2011年03月06日

また同じ過ちを繰り返す

オープン戦(倉敷)
阪神3x−2横浜


今日の試合は7回表の攻撃からしか観ていない。したがって新戦力の山本投手、リーチ投手の映像は見れていない。二人とも3イニングを投げて無失点。投球内容まではよくわからないが、結果を残してくれたことはよかったと思う。


昨日、「接戦をモノにして勝つことがテーマ」だと書いたが、ポイントはまさにここだった。


1−0で終盤にきて7回表に待望の追加点。相手ミスもあったけど、どんな形であれ追加点が取れたのは、理想的な展開だった。


しかし9回に自滅してサヨナラ負け。あとアウト1つで勝利というところで山崎選手は打球処理を焦ってエラーをしてしまった。別に併殺を狙うわけでもなく、何も慌てる必要などなかった。


山口投手は暴投で2、3塁にしてしまい関本選手に同点タイムリーを打たれてしまう。


暴投の時、名前は出さないが、解説者の方は後ろに逸らしてしまった細山田選手に対して「体で止めにいかないといけない」と指摘していた。もし左打者なら死球になっていたと思われるところまで外角に逸れるワンバウンドの投球なんて、どんなにいいキャッチャーでもなかなか止められるものではない。


細山田選手も体で止めにいっていた。仮に体に当てたとしても三塁方向に体を入れないと投球は一塁側の方向に転がってしまう。あの発言には正直、頭にきた。


問題なのは関本選手に同点タイムリーを打たれたときに投じた球はスライダーだったこと。裏をかいたつもりだったんだろう。でもなぜ打たれたら悔いの残る球を選択したのだろう?


一昨年の甲子園の阪神戦、横浜2点リードで迎えた9回裏に山口投手が登板して3点取られてサヨナラ負けをした試合がある。この時も最後はスライダーを投じて関本選手にサヨナラ打を打たれている。この時の教訓が全く活かされてないような気がした。


もっと1球1球、1つ1つのプレーを大切にしないといけない。オープン戦とはいえ、ものすごく悔しい敗戦だった。選手もさぞかし悔しい思いをしたことだろう。いや、悔しいと思わなきゃいけない。


オープン戦だったことが幸いだったとも言える。今日の解説者にも「阪神は今年の横浜戦も大丈夫だと思わせる試合」だと完全にナメられた。自滅したわけだから、別に苦手意識を植えつけられた試合ではない。シーズン入って見返してやればいいじゃないか。今日の試合のことは、今後のためにも絶対に忘れてはいけない。


“Dash on” NORI




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