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Posted by あしたさぬき.JP at

2011年11月29日

いばらの道

今年も残すところ1ヶ月となりました。野球もオフモード。退屈される方もおられるみたいですが、ぼくにとっては貴重な時間です。


アイランドリーグではトライアウトの合格者が発表されております。去年は各会場1名程度しか特別合格者はいませんでしたが、今年はたくさん出ています。聞いたことのある名前もありました。特別合格者がたくさん出ているのも納得です。今年はレベルが高いです。


大商大の宗雪選手は、てっきり社会人に進むものだと思っておりました。


3年の夏はエースも努めた深谷商・四ツ谷良輔選手は野手として勝負するんですね。


ガイナーズとしては高校生内野手が1人か2人欲しいところではあります。さて、どの球団に行くんでしょうか?


そんななか、ぼくが注目しているのは天王寺高校の中野耐投手。


3年の夏は初戦敗退ではありましたが、近大付相手に二桁の三振を奪い好投したことが評価され、プロからも注目された投手です。


何気なく見ると、高卒で独立リーグに行くのかと普通に思えます。ただ、天王寺高校はどんな高校かと言うと、元サッカー日本代表監督の岡田武史氏の母校であります。これは余談ですが…。


天王寺高校は卒業生のほとんどが国公立大学を希望するほどの進学校です。


大学に進学しても野球は続けられます。有数の進学校に通う生徒がプロ志望届けを出すこと自体、周囲からの反対を受けそうなものです。指名漏れをしてアイランドリーグのトライアウト受験となれば尚更のことです。


これには裏を返せば、相当な覚悟が必要であり、今後はプレッシャーもかかるものと思われます。彼の意気込みみたいなものは買ってあげたいところです。


トライアウトでは実力を発揮して特別合格をもらいました。(学校関係者としては、有名国公立大学からの合格通知がありがたいのだとは思いますが。)


大学よりも独立リーグという厳しい環境を選んだ高校生。そこには「絶対にプロに行く」という明白な目標が読み取れます。天王寺高校の先輩でもある生山選手(千葉ロッテ育成)に続くNPB入りを目指します。


がんばろう日本!


“Dash on” NORI