2011年09月10日

ついに出現か!?国立大の星



続いて第1試合の京都大−立命館大です。


立 命200 010 200:5
京 大000 000 000:0


この試合はプロもドラフト候補として注目している立命館先発の徳山投手が1安打完封という快投を演じた試合でした。


でもでも!それよりもひときわ目を引いた投手がいました。


京大の2番手として登板した田中英祐投手(1年・白陵)です。


投球練習の時は力を抜いて投げる投手も多いのですが、田中英投手は投球練習の時から速い球を投げていました。


ランナーなしでもセットポジションから投じた初球にいきなり145キロを計測。近くにいた学生さんが「おーっ」と声をあげていました。


この日のMAX147キロが出たときには一瞬、球場がざわついた気がしました。


この速球と落ちる球のコンビネーションで立命館打線を翻弄。


8回表から登板し、8番徳山投手、9番山村選手を連続空振り三振。


1番金子選手にバントヒットを決められますが、2番の勝田選手を空振り三振。


8回表に奪った3つのアウトはすべて空振り三振。


圧巻だったのは9回表にこの日、3安打を放っている4番の瀧野選手の打席。


速球で2つで追い込んで最後はフォークで空振り三振。簡単に三振を取ったように見えました。


2イニングを投げて奪三振4。


ランナーが出るとモーションを完全に盗まれ、走られる場面も多々ありましたが、本当に素晴らしい球を投げていました。


まだ1年生ですが、短いイニングなら十分通用するんじゃないかと思わせる投球でした。


あとは先発する機会があれば、長いイニングを任され、どんな投球をするのか見てみたいです。


4月に近畿学生リーグを観に行ったときにお会いしたスカウトの方も来られていました。


田中英投手の投球がスカウトの目にはどのように映ったのかも気になります。


ちなみに「白陵ってどこ?」と思ったので調べました。兵庫県高砂市にある中高一貫校だそうです。


京大野球部の選手紹介も覗きました。


その中に「将来の夢」という項目がありました。


田中英投手は「Bigな人間」と書いていました。


長いプロ野球の歴史のなかで東大出身の選手はいますが、京大出身の選手はひとりもいません。


あんな投球を見せられると京大初のプロ野球選手というのを期待してしまいます。就職先のひとつとしてプロも頭に入れてほしいと思います。


京大・田中英投手はぼくの隠れた注目株です!


がんばろう日本!


“Dash on” NORI


タグ :田中英祐

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