2011年04月16日

春の珍事だとは言わないで

試合前半は劣勢。後半に徐々に追い上げをみせる。


1点を追いかける9回表、この回先頭のひちょり選手が四球を選ぶと軽くバットを放り投げた。この四球がどれだけ大きな意味を表しているのかがよくわかる光景だった。


続く吉村選手がヒットで続く。この一打が本当に大きかったように思う。


藤田選手がバント失敗しても、横浜ベンチは静まることはなかった。ベンチに座っている選手はいない。ベンチから身を乗り出すように戦況を見つめていた。


金城選手のセンターフライで2塁ランナーがタッチアップをして二死1、3塁。そして石川選手がセンター前タイムリーヒット。土壇場で追い付く。


静まり返るヤクルトベンチとは対照的に盛り上がる横浜ベンチ。だがこれで終わりではない。まだ9回裏が残っている。一瞬、気が抜けてないかと心配した。


9回裏の攻撃中に試合時間が3時間半を超えた。3時間半ルールにより、この試合の横浜の勝ちはなくなった。だけど負けるのと引き分けるのとでは天と地ほどの差がある。負けるわけにはいかない。

二死2、3塁になったが山口投手が最後は相川選手を空振り三振に仕留める。


まるで勝ったかのようにハイタッチをかわす選手たち。


興奮した試合は思い浮かぶ。だけど、感動するような試合というのが思いつかない。今日の試合は本当に感動した。


快勝した試合は中日の3戦目だけ。ミスは目立つけど、泥臭くても不細工な勝ち方でもいい。3年連続90敗以上して最下位のチームだ。内容はともかく、勝つこと、負けないことが大事だと思う。


今は本当に雰囲気がいい。戦う集団になっている気がする。


ヤクルト6−6横浜


がんばろう日本! のり




上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
春の珍事だとは言わないで
    コメント(0)