2012年08月06日

鳴門のスピードスター


狙いは最後まで徹底されていました。それは球種ではなくコースでした。


鳴門の各打者は、鳴門渦潮・美間投手に対して、右打者なら真ん中から内寄りの球、左打者なら真ん中から外よりの球を積極的に打ちにいっていました。


これはぼくの考えと一致していてすごく嬉しかったです。


徳島大会決勝の鳴門-鳴門渦潮の一戦です。


鳴門は終盤に相手の意表を突くスクイズを決めてソツのない攻撃で2年ぶりの甲子園出場を決めました。


今日は鳴門ではなく鳴門渦潮のお話です。


鳴門渦潮は今春から鳴門工と鳴門第一が統合されて新たなスタートを切った高校です。


当然のことながら野球部も鳴門工と鳴門第一の部員が1つのチームとなりました。


その野球部をまとめてきたのが主将の中山拓哉選手です。チームカラーの違う野球部が1つになったことで、まとめるのに苦労もしたそうです。


その中山選手、プレーでも魅せました。彼の特徴は快足です。


徳島では記録会というのが行われていて、中山選手はベースランニングで徳島県1位のタイムを記録したそうです。


自慢の足を活かして、初戦の城西戦ではランニングホームランを記録しました。


ぼくも準決勝で、その脚力を目の当たりにすることになります。


準決勝の川島戦の第1打席でバントヒット。本当に速かったです。

第2打席は四球で出塁すると、すかさず盗塁を決めました。


決勝でも抜群のスタートで盗塁を決める場面がありました。


ただ足が速いだけでなく、盗塁を決める能力があります。選球眼もいいです。今大会は3番を務めていましたが、タイプ的には1番打者のようです。


この先、進学もしくは就職しても野球を続けてほしい選手です。


がんばろう日本!


“new challenges and my new style” NORI



タグ :中山拓哉

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