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Posted by あしたさぬき.JP at

2011年11月23日

あと2人

明治神宮大会1日目 大学の部


視線を注がれたのはヤクルト5位指名の東北福祉大・中根投手でした。


2回表に三者連続三振を奪うとエンジンがかかりました。変化球中心にカウントを整えて、最後は内角にズバッとストレート。これが今日の中根投手の投球パターンでした。


桐蔭横浜大の打者のいいあたりも野手の正面をつく。ポール際のホームラン性の打球がファールにもなりました。三塁線の高いバウンドのゴロがファールにもなりました。ファールじゃなければ内野安打になってたかもしれない打球。


6回まで走者を1人も出さないパーフェクトピッチング。これは何かを予感させるものでした。


迎えた7回表、津久井選手に四球を与え、完全試合はならず。それでも依然としてノーヒットピッチング。


ノーヒットのまま迎えた9回表、一死をとって迎える打者は代打の佐々木選手、フルカウントから外角高めに抜けた球を捕らえた打球はショートの横を抜けるセンター前ヒット。大記録達成が消えた瞬間でもありました。


しかも点差は1点差。このヒット1本で投球のリズムが変わりました。二死1、3塁から津久井選手に投じた初球の球が暴投となり、まさかの同点。


1球、一打で流れが変わってしまう野球は最後の最後まで何が起こるかわかりません。


試合はタイブレークの末、4-3で東北福祉大の勝利でした。


がんばろう日本!


“Dash on” NORI

  


Posted by のり at 23:47Comments(0)大学野球