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Posted by あしたさぬき.JP at

2012年01月29日

低迷の理由

12月になると、現役のプロ野球選手による高校球児のためのシンポジウム「夢の向こうに」が開催されています。


現役のプロ野球選手が高校球児に野球に対する取り組みやトレーニング方法を伝授したり、実際に実技指導も行われる、高校球児にとっては夢のようなイベントです。


このイベントも03年から第1回が始まり、8年かけて全都道府県をまわり終えて、一区切りがつきました。


昨年12月に東京で行われた際には、サプライズゲストとして栗山英樹さんが登場しました。第1回から司会進行役として関わってきた栗山さんは日本ハムの監督就任に伴い、このイベントからもしばらく離れるということもあり花束を受けとる場面もありました。花束を受け取ったあと、会場にいる球児たちに、こう話しかけました。


「そう言えば昔ね、佐伯選手が怒ったんだよ。ものすごく。この会場のこの席で、君たち高校生にね」


どういうことかと言いますと、このシンポジウムには質疑応答コーナーというのがあります。そこで代表して佐伯選手に質問した生徒の服装が乱れていました。ネクタイを緩めて、シャツを出し、ズボンも下にずり落ちていました。若者の間で流行っていた着こなしをしていました。それを佐伯選手が注意して、その生徒のみならず、会場にいた何人かの生徒も服装を直したというものです。


この栗山さんの言葉を聞いて、ぼくも思い出したことがありました。ぼくも何か思い当たる節があったのです。


2年くらい前でしょうか。夏の甲子園出場をかけた県大会となると、新聞のローカル面では、高校野球の記事が写真付きで大きく扱われます。その写真に映ってる選手たちは、短足の選手が多くて、どうもかっこよく見えないのです。


華奢なのは仕方ないとして、もう少しズボンを上げたらかっこよく見えるのにと、ユニホームすらまともに着られないのかと思いました。そもそも間近で接しているはずの監督さんなり部長さんなり顧問の先生は何とも思わなかったのかと思いました。昔はズボンの裾をちゃんと上げてないと、それすら注意されていたものです。


私服ならまだしも、制服をだらしなく着こなすのはいかがなものでしょうか。やがて社会人になって、スーツを着るようになって、そんなだらしない着こなしをしていると周りから白い目で見られるのは目に見えています。まぁ時代の流れでしょうか、最近では改善されているようにも思いますが。


服装の乱れは気の緩みや心の乱れを表します。


最近の香川の高校野球は低迷しています。これは香川のみならず四国全体において言えることだというのを、最近知りました。


よその県の事情まではよくわかりません。低迷しているのは野球の技術以前の問題のような気がします。低迷からの脱却は、少々時間がかかってでも、まずは野球以外の教育を徹底して指導していくことなのかもしれません。


かつては四国の高校野球のレベルが高かった時期はありました。出来ないことはないはずです。


がんばろう日本!


“new challenges and my new style” NORI

  


Posted by のり at 23:41Comments(0)高校野球