2012年07月28日

スーパー1年生

地方大会もいよいよ大詰め。続々と代表校が決定しています。オリンピックも開幕し、忙しいです。


三重は松阪が初出場。注目の左腕、竹内諒投手を甲子園で見られるのは楽しみです。


大阪、愛知では準決勝が行われ、大阪桐蔭、愛工大名電の実力校が決勝に駒を進めました。


近年、名電にとって因縁の相手となっていた至学館、春季東海地区大会にも出場した強打の愛産大工を下しての決勝進出。最後の砦は春の県大会優勝校、東邦です。


センバツで優勝してから圧倒的な強さを見せているのが大阪桐蔭です。


今日の近大付戦は5回コールドでの決勝進出です。センバツ準々決勝で先発し好投した澤田投手はこの試合で151キロを計測したそうです。


決勝は履正社とのセンバツ出場校対決となりました。休養も出来ましたし、明日は満を持して藤浪投手登板とでも言っておきましょう。


センバツ初戦で対戦した花巻東が岩手大会決勝で敗れる波乱がありました。


去年は決勝までいったものの、サヨナラ押し出しという形で甲子園出場を逃しました。


だから最後まで気は抜けません。あとは同じ轍を踏まないようにするのみです。


大混戦の愛媛では、とてつもない1年生が出現しました。済美の安楽智大投手です。


準々決勝の松山商戦では145キロを計測し、1失点完投しました。


今日の準決勝、今治西戦では自己最速の148キロを計測したとの情報もあります。あくまでも情報です。定かではありません。


今日も完投しながらも惜しくも敗れてしまいました。でも、彼の将来のことを考えると、これでよかったのかなぁと思います。上級生には申し訳ないですけど。


これくらいの優れた能力を持つ投手なら、いずれはプロという目標ができることでしょう。


1年生夏から甲子園に出場して脚光を浴びた投手が、その後プレッシャーを抱え、伸び悩むケースというのはあります。


最近で言うと帝京の伊藤拓郎投手(現DeNA)なんかがいい例です。


1年生夏から出場し、注目を浴びるものの、調子を崩し、3年生のときには本来の投球ができませんでした。


ドラフト上位指名されてもおかしくなかった投手でしたが、結局はドラフト指名選手の中で最後の指名でした。


報徳学園の田村伊知郎投手も復調の兆しを見せましたが、まだまだこんなもんじゃないと思っております。


1年生から注目されることが必ずしもいいとは限りません。


読売からドラフト1位指名を受けた松本投手が急成長したのは3年生になってからです。それでも遅くはないです。


去年、スーパー1年生と言われていたのは、三重・菰野の浦嶌颯太投手です。彼もまだ甲子園出場経験がありません。


浦嶌投手も安楽投手も甲子園出場は3年生になってからでいいと思っています。全国から注目を浴びるのは3年生からでいいと思っています。


ゆっくり時間をかけて大きく成長してほしいと思います。


ちなみに愛媛大会準々決勝、済美−松山商の試合は25日に行われました。ぼくが広島にいた頃です。


愛媛に行こうか、広島に行こうかと迷っていました。盈進の谷中投手を見るために安全に広島を選択しましたが、どうやら逃した魚は大きかったようです。


がんばろう日本!


“new challenges and my new style” NORI



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