2012年02月21日
若い奴らには負けてられん!
おい、俊介!
城島の顔を撫でてんじゃねーよ!
もっと本気で思いきってビンタせんかい!やられたんならやり返さんかい!そんなんではセンターのレギュラー獲れへんぞ!
心の準備をして、いざ城島の前へ。
(本当にいいんですか…?)
城島と目が合い、ビビる俊介。ためらいながらもビンタを喰らわす俊介。
面白かったです。笑わせていただきました。
今年の焦点と言えば、やっぱりセンターのポジション争いになるでしょうか。
ちょっと昔のことを思い出しました。09年に2軍の安芸キャンプを観に行ったときのことです。
ウォーミングアップを終え、キャッチボールに向かう時に、スタッフから1人の選手が呼び出されました。
「能見はちょっとこっちに来て」
スタンドから、そのやりとりを見ていました。はっきり聞き取れない会話の中で「お金はあとで渡すから」というのが聞こえてきました。
賄賂?
これは冗談です。
お金ってもしかして交通費のことか?そう思いながらメイングランドからブルペンに移動して投手陣の投球練習を見ておりました。そこへ能見が現れて、コーチと握手をしておりました。1軍の宜野座キャンプ行きが決定したのだと確信しました。
はじめは2軍スタートだった能見も、この年にプロで初めての二桁勝利を挙げ、ブレイクしました。
今年で言えば、安芸から宜野座へ昇格したのは浅井です。キャンプ中盤からセンターのポジション争いに名乗りを挙げました。
シート打撃ではコバヒロからホームランを放つなど、必死のアピールをしています。
今年は読売に杉内が入団しました。阪神にとっては相性の悪い天敵です。そんな中で浅井は杉内からよく打っています。交流戦でしか対戦することのなかったお得意様が同一リーグにやって来ました。願ってもないチャンスです。
ただ浅井には、これまでに何度かチャンスはやってきましが、そのチャンスを掴みきれずにここまで来ました。
チャンスを掴みきれないのは試合のなかでもありました。一打サヨナラの場面でことごとく凡退してしまったりと、その試合のヒーローになれなかったことは何度かありました。そこのところも関係しているのでしょう。
今となれば、俊介や隼太に目がいってしまいがちになります。もうチャンスはそんなに巡ってくるものでもありません。
今までのままではいけません。何が何でも開幕スタメンを目指してほしいです。浅井が開幕スタメンとなると、スタメンに20歳代の選手がいない、ある意味、恐ろしいメンバーになる可能性はありますが…。
能見と同じような出世街道を歩けるように。すべては自分のためです。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
Posted by のり at 23:56│Comments(0)
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