2012年01月06日

憧れ



「交渉権はヤンキース」


この一報を聞いたとき、ぼくも「ウォー」と思いました。


ポスティングシステムで独占交渉権を得ていたニューヨークヤンキースは中島裕之選手との交渉が決裂したと発表しました。


控えと位置付け、推定100万ドル(7800万円)の1年契約を提示したヤンキース側と昨季2億8000万円と同水準の年俸と出場試合数の保障を求めていた中島選手側で条件面で開きがあったようです。


中島選手も代理人に話を聞くために渡米したみたいですが、時すでに遅しだったみたいですね。


詳しい情報が少ないので何とも言えませんが、代理人が関わっていることが交渉が拗れた原因にもなったように思います。


代理人も交渉のプロですから、代理人に交渉を任せるのはわかります。より良い条件で契約できるように、より良い条件を求めるのも当然のことです。


ただ、そこに中島選手の意思は尊重されていたのか気になります。


と言いますのも、あるテレビ番組(CS放送です)に出演した際にメジャーの話題になったときのことです。中島選手はたしか、年俸が下がってもメジャーに行きたいと仰ってました。お金よりも夢だということを強調していました。


控え扱いなら西武で1年レギュラーでやった方がマシと思ったのでしょうか?


ぼくとしては疑問が残る結末です。


たしかにヤンキースにはアレックス・ロドリゲス選手やデレク・ジーター選手等、そうそうたるメンバーがいて、そこでレギュラーになるのは難しいでしょう。しかし、A・ロッドやジーターが故障して試合に出られなくなる可能性もあります。年齢的なこともあります。たとえ控えであったとしても、成功するかしないかなんて、やってみなきゃわからないことです。


日本ではガッチリした体格のナカジがA・ロッドやジーターと肩を並べると子供扱いされるかもしれない。だけどそれが羨ましかったりもするわけです。


ぼくはヤンキースのナカジが見たかったですし、挑戦してほしかったです。今回の交渉不成立は非常に残念です。今回はヤンキースとは縁がなかったと割り切ってもらうしかありません。


順調にいけば、今年は海外FAを取得できます。1年待って次はFAでのメジャー挑戦が出来ます。今年もちゃんと成績を残して、大きな怪我もせず無事にシーズンを過ごしてもらって、手を挙げてくれるメジャー球団が出てくれることを祈ります。


昨年の岩隈投手に続き、入札がありながら交渉決裂という事態が2年連続で起こってしまいました。ポスティングシステムも見直さなきゃいけないのかなぁ…。



中島選手はオフに元チームメートのカブレラ選手(ソフトバンク)の出身国であるベネズエラや、ボカチカ選手の出身国であるプエルトリコに1人で遊びに行ったことがあるそうです。カブレラ選手は空港まで迎えに来てくれたそうです。


せいぜい瀬戸内海を渡る程度の海外一人旅しかしたことのないぼくとは大違いですね・・・。


がんばろう日本!


“new challenges and my new style” NORI




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