2012年02月11日

挑戦、挫折、再起

今日は建国記念日。学校なんかは週休二日制が当たり前になってきたこのご時世。土曜日が祝日でも振替休日にはならないんですね。ぼくには関係ないですが、何だか損をしたような、何ともありがたくない祝日であります。


さて、香川県出身で大型左腕投手と言えば、読売ドラフト1位の松本竜也投手を思い浮かべる人は多いかと思われます。


でも、それ以前にある大型左腕投手が話題になったことを覚えているでしょうか?


その投手の名前は関口将平。身長2メートル、体重100キロ。あの長身の松本投手よりも背は高く体も一回り大きいです。


公式戦の登板は5試合で8イニング。これが丸亀城西高時代に残した彼の記録でした。ちなみに1学年上には昨年、香川OGに在籍していた山中達也投手がいました。実績を残していない彼も潜在能力の高さを買われ、アトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結びました。小豆島で生まれ育った1人の高校球児のアメリカンドリームが始まったのです。


まずは体力強化から始まり、プロとしての階段を着実に上がっていました。そんな4年目の春、関口投手にアクシデントが襲いかかりました。左肘痛を発症したのです。これを理由に開幕前に解雇通告を言い渡されました。


その左肘の状態は深刻でした。肘の靭帯が損傷し、断裂している可能性もあるというものでした。断裂の場合は成功率の高い手術を受けるという選択肢もありました。


しかし、それをやってしまうと、リハビリを経て再びマウンドに立つまで2年近くの月日を要すること、費用も高額であるという問題がありました。メジャーで実績を残している選手ならまだしも、関口投手のようなマイナーの選手には経済的な余裕もありませんでした。


選手生命をも脅かす大ケガの恐れがありました。関口投手が左肘を故障したことも、球団から解雇通告を受けたことも、情報として入っていました。将来を嘱望されている投手が野球をやめなきゃいけないのかと、不安が頭をよぎりました。選手生命を絶たれることほど辛く悲しいものはありません。

どうか野球が続けられるまでに回復してほしい、そう願うばかりでした。


続きはまた明日です。


がんばろう日本!


“new challenges and my new style” NORI



タグ :関口将平

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