2012年04月05日

追われる立場 追いかける立場

今回のセンバツは大阪桐蔭の優勝、光星学院の準優勝で幕を閉じました。


思えば大阪桐蔭は準々決勝の浦和学院戦は土俵際辺りまで追い込まれていました。


浦和学院1点リードで迎えた9回表の大阪桐蔭の攻撃。先頭の森選手はライト線へヒットを放ち、二塁を狙いました。際どいタイミングでしたが、ぼくは二塁セーフだと思いました。ところが判定はアウト。嫌な流れになってもおかしくありませんでした。


しかし、そこから小池選手が四球で出塁し、安井選手の同点タイムリー二塁打があり、白水選手のセンター前タイムリーで逆転したのです。


大阪桐蔭には精神面の強さがありました。それを思うと、アピールプレーで同点機を逃し、試合にも敗れた横浜にはそれが足りなかったんじゃないかと思ってしまいます。


大阪桐蔭の目標は春夏連覇ということになるのでしょう。ただ、去年の神奈川代表・東海大相模と同じく大阪も激戦区であります。甲子園に出場することでさえ容易なことではありません。究極の目標には険しい道のりがあります。


夏春連続準優勝の光星学院は3度目の正直での悲願達成はなるのでしょうか。


明治神宮大会決勝とセンバツ準々決勝で光星学院に敗れた愛工大名電。エースの濱田投手は「目標は全国制覇ではなく、光星学院とまた対戦して勝つこと」と打倒・光星学院に闘志を燃やしています。3度目の対戦は是非、見たいです。


準決勝で対戦した関東一・木内主将は「もっと打撃を強化しなければならない」と夏に向けての課題を口にしました。


これは去年夏の光星学院も同じことを感じていました。日大三との決勝戦で0−11の大敗をして、打力の差を痛感したのです。


そこから打撃強化を図り、今の強力打線を築き上げたのです。関東一にそれが出来て、夏にもう一度、甲子園に戻ってきたら、面白い存在になるんじゃないかと思っています。


大阪桐蔭だけでなく、光星学院も追われている立場であり、他校のお手本になっているチームです。

お互い、いい意味でのライバルとして夏もレベルの高い試合をしてくれることを期待しています。


がんばろう日本!


“new challenges and my new style” NORI



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