2011年08月02日
激アツの三重大会



お待たせいたしました。
7月29日に行われました高校野球三重大会の観戦レポートです。
台風の影響もあり当初の予定より日程が2日延び、決勝戦を観戦することができました。

内野席は超満員。最上段は立ち見のお客さん、通路の端に座って観戦されている方たちもいました。
激アツの三重大会。これまでそう例えてきました。それほど今年の三重は注目の選手、チームが多かったです。
個人的に注目していた菰野、近大高専と同様に伊勢工も注目していたチームでした。
でも万引きはあかんよ!!
さて試合です。
この試合は初回から動きました。1回表、伊勢工の攻撃。
二死満塁から6番森本選手が一塁内野安打。一塁ベースカバーに入ったピッチャーへの送球が悪送球となり、その間に二塁ランナーも還り、伊勢工が2点先制します。
2回裏に津西が犠牲フライで1点返し迎えた3回表。
二死2塁からまたも森本選手。センターオーバーのタイムリー二塁打でまずは1点。その後、7、8、9番の下位打線に対して、津西先発の森昌投手が3連続四球を与えてしまい押し出しで1点。
さらに1番松井選手のショート内野安打、2番橋本選手の押し出し死球でさらに2点追加。この回、二死から4点を取り伊勢工がリードを広げます。
援護をもらった伊勢工・中川投手は3回、4回と三者凡退に打ち取ります。
伊勢工ペースになるのかと思いきや、4回表からリリーフした津西の芳田投手がランナーを出しながらも要所を締めて3イニングを無失点。追加点を与えません。
そうこうしているうちに津西が反撃。5回裏、津西は二死1、2塁から1番青木選手が右中間へ2点タイムリー三塁打。
6回裏にも一死3塁から内野ゴロの間に1点を挙げ、2点差に詰め寄ります。
追加点のほしい伊勢工、8回表の攻撃。この回先頭の4番中川投手がライトへソロホームラン。自らのバットで追加点を挙げます。
その後、一死満塁で9番代打山下選手のショートゴロは本塁への悪送球となりランナー2人が還り、この回3点追加。貴重なだめ押し点となります。
津西は9回裏に1点返しますが反撃もここまで。9−5で伊勢工が勝利し、23年ぶり2度目の甲子園出場を決めました。
注目の中川投手ですが、多彩な変化球を持ってて、コントロールもいいという印象を受けました。
ただ、高めにいくと痛打される場面もあり、そこは気をつけたいところです。
次は全国の舞台。
注目の投手と言われながらも、本来の投球ができずに去っていく投手を何人も見てきました。
まずは初戦。初戦の投球に注目したいです。
一方の敗れた津西。
最後まで何が起こるかわからないといいますが、8回表に3点取られて正直、厳しいなと思いました。
しかし、9回裏に1点取りました。おかしな例えになりますが、これはここまで頑張ってきたご褒美だと思えました。
9回一死からセカンドで途中出場した藤田選手。2つの打球をさばき、残り2つのアウトを取り、その裏の打席で二塁打を放ちました。これはいい思い出になることでしょう。
負けて悔しい思いはあるかもしれませんが、楽しむことが一番です。
さて、明日は組み合わせ抽選会。ぼくと縁のあるチームは一体どこなのでしょうか?
楽しみです。
がんばろう日本!
“Dash on” NORI
Posted by のり at 21:08│Comments(0)
│高校野球