2013年04月22日
完全試合
あとアウト1つ。でも27人目の打者にヒットを打たれて快挙達成ならず。ダルビッシュ投手のことは記憶に新しいです。
昨日、ダルビッシュ投手が打ち砕かれた完全試合をやってのけた投手がいます。
早大の高梨雄平投手です。東京六大学春季リーグ戦の東大戦で達成しました。
でも、これだけじゃないんです。
高校野球春季大阪府大会2回戦で、センバツにも出場した履正社の阪本大樹投手が八尾戦で達成しました。同じ日に完全試合が2試合あるなんて珍しいです。
そして今日、春季高校野球九州大会準々決勝で文徳の本田建都投手が宮崎日大戦で、これまた完全試合を達成しました。
宮崎日大と言えば、甲斐翼投手がいますし、プロのスカウトの方もお見えになってたかもしれません。スカウトもビックリだったことでしょう。
昨年、メジャーリーグでは1年で3度の完全試合というのがありました。
一昨年の都市対抗野球では、JR東日本東北の森内壽春投手(現日本ハム)が達成しました。
近年は完全試合の頻度も上がっているように思いますが、2日間で3度の完全試合は異常な確率です。そんなに簡単に出来るものなのかと疑ってしまいます。
昨日は、冬に逆戻りしたような寒さでした。雪が降り、桜と雪がコラボしている地域がありました。
まさしく、春の珍事とでも言いましょうか。いやいや、素晴らしい投球をしたということです。
完全試合ではありませんが、私は1度だけノーヒットノーランの試合を球場で観たことがあります。
2010年、アイランドリーグ後期、香川-愛媛の試合で前川投手がノーヒットノーランを達成した試合です。
特に9回は、観ていてめちゃくちゃドキドキしていたことを覚えています。
最後はライトフライでした。当時、ライトを守っていた洋輔選手は「飛んでくるな、飛んでくるな…。うわっ来たー!」と思いながら守っていたそうです。
記録を意識すると、野手にもそれだけのプレッシャーがかかるということです。
完全試合ともなると、エラーをしたらそれで途切れます。だから、ピッチャーだけでなく、守っている野手も誇れる記録です。
もちろん、やってのけた投手は本当に凄いです。でも、快挙達成できたのは、野手がしっかり守ってくれたおかげだということを忘れないでほしいと思います。
がんばろう日本!
“mind-body unity” NORI