2012年09月10日

成長に期待



9月7日の2試合、スタメン発表の際に「おっ!」と思うことが2度ありました。


第1試合、三菱自動車岡崎の豊住選手は9番ライトでスタメン出場しました。


第2試合、東海REXの用皆選手、高校時代は左のエースでした。社会人になって外野手に転向していたことを初めて知りました。


2人の母校は鹿児島実業高校です。鹿実の試合は甲子園で観戦しましたし、この2人がプレーしているところも観ています。


進路先を把握していなかったのもありますが、甲子園で観ていた選手を社会人として観られたことに驚きがあったと同時に嬉しくもありました。


9月7日 第2試合
東海REX-東海理化


東海REX・畠山投手、東海理化・金平投手の両左腕の先発で始まった試合はスローペースな序盤でした。


それもそのはず。お互いにランナーを出すものの活かしきれない攻撃が続きました。言い換えると両投手が粘りの投球をしていたということです。


終盤まで0-0の展開は続き、均衡を破ったのは東海REXでした。


8回表、二死2塁の場面で加藤選手がレフト前にタイムリーヒットを放ちました。龍谷大やりました。


東海理化、最大のチャンスは8回裏でした。


二死から、谷口選手、小川選手の連打と井貝選手の四球で二死満塁とします。しかし山田選手はセンターフライに倒れ、得点はなりませんでした。


その前の7回裏、東海理化は二死3塁の先制のチャンスがありました。ここは山根選手はショートゴロでした。


2試合目でグランドも荒れていて、内野ゴロがイレギュラーするシーンも多々ありました。内野手にとっては、よりプレッシャーのかかる場面で、東海REXのショート・櫛田選手は落ち着いて処理しました。


畠山投手は緩急を自在に操り、東海理化打線に最後まで的を絞らせない投球で完封し、虎の子の1点を守り抜きました。


REX 000 000 010:1
理 化 000 000 000:0


東海REXは翌日のヤマハとの代表決定戦でも勝利し、日本選手権出場を決めました。おめでとうございます。


東海理化の金平投手、左のサイドスローから力強いまっすぐを投げるのは魅力的です。


プロ入りしてから同じくサイドスローに転向した広島の金丸投手(東海理化OB)と若干ダブりました。


金平投手は追い込んでから粘られる場面がありました。フォームを安定させて、何か決め球があればいいんですけどね。


東海理化は去年、井貝選手が新人でスタメン出場していたように、ルーキーを積極的に起用しているような印象です。実力はもちろんあるんでしょうけど。


今年で言うと、ショートの小澤幸典選手です。豊田西高校から今年入社したピッカピカの1年生です。公立高校の星みたいなもんですね。


打球に対して一歩目のスタートが遅く球際も弱くて、送球も不安定でした。ショートとしてはまだまだ物足りないです。


試合終盤には代打を送られるのかと思いましたが、辛抱して使われていました。これもまた期待の表れなのでしょう。


伸び悩むのは簡単です。やっぱりルーキーで起用されている以上は、周りから「小澤、上手くなったなぁ」と思われるような選手になってもらいたいですね。


がんばろう日本!


“new challenges and my new style” NORI




同じカテゴリー(社会人野球)の記事画像
3年目の悲願
進化する左腕は別格でした
野球っておそろしい
立ち上がりのむずかしさ
再出発 そしてもっと大きく
予選に向けた最終調整
同じカテゴリー(社会人野球)の記事
 3年目の悲願 (2019-06-02 21:38)
 進化する左腕は別格でした (2019-05-29 23:54)
 野球っておそろしい (2019-05-29 00:29)
 立ち上がりのむずかしさ (2019-05-27 18:19)
 再出発 そしてもっと大きく (2019-05-26 17:18)
 予選に向けた最終調整 (2019-05-14 23:25)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
成長に期待
    コメント(0)