2012年08月29日

プロでも



JABA広島大会決勝戦。この試合では昨年まで香川オリーブガイナーズでプレーしていた中村真崇選手が7番DHでスタメン出場していました。


第1打席でセンター前にヒットを放ちました。準決勝のワイテック戦でもホームランを打ったそうで、今大会の最高殊勲選手に選ばれました。おめでとうございます。

第51回JABA広島大会 決勝戦

広島東洋カープ−三菱重工広島

三菱広島 010 000 002:3
カ ー プ 020 200 00X:4


この試合は2回表に國本選手のソロホームランで三菱重工広島が先制します。完璧なあたりでした。


國本選手は今大会、自身通算3本目のホームランで首位打者賞も獲得しており、打撃は好調だったようですね。


カープは2回裏に廣瀬選手の逆転2ランですぐさま逆転します。初球、内角のスライダーでした。これもうまいバッティングでした。


廣瀬選手は第2打席も初球を打ちました。打った球はストレートでした。結果はショートゴロでしたが、第1打席で変化球を打っているので、初球はまっすぐでくるだろうという読みはさすがだなぁと思いました。


この場面、三菱重工広島にとっては二死1、3塁のピンチだったのでよく凌ぎました。


カープは4回裏にも中村憲選手の二塁打、土生選手の内野安打で2点を追加します。


三菱重工広島の先発は秋田投手でした。光星学院卒で昨年夏の甲子園の準優勝投手です。


立ち上がりこそ順調だったものの、廣瀬選手にホームランを打たれてから萎縮してしまったように見えました。


4回を投げて四球4つは、打たれてはいけないという思いからコースを狙いすぎているように思えました。追い込むまではもう少しアバウトでいいと思います。


準決勝で登板した鮫島投手は、狙って三振を取る場面もありましたが、「このあたりに投げておけば野手の正面に打球が飛ぶ」といった具合に打たせてとる投球もしていました。社会人くらいになると、データ収集もしっかりしているので、実戦を重ねていく上で、そのような投球も覚えていったらいいんじゃないかと思います。


4−1、カープのリードで試合前半が終了。後半は三菱重工広島2番手の岩崎投手の好投なんかもあり、スコアは動かず試合は9回表に突入します。


9回表は簡単に二死までこぎつけますが、代打山口選手のショートゴロを庄司選手が一塁へ悪送球。続く横松選手のショートゴロもややバウンドが変わり後ろに逸らす、まさかの連続エラーで二死1、2塁。


ここで福田選手がライト前タイムリーを放ち1点を返します。なおも二死1、3塁。続く実政選手もしぶとく二遊間を抜けるセンター前のタイムリーヒットを放ち1点差。二死1、2塁。一打で同点、長打で逆転のチャンス。


しかし馬澤選手はショートライナーで万事休す。最後の打球も二塁ランナーと重なる嫌らしいあたりでしたが、庄司選手、最後はがっちり捕りました。


プロの投手から連打はなかなか難しいといった印象でした。四球やエラーが絡まないとなかなか得点には結びつかないといった感じでした。


カープとしては最後はヒヤヒヤものでした。エラーが重なると1軍での経験が豊富な菊地原投手でさえも抑えるのは難しいんだなと思いました。


こうして社会人野球の大会にプロが参加してくれるのはありがたいです。社会人のチームはこの大会で得た収穫、課題や反省を踏まえて日本選手権の予選に挑みます。


がんばろう日本!


“new challenges and my new style” NORI




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