から4連戦です。明日の高知戦は勝っておきたいところです。


それよりも後期の行方を左右しそうな試合は明日の徳島−愛媛じゃないでしょうか。


明日はどちらも大一番と言っていいでしょう。


優勝するために最も重要なことは勝つことではありません。最も重要なのは負けないことです。


ガイナーズは負けない試合をすること。それをやって愛媛に優勝を拐われたら、それはそれで素直に相手に拍手を送りましょう。


がんばろう日本!


“new challenges and my new style” NORI


  


2012年09月10日

気持ち

まず初めに、このブログを読んでくださった方から、ありがたいメッセージを頂戴いたしました。


この場を借りてお礼申し上げます。とても励みになります。ありがとうございました。


さて、久しぶりにアイランドリーグの話題いきます。


後期は非常に混戦で、愛媛、香川、徳島の三つ巴の争いになっております。


愛媛と同率で首位に並んでいた香川は週末に徳島に連敗してしまい、半歩後退してしまいました。


徳島は前期の不振が響き、チャンピオンシップに出場するためには後期優勝しか道は残されていません。崖っぷち状態です。


9月6日、香川−愛媛の首位攻防直接対決で敗れ、同率で並ばれた試合後の愛媛・星野監督は「ここからは監督力の勝負」というコメントを残しました。


この言葉には腹をくくり、「優勝できなかったら自分の責任」だというくらいの決意が感じられます。


前期優勝してチャンピオンシップ出場も決め、気持ち的にはゆとりのあるガイナーズ。今、果たして、これくらい必死の思いで野球をやっている人はどれだけいるでしょうか。


全力でやって負けてしまったのなら、それは仕方のないことです。


「後期も優勝」


この思いが本物なら、チームとしての目標、やるべきことを再確認することが必要でしょう。


「連戦で疲れていた」とか「怪我人が多いから」とか、言い訳ならいくらでもできます。心のどこかに隙があるとしたら、それは問題です。



お互いプレッシャーのかかる試合は続きます。逃げ道を作っているようでしたら、この先、戦っていくのは厳しいです。


がんばろう日本!


“new challenges and my new style” NORI


  


2012年07月12日

雑念


のりん星はついに30℃を超えました。去年は6月下旬には30℃超えていたので、今年は遅いくらいです。


クーラーはつけん!!まだつけんぞ!!


さて、アイランドリーグの公式サイトを覗くと、アイランドリーグを取材されている高田博史記者のコラムが掲載されていました。


「ふーん、なるほどなぁ。たしかにそういう考えもあるよな。」とか、「自分の考えていたことは、あながち間違いではないな。」とか


いろいろと参考になることもあり、ためになることも多くて、ぼくも愛読させてもらっています。


このコラムを読んでいると、ある言葉が頭に浮かびました。


“沈思凝想”


これは新年を迎えたときに、ぼくが今年のテーマとして掲げた言葉です。


「雑念を払って物事を深く考え、静かに想念をこらす」という意味です。


最近、いろいろありまして、ぼく自身の頭の中に雑念が入りまじっていました。この言葉を思い出し、今改めて雑念を取り除くことができました。


人にはそれぞれ、自分に合ったスタイルというのがあります。ぼくは選手と深く関わりたいとも思いませんし、サインが欲しいとも思いません。


選手は子どもたちの憧れであればそれでいいです。


ぼくはただ、野球を観に行ってるだけです。


それについての自分の意見、感想を述べる、時には厳しいことも言うかもしれません。


それが正しいか間違ってるかはどうでもいいことなのです。


ぼくにとっては、「自分はこう思う」という自分の考えを示すことが重要なのです。


それは今までやってきたことなので、今さら自分のスタイルを変えるつもりはありません。


もう雑念はなくなりましたので、自分のやり方を貫き通していきます。


7月はアイランドリーグの試合をなかなか観に行くことができません。


しばらく時間をおいて、ガイナーズが、アイランドリーグがどうなっているのか、楽しみにしておきます。


がんばろう日本!


“new challenges and my new style” NORI


  


2012年07月10日

1人抜けた穴


高校野球香川大会、明日開幕!


なんですが、お天気が心配です。明日から3日間傘マークです。


香川大会は雨で2日3日流れることは多いですね。


香川OGは愛媛MPに0−11で完敗。後期は引き分けのあとの3連敗で勝ち星がありません。


本当は今日は勝っておきたかった試合でした。1つ勝てば気分的にも違ってきますしね。


まぁまだ始まったばかりですから。


1人いないだけで、こんなにも違うもんなんでしょうか。本当は抜けてる穴を感じさせないほうがいいんですけどね。何だか存在の大きさを感じてしまいます。打線の調子が下降しているのも勝てない要因のひとつではありますけどね。


一番つらいのは7月はもうホームゲームがないことです。チームの状態が悪いときに、ファンの人の大きな声援を送ることができればいいんですけど。


1つ言えるのは、急造の選手で簡単に務められるポジションではないということです。イメージでは誰にでも出来そうなんですが、案外、難しいポジションであり、重要なポジションなんです。


後期は投手陣の失点が目立っていますが、チーム全体で防げる失点もあったはずです。


まずはガタガタになってる守備の立て直しからだと思います。


まぁいずれ戻ってきますし、それまでは辛抱です。


あ、マエストリ投手のことじゃないですよ。


がんばろう日本!


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2012年07月09日

獲らせてあげたい

梅雨明け宣言はまだか!?


沖縄では発表があったのは知りませんでした。こちらはまだです。


平日の真ん中は雨予報です。じょうろで花に水をやるような弱い雨ならまだいいんですけど、バケツをひっくり返したような雨は勘弁してもらいたいです。


梅雨の中休みで西日が眩しかった昨日の晴れの国カンスタ。敵地で勝利したのは横浜FCでした。


なんと、アウェイで8連勝だそうです。これはJ2新記録だそうです。強いですな。



さて、今日はマエストリ投手がオリックスの一員として支配下登録されました。また新たな出発です。


アイランドリーグでは、3ヶ月という短い期間でしたが、2勝12セーブ、防御率とセーブ数はリーグトップという素晴らしい成績をおさめました。


防御率は規定投球回数の関係で、いずれ名前が消えてしまいます。しかし、セーブ数は名前が消えることはありません。


12セーブというのは2位以下を大きく引き離しての断トツの数字です。


2位の愛媛・井上投手は5セーブですが、前期最後の方に先発を務めました。後期は先発でいくとなれば、セーブ数も伸びることはありません。


そうなると、マエストリ投手の最優秀救援投手のタイトル獲得の可能性は十分あります。シーズン途中で退団した選手がタイトルを獲得するケースは非常に珍しいですね。


一番のライバルは愛媛の河原投手でしょうね。チームとしては河原投手を登板させない試合展開にもっていくのが理想的です。リードしている展開にもっていくという意味です。


河原投手がセーブのつく場面で登板したとしても、攻略してくれるのなら、それでよしです。


チームとしての目標もありますが、マエストリ投手にアイランドリーグで頑張ってきた勲章を形として与えてほしいとも思う次第であります。


がんばろう日本!


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2012年07月08日

よきライバル

8回裏にあと1本が出ていれば…

伴投手が9回表を無失点で抑えてくれていたら…


そんな声が聞こえてきそうな試合でした。野球はこんなもんです。


徳島の勝因は岩根投手が粘り強く投げたことも挙げられるんじゃないでしょうか。


岩根投手はストレートでほとんどストライクが取れませんでした。


1回裏、先頭の水口選手にストレート3つでボールが3つ続きました。ストレートの四球も頭をよぎりました。


ここからカットボールでフルカウントまで持ち込み、最後もカットボールでピッチャーゴロ。この短時間でよく修正したものです。これできっかけがつかめたと思います。


試合は徳島が2回表に山城選手の2ランで先制。


すると今度は2回裏に香川の正捕手の星野選手がお返しと言わんばかりにレフトへ同点となる2点タイムリー二塁打。


これは岩根投手の失投でした。逆転3ランも頭をよぎったかもしれません。レフトの中川選手はフェンスに張り付きながらも落下地点には入っていたので捕ってほしかった打球だったでしょう。でも自分の失投だから仕方ないです。


3回裏に桜井選手の犠牲フライで香川が逆転。


しかし4回表、山城選手が2打席連続となるホームランで徳島が同点に追いつきます。


さらに、これがホーム最後の登板となるマエストリ投手から吉村選手が逆転のタイムリーヒットを放ちます。


すみません、自分が贔屓にしている選手なので、ここ強調させていただきます。


吉村選手はマエストリ投手の外角高め145キロのストレートをセンターにきれいに弾き返す逆転タイムリーヒットを放ちました!!


これ、赤い字で書きたいくらいです。


山城選手の本塁打数はリーグトップタイとなる5本目です。このうちの4本、ぼくは生で見ました。しかも4本とも相手は香川です。


1試合を通じてさっぱりなときもありますけど、ここまで打たれてしまうと配球を考えなきゃいけないです。特に星野選手にとっては同じポジションですし、NPBを目指す上で強力なライバルなのですから。

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タグ :吉村旬平


2012年07月07日

こらあかんわ


IL公式戦
レクザムスタジアム

徳 島 020 200 103:8
香 川 021 000 011:5


勝:岩根 2勝2敗1S
S:シレット 1勝1S
敗:中野 1敗

本:
山城 4号2ラン/2回、5号ソロ/4回

徳島
----------------
得020 200 103:8
安211 300 114:13
四111 101 120:8
----------------
投:岩根(7回)≫ジェイソン(1回2/3)≫シレット(1/3)
捕:山城


香川
----------------
得021 000 011:5
安022 100 000:5
四021 010 143:12
----------------
投:中野(3回0/3)≫マエストリ(3回)≫西村(1回1/3)≫渡辺(2/3)≫伴(1回)
捕:星野


【二塁打】
星野(香)
中村2、神谷(徳)

【盗塁】
大谷龍、アレックス(徳)
ペレス(香)

【犧飛】
桜井(香)

【暴投】
ジェイソン3(徳)

【ボーク】
ジェイソン(徳)

【捕逸】
山城(徳)


くもりのちにわか雨…


涼しいのはいいんだけど


これでは天の川も見えません。


がんばろう日本!


“new challenges and my new style” NORI
  


2012年07月06日

雷雨ー(^o^)/


雷ゴロゴロ、大雨しかも風が強くて横殴り、激しかったですね。


おかげさまで、しばらくCS放送が映らなくなりました。


阪神はチームを立て直すのに少々時間がかかりそうですな。


矢野さん、来年はとりあえず2軍のバッテリーコーチになってくれんかなぁ。


赤星さん、戻ってこないかなぁ。


アニキに代打せっきー、これどうなんでしょう。


真弓監督就任1年目に不調だった鳥谷に、ひーやんを代打に送ったことはありました。


アクシデントじゃないのなら、今回の場合は、アニキは明日からスタメンで使えないんじゃないかと思ってしまいますね。


ドーム球場だったので影響はなかったものの、千葉のQVCマリンは大雨でした。全国的に大雨でした。


アイランドリーグの後期開幕戦、香川OG−愛媛MPも降雨コールドで引き分けでした。


リードしてたけど追いつかれました。まぁノーゲームにならずに試合が成立してよかったんじゃないでしょうか。


大場投手は完投ですね。チームとしては今季初ですね。先発で5回まで投げた投手なんていくらでもいるわ!っちゅう話ですけどね。


マエストリ投手の登板を楽しみにされてた方もいるんじゃないかと思います。


入寮が9日だそうで、おそらく明後日の鳴門までは帯同するんじゃないでしょうか。


マエストリ投手にとっては、明日がホームでのラストゲームです。


ガイナーズの一員として、本拠地レクザムで最後の勇姿を見せてくれること、満を持してマウンドに上がってくれること、期待しましょう。


がんばろう日本!


“new challenges and my new style” NORI

  


2012年07月05日

休む暇もない


これはヤバイです。


7月になれば、今や炎の13連戦が毎年恒例行事になっています。


今年は、とある事情で、このままだと19連戦になりそうです。


出来ないこともないんだけど…


ちょっと考えさせて!!


せめて10連戦+9連戦くらいにならないかなぁ…。


アイランドリーグ選抜VSフューチャーズの交流戦、昨日は投手戦で、今日は打撃戦でアイランドリーグ選抜が勝ちました。


3連戦3連勝であります。いやぁ素晴らしい!


今頃は帰路の途中で、四国到着は夜中か明け方くらいになるんでしょうね。お疲れさまです。


フューチャーズ組は休む間もなく明日、後期シーズンを迎えることになります。


西村投手とマエストリ投手は、この交流戦で3連投ですね。


チームを率いていたのが西田監督でした。自分とこの選手だから3連投させられたんでしょうね。他球団の投手なら、3連投なんて、とてもじゃないけど出来ないでしょうね。


こうなれば最大6連投の可能性もあります。できることなら明日は、西村投手、マエストリ投手はゆっくり休ませてあげたいです。


マエストリ投手はどうするんでしょうかねぇ。


予告先発の発表もありまして、明日は大場投手です。後期も先発として起用されるみたいなので、これではっきりしました。


後期のキーマンは大場投手を挙げたいと思います。


大場投手には二桁勝利を目指してもらいたいです。ノルマでもいいです。


マエストリ投手が抜けた中継ぎ投手陣がクローズアップされがちですが、まずは先発がしっかりしなきゃいけないのです。


がんばろう日本!


“new challenges and my new style” NORI