2011年01月19日

アイランドリーグにも目を向けろ!

阪神タイガースはスカウト会議を開き約300人のドラフト候補をリストアップした。この中から指名されるのは10人に満たない。プロになれるのは、ほんの一握りなのがよくわかる。同席した真弓監督は長距離砲の獲得を懇願している。


今日のスポニチは慶大の伊藤隼太選手が一面を飾っていた。記事の文章には早大の土生翔平選手、東海大甲府高の高橋周平選手、広陵高の丸子達也選手の名前があった。彼らは上位指名が予想され、当然、他球団もマークしている選手たちである。


約300人もいれば隠し球的な選手もいることだろう。そこで長距離砲ということで是非とも注目してもらいたい選手がアイランドリーグにもいる。それがガイナーズの加登脇卓真選手である。「元読売ジャイアンツ」という肩書きを取り除けば問題ない。いったい彼の名前を何度挙げたことか…。最初に言っておくが「今年の活躍次第」という条件が付く。


加登脇選手は去年、レギュラーではなかった。しかし、レギュラーで常に試合に出ている選手よりも数少ない打席の中でチーム2位の9本塁打を放った。長打力があることは証明した。打撃に関しては結果を求めすぎて小さくまとまらないでもらいたい。


これは横浜に入団した大原淳也選手の経験にも基づく。去年の大原選手、シーズン前期の本塁打数は0。結果を求めすぎて、本来のパンチ力のある打撃が影を潜めていた。そこへ西田監督がアドバイスを送ると、NPBとの交流戦やシーズン後期で本塁打を量産。最終的にチームトップの10本塁打を放ち、これが結果的に横浜入団へと繋がった。


加登脇選手も打撃で悩んだ時は、どんどんアドバイスをもらえばいい。あとは、去年は一塁を守っていた守備も、可能性を広げるために外野や三塁にも挑戦させてもらいたい。むしろ、守備の方が重要である。


阪神だけに関して言えば、気になる点がひとつある。阪神が独立リーグの選手を獲得したのは野原祐也選手(富山サンダーバーズ)、高田周平投手(信濃グランセローズ)、ザラテ投手(群馬ダイヤモンドペガサス)とBCリーグ出身者ばかりである。交流戦もやっているのに、本当にアイランドリーグも見てくれているのか?と疑問を投げ掛けてしまう。


これは補足になるが、社会人にも私が気になっている長距離砲がいる。NTT東日本のファニョニ選手である。バットに当たれば飛距離抜群の選手だ。彼は高校から社会人入りして今年が2年目の選手なので来年以降のドラフト候補になる。今年だけでなく来年以降も見据えていいかなと思う。


“Dash on” NORI




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左ばかりで申し訳ない
菅野くんはむしろ被害者
運も実力のうちということで
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