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Posted by あしたさぬき.JP at

2011年01月13日

自覚を持て!

昨年の7月2日、レクザムスタジアム、香川オリーブガイナーズ-高知ファイティングドッグス。アイランドリーグ史上初の最終戦での優勝決定戦という大一番の試合が行われた。引き分けではあったが劇的な試合でガイナーズが前期優勝を手にした。


本当に優勝できてよかった。あの試合でガイナーズが優勝してなかったら、おそらく私はアイランドリーグの試合を二度と観てなかったと思う。


この試合の序盤、ガイナーズはミスが目立ち、球場全体が非常にピリピリしていた。あちらこちらからヤジが飛び交う。仕方ないと思った。でも、ひとつだけカチンときた。


この試合、私はスタジアムDJつばさっちのDJブースの真下の席で座っていた。この席の真後ろから女性の声が聞こえてきた。


「西森あかんわ~、キャッチャー代えなあかんわ~!」


おそらくスタッフの方だと思う。スタッフの方も人間だから、ぼやくのは仕方ない。だけど、声が一般席に漏れたのが問題なのだ。この時だけではなく、以前から私語が多いのは気になっていた。観戦しやすい雰囲気を作ってくれていることには感謝しているのだが、スタッフとしての自覚を持っているのか、疑問に思っていた。


仕事でやっているのか、誰かに誘われてボランティアでやっているのか、そこにいる経緯はわからない。だけど運営に関わっているのは事実。嫌々やるならやめた方がいい。ヤジりたけりゃスタッフなんかやめて、ひとりの観客として、スタンドからヤジればいいのだ。


試合内容が試合内容なだけに私もイライラしていた。そこに火に油を注がれたら、たまったもんじゃなかった。あの時は、つばさっちのアナウンスを妨害してでもいいから怒鳴りつけてやろうかと思ったくらいだ。


優勝したことでイライラも吹き飛んだけど、もしあの試合でガイナーズが負けていたら、試合のこと以外でも気分の悪さだけが残っていただろう。


球場に来られるファンの方たちも同じ。ヤジることがいけないとは思わない。だけど、その時の感情任せの何気ないヤジで周りにいる人たちを不快な気分にさせていることをわかってほしい。ヤジるのなら、笑いを誘うユーモアやセンスのあるヤジを飛ばせと言いたい。


ただでさえ経営が厳しいのに、これが原因で客足が遠退いたら大変なことにもなる。リーグを盛り上げるには、ファンの方も含めてみんなの自覚も必要なのだ。



“Dash on” NORI