2012年01月09日

あきらめない気持ち

11月3日、文化の日はナビスコカップ決勝(例外の年もあり)。


1月1日、元日は天皇杯決勝。


そして、成人の日と言えば高校サッカー決勝!市立船橋−四日市中央工の決勝戦は史上まれに見る大熱戦となりました。


まず先制したのは四日市中央工。前半1分のゴールは高校サッカー決勝戦最速のゴールだそうです。


いきなり失点した市立船橋は浮き足立つこともなく、さらなる追加点は与えず前半は1−0で終了。


そして迎えた後半。激しい攻防というより市立船橋の怒濤の攻撃に四日市中央工が耐えるという印象でした。


四日市中央工の守りは堅かったです。対応もしっかりしていて、攻め込まれていても、ほとんど決定的な場面は作らせませんでした。まるで「こうすれば市船の攻撃は防げますよ」みたいなマニュアルがあって、選手がその通りの動きをしているかのようでした。


市立船橋、得点が奪えないまま後半の時間も刻一刻と過ぎていました。後半終了間際、四日市中央工は累積警告で出場停止のキャプテン、國吉選手の代わりに出場していた生川選手に代えて川島選手を投入。


おそらく、この試合で一番プレッシャーを感じていたのは生川選手だったかもしれません。最後は足をつりながらも懸命なプレーでした。安堵感からなのか、交代したときには涙を流していました。これは本人に聞かないとわからないことですが…。


でも泣くのは早かったです。後半ロスタイム、市立船橋のコーナーキック。ゴール前の混戦から蹴りこんだのは市立船橋・和泉選手でした。土壇場の同点ゴール。これまで鉄壁だった四日市中央工のディフェンスを最後の最後にこじ開けました。


たとえ点が入らなくても最後の最後まであきらめなかった市立船橋の執念以外の何物でもなかったような気がします。


延長戦は一進一退の攻防。最後に決めたのはまたも和泉選手でした。天に向けて突き上げられた左腕に巻かれたキャプテンマーク。そこにはメンバーから外れた3年生の名前と「心はひとつ」の文字が記されていました。みんなの思いがひとつになったゴールでした。


四日市中央の守備は本当に堅かったし、市立船橋の粘りも見事でした。どっちがすごいなんて言えません。どっちもすごかったです。


久しぶりの伝統校同士の対戦は見応えありました。感動しました。


がんばろう日本!


“new challenges and my new style” NORI



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