2012年08月11日
勝てる試合だったから希望が持てる



まずはじめに、今年のアイランドリーグ前期まで香川オリーブガイナーズでプレーしていたマエストリ投手が明日のロッテ戦に先発します。
QVCマリンフィールド、午後5時試合開始です。ぜひ注目してあげてください。
今日の高校野球、昨年の王者、日大三が聖光学院に敗れ、夏連覇の夢が絶たれました。
彼らの目標は何だったんでしょうか?
おそらく夏連覇と言うよりかは、みんなで優勝旗を返しに行くという目標の方が大きかったんだと思います。
第1目標は達成されているのです。これでホッとした部分もあるんじゃないかと思います。
甲子園で勝つにはモチベーションを高めることも必要になりますね。
さて昨日の試合のレポートその2です。
10日第4試合
鳥取城北−香川西
地元の香川西が登場しました。ご存じの通り、惜しくも敗れました。
敗因を挙げると、1回表一死2、3塁で4番、5番で連続三振をしてしまったこと。この前にはバント失敗がありました。
4回表の一死1、3塁ではスクイズ失敗ダブルプレーがありました。
まずは2度の先制機を逃してしまったことが挙げられます。
7回表、相手失策も絡んで無死1、3塁の反撃のチャンスも無得点でした。
地方大会5試合で27犠打を記録したチームが1つも犠打を決められませんでした。自分たちのやってきたことが出来ませんでした。
要するに自分たちで勝利を逃がしてしまったということ、勝てる試合だったということです。
これは全国で全く通用しないわけではないことを意味します。そりゃ大阪桐蔭なんかに勝てとはよう言いません。
近年、低迷している香川県の、四国の高校野球にとって、収穫のある1敗だったような気がします。
センバツ出場後の昨年夏は、よもやの初戦敗退。新チームになってからも秋の大会、春の大会と不甲斐ない成績が続きました。
3年生にはグランド使用禁止令が出て、それは約3ヶ月間続いたそうです。
やっと解禁されたのは6月末でした。誰よりも野球ができる喜びを知りました。
そんな姿を見てきた下級生も何かを感じたはずです。
この色んなことのあった約4ヶ月の期間は、この先も無駄になることはないと思います。
来年の夏とは言わずに、センバツ出場から目指していけばいいと思います。
昨日の試合で甲子園が教えてくれたことは、香川西野球部にとっても大きな財産です。
まずは1勝することからでもいいです。香川の高校野球低迷脱却に向けて新たなスタートを切ったと言ってもいいんじゃないでしょうか。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
Posted by のり at 23:41│Comments(0)
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