2012年06月18日

新・持ってる男

大学野球全日本選手権決勝 早稲田大-亜細亜大


亜細亜大の先発は中2日で休養十分の東浜投手でした。


しかし、立ち上がりからいきなりピンチを招き、茂木選手の2点タイムリーと小野田選手のタイムリーでいきなり3点を奪われてしまいます。


一方の早稲田大の先発は高梨投手ではなく、2試合連続で吉永投手でした。


こちらも初回は制球に苦しみましたが、3点もらってからは安定した投球を見せます。


5回のピンチにはスクイズを見破り低めにワンバウンドになりそうな球で空振りを誘い、ピンチを脱出します。


昨日の準決勝では同点に追いつかれて降板してしまいましたが、今日は7回無失点。リードを保ったまま2番手以降に託します。


初回に3点先制した早稲田大は6回に杉山選手のソロホームランで追加点をあげます。


本人が初回のチャンスで見逃し三振をしてしまった打席を振り返っていましたが、あの打席は難しいコースの球をレフトポール際にホームラン性のファールを放っていました。


今日の杉山選手は東浜投手にタイミングが合っていたのかもしれません。


吉永投手から横山投手、有原投手の継投で無失点リレー。完勝といっていいような内容で早稲田大が優勝を果たしました。


早稲田大の背番号16の1年生投手はこの大会の最高殊勲選手に選ばれました。1年生投手の活躍が5年ぶりの優勝に導きました。


六大学のリーグ戦では4勝無敗の成績。


これは誰かと全く同じです。そう、斎藤佑樹投手です。


付け加えると、夏の甲子園の優勝投手というのも共通しています。


斎藤投手もまた、当時1年生ながら全日本選手権で準決勝、決勝と2試合連続で先発を任されていました。


これは偶然なのかもしれませんが、これほどまでに似ていると不思議な縁を感じずにはいられません。吉永投手の今後が楽しみです。


斎藤投手の場合は、あまりにも騒がれすぎてかわいそうな部分もありました。


吉永投手はあまり騒がずに、静かに見守っていただけたらと思います。


がんばろう日本!


“new challenges and my new style” NORI



タグ :吉永健太朗

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