2013年03月29日

済美への挑戦権



初めて聞く高校が多くて、各校の実力の程が全くわかりませんでした。


最後は追いつかれ、サヨナラ負けを喫したものの、序盤は先制し、川之江を苦しめた松山南。三島も松山商相手に善戦しました。


さすが地区予選を勝ち抜いてきただけあって、実力はなかなかのものです。どこもそんなに大差なかったです。


平成25年度春季高校野球愛媛大会

3月29日 1回戦
西条市ひうち球場 第1試合

松山聖陵-今治北

松山聖陵 100 000 004:5
今 治 北 000 000 000:0

バッテリー
(聖)嘉陽-片岡
(今)富木-越智


試合は1回表に国吉選手、山城選手の連続四死球から石丸選手が送りバント。2、3塁から中野選手が三遊間を破るレフト前ヒットで松山聖陵が先制。


松山聖陵は、その後も幾度か得点圏に走者を進めるものの、相手の好守等で追加点が奪えない展開。

松山聖陵相手に8回まで1失点と粘投していた今治北・富木投手ですが9回に捕まりました。


9回表、松山聖陵は4連打を含む1イニングで6安打を放ち、4得点を挙げ、試合を決定付けました。


松山聖陵の攻撃パターンはクリーンナップとか関係なく、バントを多用し、手堅い野球をする印象でした。しかし、バントを使用して得点を挙げたのは1回のみでした。9回表はバントなしで4得点。これってどうなんでしょうね。まぁ、このスタイルは変えないでしょうね。


済美への挑戦権


松山聖陵・嘉陽宗一郎投手は7安打1四球で完封。


常時、セットポジションで投球します。緩いカーブとスライダー、フォークも投げていました。ストレートは130キロ中盤から後半くらいです。


特別凄い印象はありませんが、今後楽しみにさせてくれる投手でした。注目される理由がわかりました。


嘉陽投手は細身で長身、いかにもピッチャー体型の選手です。安楽投手が力感溢れる投球フォームなら、嘉陽投手は、ゆったりとして、しなやかさのあるフォームです。それがまた綺麗なフォームをしているのです。


松山聖陵は昨秋の県大会準決勝で済美と対戦し、延長14回の激闘の末、サヨナラで敗れました。安楽投手、嘉陽投手ともに完投する熱投でした。


この大会で優勝すれば、4月13日に済美と順位決定戦を行います。


松坂投手がいた頃の横浜高校は、春と夏の甲子園でPL学園と名勝負を演じました。昨年だと明治神宮大会決勝とセンバツ準々決勝で対戦した光星学院-愛工大名電みたいに因縁めいた対戦というのはあります。


順位決定戦で安楽投手が投げない可能性もあります。春だけでなく夏の県大会もあります。公立校を贔屓にされてる方も多いので、受け入れられるかどうかは別として、済美-松山聖陵、安楽投手と嘉陽投手の投げ合いが再び実現することを期待してます。私はそれが現実になりそうな気がしてならないです。


がんばろう日本!


“mind-body unity” NORI



タグ :嘉陽宗一郎

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