2013年08月11日

壮絶



香川に帰ってきました。


甲子園に12時間半滞在していました。チケット売場に並んでいる時間を合わせると14時間です。


帰りのことが気になっていましたが、途中で帰ってしまうと後悔しそうだったので、ギリギリまで付き合うことにしました。


仙台育英-浦和学院。明治神宮大会王者とセンバツ王者の激突は凄まじい試合でした。


第4試合となるとスタンドは空席が目立つのですが、ほとんどお客さんは帰りませんでした。それほど注目度の高い試合であることが伺えました。


浦和学院が1点先制するものの、小島投手が制球難。無死満塁でいきなり上林選手を迎えるも空振り三振。これが立ち直るきっかけになるかと思いきや、制球難は続きました。3安打5四死球でまさかの6失点。


1回の攻防で6-1で仙台育英がリード。「浦和学院なら何とかしてくれるだろう」とスタンドからはそんな雰囲気のように感じました。


まずは1点ずつコツコツと。これが止まらなくなり、3回表は打者13人の猛攻で8点奪い、一気に試合をひっくり返した浦和学院、恐るべしでした。


仙台育英も6回裏に相手エラーにつけこみ、4点奪い同点に。


8回裏、浦和学院は、この試合2度目の無死満塁の絶対絶命のピンチ。ここで小島投手は三者連続三振。しびれました。


最後は仙台育英・熊谷選手のレフト線へのサヨナラ二塁打で決着がつきました。


上林選手が5打数無安打3三振と大ブレーキでした。相手からすると一番怖い打者が完璧に抑えられたら、普通は負けるもんです。それでも他の選手がチャンスを作り、ランナー還してカバーしました。強いチームだなと思いました。


「勝った方が強い」とか「強い方が勝つ」とか、そんな理屈はいらないです。どっちも強かったです。最後の最後に物凄い試合を観ました。


本当は帰りたくなかったです。決勝戦が終わるまで、ずっと甲子園に居たかったです。


がんばろう日本!


“mind-body unity” NORI




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