2013年03月10日
決勝ラウンド進出
普通、打率.000の人を1番打者で起用するなんて考えつきません。
選球眼の良さを買われて1番に抜擢された鳥谷が先頭打者ホームランですよ。塁に出てくれればいいなと思っていましたが、一振りで1点取ってくれました。
采配的中ですやん!今大会は選手の起用がズバリ当たっていますし、山本監督の采配が非常に冴えています。
その後は機動力を使わなくても、歩いてでも点が入る展開でした。意外な展開でした。
先発したマエケンは5回を1安打無失点でした。唯一打たれたヒットはスライダーに泳がされながらもリーチの長さでセンター前に運んだヒットで、完璧に打たれたものではありません。
この高さに投げておけば大怪我はしないというところに投げられていましたし、百点満点のピッチングでした。
実は試合前から勝てそうな気はしていました。
両国の国歌斉唱のときに、オランダにはガムをクチャクチャ噛んでいたり、ヒマワリの種をペッペと飛ばしていたりしている選手がいました。
舐めてると言いますか、緊張感がないと言いますか、そんなチームには負けるはずがないと思っておりました。
ちゃんと試合に入る準備は出来ていたのか疑問が残ります。
まぁいいんじゃないですか。次は相性のいいキューバが相手ですから。でも順位決定戦はキューバとやりたいですね。
「アメリカに行こう」を合言葉にここまで戦ってきた侍ジャパン。第1目標は達成しました。次なる大きな目標があります。
今日の試合の大勝で「いける!」と思わない方がいいです。ちょっとした気の緩みが一番怖いです。
今日は、本来の日本のスタイルとは違う部分があります。自分たちのスタイルを見失わずに、気を引き締めて、大きな目標に向かって突き進んでいくのみです。
ちょっとお言葉を拝借して締めたいと思います。
私も「信じているよ」
がんばろう日本!
“mind-body unity” NORI
2013年03月10日
先手必勝
チャイニーズ・タイペイがキューバにコールドで敗れて2次ラウンド敗退となりました。
日本との壮絶な試合に敗れて間もなくのキューバ戦。チャイニーズ・タイペイには酷な状況でした。
敗れはしたものの、1次ラウンドは地元開催で大声援を受け、地の利を活かして予選突破しましたし、健闘したと思います。日本との壮絶な試合は語り草となることでしょう。
それにしてもキューバ-チャイニーズ・タイペイの、あんな試合を見せられると、敗者復活戦でキューバとはやりたくないですね。
間もなく決勝ラウンド進出をかけたオランダとの一戦が始まります。
オランダにしろ、キューバにしろ、打力では日本よりも上です。となると、投手陣の出来が鍵を握るということになります。ただこれをどう考えるかです。
1次ラウンドは福岡のヤフオクドーム、2次ラウンドは東京ドームです。
1次ラウンドのキューバ戦は広いヤフオクドームでパワーを見せつけられました。2次ラウンドは右中間、左中間が狭く、ホームランが出やすい東京ドームです。なので、一発での失点も覚悟しておいた方がいいかもしれません。投手はランナーをためて一発は気をつけないといけないですけどね。
そうなると、できるだけ点を取ることも望まれます。
ここまではバントも多くて、手堅いなぁと思う攻めもありました。序盤からバントをしていては、大量得点は望めません。
チャイニーズ・タイペイ戦で1回に2つの盗塁を試みたように、積極的に足を使っていけばいいです。アウトになれば終わりの状況で盗塁を決めた鳥谷のように勇気を持ってチャレンジすればいいです。
あと、ここまでの4試合は先に点を取られて、後手に回っています。やはり、先に点を取った方が主導権を握れますし、気持ちにゆとりが生まれます。
マエケンがビシッと抑えている間に先に点を取ってほしいですね。1回から侍ジャパンが得点するような展開が見たいです。
日本一丸でアメリカへ行きましょう!
がんばろう日本!
“mind-body unity” NORI