2011年08月11日
再び感動をありがとう

帰りに立ち寄った大阪も楽しかったです。
高校野球6日目
海星0−4東洋大姫路
光星学院16−1専大玉名
藤代1−3徳島商
関西3−2九州国際大付
今日は第4試合を甲子園で観てきました。
この試合は関西・水原投手と九国・三好投手の投手戦でした。
4回表に九国が押し出しで先制すると直後の4回裏に関西4番・渡邊選手のソロホームランで同点。
好投手の三好投手から放った一発は素晴らしかったです。
この試合のポイントはクリーンアップの前にいかにランナーをためられるかだったと思います。
1−1で迎えた8回裏。関西は先頭の妹島選手が出塁すると3番佐藤選手が送りバントで一死2塁。続く4番渡邊選手のタイムリーで勝ち越しました。
この場面、1塁も空いてましたが、5番の堅田選手も2安打でしたし、簡単に渡邊選手を歩かせるわけにはいきませんでした。いい形でクリーンアップにまわせました。
追い込まれた九国の9回表の攻撃。3番三好投手の三塁強襲の二塁打で無死2塁。迎えるは4番高城選手。ここも逆転のランナーになるので簡単に歩かすわけにはいきません。結果は空振り三振。水原投手の強気の攻めが光りました。
しかし続く5番龍選手にライト線二塁打を打たれ同点に追いつかれます。ここを抑えると勝利も見えてきたと思うのですが、打った龍選手が上でした。
勝負は延長戦へ。
10回裏、関西クリーンアップから始まる攻撃。
三好投手はクリーンアップに対して140キロ超えのまっすぐ連発で翻弄。勝負どころをわかっていました。うまい投球でした。
11回表、九国は2番安藤四球で出塁。ここは抑えておきたかったところでしたが、牽制でアウト。クリーンアップの前にランナーを出すと嫌でしたが、自ら断ち切りました。
11回裏の関西の攻撃。二死2塁から9番福井選手がライト前ヒット。2塁ランナー水原投手がホームを突きますが、龍選手の好返球に阻まれ本塁タッチアウト。サヨナラにはなりません。
水原投手も激走直後の12回表を三者凡退。よく抑えました。
そして12回裏。関西は一死1、3塁とし迎える打者は渡邊選手。セカンドへの高いバウンドのゴロ。二塁手がバックホームするも間に合わず、これがサヨナラ内野安打となり関西が劇的勝利を収めました。
センバツでは興南、東海大相模と優勝校の前に初戦で涙を飲んできました。
今回もまた優勝候補が相手でした。そんな強豪相手に本当に素晴らしい勝利でした。
大応援団の大声援も選手に力を与えたと思います。

本当に関西の応援はすごいです。岡山大会決勝と変わらない、いやそれ以上の大声援でした。またしても感動してしまいました。
感動→我にかえる→感動→我にかえるの繰り返しでした。
ライトスタンドじゃなくて一塁アルプスに行って、あの輪の中に加わればよかったと思いました。
これは選手だけでなく応援していた皆さんも含めたみんなで掴みとった勝利だと思います。
この夏、ぼくに一番の感動を与えてくれているのは間違いなく関西です。
次は15日の第3試合に登場します。(順延にならなければ)
まだお盆休みの方もいらっしゃると思います。関西ファンの皆さん、岡山の皆さん!!
15日、お時間のある方は是非、甲子園に足を運んで選手に声援を送ってあげてください。
本当に感動します。この感動を味わってください。
がんばろう日本!
“Dash on” NORI
Posted by のり at 22:53│Comments(0)
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