2012年07月24日
もう一度あの舞台に立つために

本当はこんなことは言いたくありません。でも見過ごすわけにはいかない出来事がありました。
創志学園−倉敷工の試合で、創志学園・金山選手が頭部に死球を受けた場面がありました。
この時、創志の応援席の野球部員から一斉に大ブーイングが起こりました。
はっきり言って、馬鹿馬鹿しくて呆れました。
腹が立つ気持ちはわかります。でも相手投手はわざとぶつけたわけではありません。
勝負と喧嘩は別物です。高校での部活動よりも、この先の人生の方がずっと大事です。
社会に出たら死球よりも腹の立つことなんていくらでもありますよ。
こんなことをしているようでは次の相手に勝てるわけがないし、甲子園に行けるはずもありません。
ベンチ入りしている18人の力だけで甲子園を目指すわけではありません。ベンチ入り出来なかった部員も立派な戦力です。
明日1日休みがあるので、自分たちのできること、やるべきことをもう一度、考え直してください。このままだと後悔しますよ。
さて、試合です。
序盤からお互いにチャンスはあるものの、創志・山本投手、倉敷工・太田圭投手が凌いでなかなか得点が奪えない展開でした。
試合が動いたのは7回裏でした。途中出場の友森選手が先頭打者としてレフト前ヒットで出塁。その後、二死3塁となり、北川選手のレフト前ヒットで創志学園が先制します。
この虎の子の1点を守りきり、創志学園が1−0でベスト4に進出しました。
創志の試合はオール1年生の頃から何度か観させていただきました。
それから時が経ち、後輩部員もでき、当時のオール1年生メンバーは3年生になりました。
だけど、卒業した部員がいないせいか、オール1年生の頃から、やってきている野球はあまり変わってないような気がします。プラスアルファはあるかもしれません。
2回戦で昨年の準優勝校の金光学園に16−2の大差で勝ったような、よく打ってたくさん点をとる創志を、ぼくは観たことないし知りません。
ロースコアの展開や接戦を制する、それがぼくの創志のイメージです。まさに今日はそんな試合になりました。
もう少し付け足せば、今日はピンチはあったものの、絶体絶命というのはありませんでした。
この絶体絶命のピンチを無失点で凌いでこそ「これぞ創志!」と言えるのです。あくまでもぼくのイメージの中での話です。
後輩が出来て、やはりスタメンには若干の変化がありました。
センバツでショートで好守を見せた主将の野山選手がセンターにコンバートされていました。第2打席で早々と代打を送られ退いてしまったのはショックでした。
今、ショートを守っているのが、今日、決勝タイムリーを放った北川遥貴選手です。彼は小柄な1年生です。
フットワークがよくて、守備もなかなかいいです。野山選手を追いやってショートのレギュラーを掴んだのだから大したものです。
創志学園はオール1年生でセンバツに出場し、話題を呼びました。
甲子園の出場経験はあります。しかし、まだ達成できていないことがあります。それは優勝です。
センバツ出場時の秋の県大会は決勝で関西に大敗しました。
センバツの参考資料にもなる中国地区大会でも決勝で関西に惜敗しました。最高成績は準優勝なのです。
夏に甲子園出場するためには優勝するしかありません。準優勝の壁を越えないといけないのです。
次の準決勝の相手は、過去に辛酸をなめさせられた関西です。まさに宿敵です。
本音を言えば、決勝戦で見たかった対戦カードです。
昨夏、甲子園ベスト4の意地か?それとも3度目の正直か?
注目の組み合わせです。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
2012年07月24日
軽い嫌がらせ

だって、香川は休養日なんだもん。
本日は第94回全国高等学校野球選手権岡山大会 準々決勝
関西−玉野光南
創志学園−倉敷工
倉敷マスカットスタジアムよりお届けしております。
第1試合は8−1で関西が勝ちました。
現在2試合目です。
眠いっす。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI