2014年07月06日
チリ戦のネイマールみたいになりかけた


先週のマッチデーハイライト。
「注目カードはどこですか?」という問いに
「3位松本と5位福岡の試合ですね。あと湘南がどこまで連勝を伸ばせるか。」
その答えがすごく悔しかったです。そこは瀬戸大橋ダービーだろうが!!と。
1万2000人を超えるサポーターを集めた瀬戸大橋ダービーは開始早々に動きました。
瀬戸大橋ダービー記念すべきファーストシュートは讃岐の小澤選手でした。これはバーの上を通過。
その後、間もなく田所が京都戦の角度のないところから決めたゴールを思わせるようなシュートを放つも、これは枠の外。
互いの攻守の切り替えも速く、激しい打ち合いになるのかと思ったけど、前半はスコアレスで折り返します。
岡山は、ペナルティエリアのすぐ外あたりまでは、いいパスワークを見せる場面もありましたが、ラストパスのところでイメージを共有できずに決定機をなかなか作れませんでした。
自分の利き足とは逆の足でボールを持ってるから、なかなかクロスを上げられない場面もありました。
前半唯一と言ってもいい、三村のふかしたシュートも利き足とは逆の右足で蹴ったことが原因だったと思います。
シュートを放つも枠の外。苦しい展開でした。ダービーという独特な緊張感の中で、先に点を取れれば、少しは楽になっていただろうし、そう考えれば、決定機を作り損ねた押谷のトラップミスも悔やまれました。
後半に入ると讃岐ペース。後半26分に讃岐は我那覇選手と高橋選手のFW2枚同時投入。これはすごく嫌でした。前線の選手が一気に元気になるのはすごく嫌でした。
そしてついに試合が動いたのは後半30分。沼田選手のゴールで讃岐が先制。カンスタが静まり返り……はしませんでした。ざわついていました。
おそらく真っ直ぐの軌道だと枠を外れていました。ゴールの中に行くようにカーブをかけて蹴ったんでしょうね。コースを狙った素晴らしいシュートでした。あれは椎名も止められないです。
さらに6分後、ゴール前の混戦から我那覇選手に押し込まれて追加点を献上。この時はさすがにはらわた煮えくり返りました。
残り10分とアディショナルタイム。去年の神戸戦も残り5分ちょっとの時間で3点差を追いついたんだから、2点差くらい追いつけるやろ!と半ばヤケクソ気味に。
岡山も久木田に代えて清水投入で2バック状態になり、ほぼ捨て身。それが実を結んだのか、押谷のゴールで1点返して、ようやくカンスタが沸きました。これで「まだいける!」という雰囲気に。
そしてアディショナルタイム。ドリブル突破を図った押谷がペナルティエリア内で倒されPK獲得。(倒されたのは外なのか中なのか微妙な判定だったみたいですが、あとで確認しておきます。)
この最高にプレッシャーのかかるPKのキッカーは押谷。正直、「外して試合終了」というのも頭の中にありました。
自分の周り、特に女性の方は顔の前で手を組んで祈っていました。「オッシー頼む!」とみんな祈っていました。
ほんと、あんなにプレッシャーのかかる場面でよく決めてくれました。決まった瞬間は安堵感もありました。
土壇場で追いついて2−2のドロー。まぁ、0−0のドローよりかはいいです。やっぱり点が入らないと盛り上がりません。
スタジアムの雰囲気は最高に良かったです。讃岐サポーターの声がすごかったですし、それが一番です。それに負けじと岡山サポーターもいつも以上に大きな声を出し、いつも以上の手拍子を送っていました。
特別な感情が入るのは仕方ないです。自分も対戦相手が自分の故郷であることを忘れていました。内容はともかく、ダービーにふさわしい試合にはなったかなと思います。
丸亀でもこんな雰囲気の中で試合がしたいですね。次のダービーまで約2ヶ月あります。丸亀にも1万人超えるサポーターを集めましょう!出来ないことはないです。
香川県民のみなさん、よろしくお願いしますよー!!
香川に新しい文化を作りますよー!
がんばろう日本!
“carry out my original intention” NORI
Posted by のり at 00:38│Comments(0)
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