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Posted by あしたさぬき.JP at

2011年12月26日

意思表示

それは知りませんでした。


ガイナーズへの入団が決定した星野雄大捕手、ソフトバンクから育成枠での指名を検討されていたみたいです。


しかし、日本野球連盟が「技術向上、社会教育」という育成の理念に反するとして、難色を示し、指名を見送られました。つまり、本指名しか認めないということです。


アマチュアの野球選手にとって、NPBに行くことがすべてではありません。もしNPBに行く気がなかったら、所属先の伯和ビクトリーズを退団することはなかったでしょう。今回、星野選手が独立リーグの世界に飛び込んできたのは育成枠でもNPBに行くという意思表示だととらえています。


ガイナーズはもう1人キャッチーで小野選手を獲得しました。星野選手は2番目の指名、小野選手は一番最後の9番目の指名でした。この指名順を見ると期待の大きいのは星野選手です。


この二人を併用することは可能です。しかし、よほどのことがない限り、来年のガイナーズの正捕手は星野選手でほぼ決まりといっていいでしょう。


小野選手はキャッチャーとして試合に出られない日々が続いたとしても、不貞腐れていてはいけません。下積みも大事です。


ドラフトというのは気まぐれなものです。指名の話が出ていても、ドラフト会議直前になって指名する選手が変わる場合もあります。指名を見送られる場合もあります。


ソフトバンクは育成枠で高知FDの飯田捕手を指名しました。これにより星野選手の育成枠指名は白紙になりました。1年待って指名するということもないでしょう。来年の戦力調整次第です。


来年は相当しごかれるものと思われます。星野選手の野球人生においても過酷な1年になるものと思われます。そうであってほしいです。育成枠と言わずに本指名されるくらいの実力をつけてくれても構いません。


先にNPBに行ったのは弟の大地投手。叶いそうで叶わなかった兄弟バッテリー。来年は兄弟対決があるのかもしれません。弟と同じ舞台へ。兄・雄大選手の挑戦が始まります。


がんばろう日本!


“Dash on” NORI