2011年06月17日

野球界のなかむらしゅんすけに!!



京都……。
地味に遠かった……。


わかさスタジアム京都では、外野を沿うようにして阪急電車が走っている。何だか常に騒がしいような感じだった。


本当は阪和地区や兵庫地区(特に三菱重工神戸)の試合も観たかったのはここだけの話。


スカウトの方がお見えになると妙に安心してしまう。お目当てはこの選手だったのではないだろうか?


それは日本新薬の中村駿介投手。


大学時代は最速152キロを計測したらしい。今日のMAXは144キロ。


これはスピードガン部隊が早々と撤収したため3回くらいまでの記録である。本当は終盤あたりの球速も知りたかったのだが…。


最速には全く及んでないけど、それでも随所に「おーっ」と思わせる球を投げていた。


今日は三振5つと少なめだが、そのうち4つが見逃し三振。特に右打者のアウトローいっぱいに決まるまっすぐは素晴らしかった。自然と顔がにやけてしまった。


だが、7回でマウンドを降り、7安打3失点(自責点2)の内容は、めちゃくちゃ素晴らしいというものではない。


でも、お目当ての選手を観にいったときには、中には期待はずれに終わってしまう選手もいる。それを考えると持ち味はそこそこ出してくれたので、そのあたりは満足している。


あとは、何かウイニングショットひとつ覚えれば、球数も減らせて、投球にも幅が出ると思う。


スカウトの方の反応も今一つのように見えたのも気になるところだが…。


補足しておくと、8回から2番手として登板した井藤投手は2イニングでアウト6つのうち5つが三振。投げるたびに雄叫びをあげる気合いの投球は圧巻だった。


中村投手は亜大出身の新人投手。亜大と言えば何と言っても東浜投手。その東浜投手に次ぐ2番手の先発として頭角を現し、プロからも注目を浴びた。しかし、プロからの指名はなかった。


その時「プロ1本に絞っていたのでショックでした。2年後を目指します」と語っていた。


まだまだ課題はあるけど楽しみな投手である。


まずは今年、京都社会人野球の新人賞を狙ってもらいたい。そして来年はかつてのチームメイト東浜投手と共にプロから指名されるように!


俳優は中村俊介。
サッカーは中村俊輔。
野球は中村駿介。


是非そう言われるようになってもらいたい。期待しています!


がんばろう日本!


“Dash on” NORI




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