2012年09月17日
メリハリ



お昼過ぎから雨。日本選手権四国予選は順延。仕方ないです。
南川投手は連投しました。1日休みができました。これが恵みの雨となるでしょうか。
さて今日は近畿地区最終予選のレポートいきます。
9月14日
日本選手権近畿地区最終予選 代表決定戦 第1試合
三菱重工神戸−日本新薬
三菱神戸 000 000 001:1
日本新薬 000 000 20X:2
この試合は三菱重工神戸は守安投手、日本新薬は榎田投手の先発で始まりました。
序盤からペースをつかんでいたのは日本新薬でした。
5回裏に石黒選手のサードエラー、吉野選手のバントヒットで一死1、2塁と先制のチャンスを迎えます。
ここで福田選手は三塁線へ打球を放ちます。この打球に三菱重工神戸のサード成松選手が追いつき、自ら三塁ベースを踏んで一塁転送のダブルプレーでピンチをしのぎます。自らのエラーを自らの好守で取り返します。
日本新薬は続く6回にもチャンスが訪れます。
森川選手のヒットと田中選手のバントヒット、4番の箸尾谷選手の送りバントで一死2、3塁。ここで三菱重工神戸は守安投手から安井投手にスイッチ。
代わったばかりの安井投手は松本選手にストレートの四球を与えて一死満塁。
続く堂前選手、初球を打って三遊間を抜けようかというあたり。しかしここも三菱重工神戸・成松選手がギリギリ追いつき、二塁併殺(5→4→3のダブルプレー)でここも得点ならず。成松選手はチームのピンチを二度救いました。
しかし安井投手の調子が今一つでした。
7回裏の日本新薬、岡選手、石黒選手の連打、吉野選手のこの日2本目のバントヒットで無死満塁とすると福田選手がレフト前にタイムリーヒット。4連打で待望の先制点が入ります。続く森川選手も押し出しの四球を選び、この回2点を挙げます。
三菱重工神戸は9回表に二死1、2塁から八木選手のレフト前ヒットで1点を返しますが、最後の打者、横山選手が空振り三振に倒れ、反撃もここまで。
日本新薬が逃げ切り、5大会連続の日本選手権出場を決めました。
日本新薬の勝因のひとつに7回無失点の榎田投手の好投が挙げられます。
この日はストレート主体の投球でした。力で押すところは押していましたが、勢い任せでもありませんでした。
例えば0−0の展開で長打力、一発のある水江選手には初球は変化球から入りました。
まっすぐ、まっすぐでアウトが取れていて、調子に乗って、またまっすぐ投げて一発打たれて先制点取られると嫌なものです。
慎重になるところは慎重になっていたので、バッテリー間でちゃんと考えた投球が出来ていたように思います。
あと気になったのは三菱重工神戸の堀田投手です。社会人になって初めて登板を見ることができました。
育英高のときは本格派の印象でしたが、腕の位置を下げて技巧派ぽくなっていました。左打者は打ちづらそうです。
この日は打者1人のみ、結果的にワンポイントリリーフの形になりましたが、もう少し見たかったです。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
Posted by のり at 23:26│Comments(0)
│社会人野球