2012年11月24日

結果よりも経験



送りバント失敗、セーフティスクイズ失敗、スクイズのサイン見落とし…。ことごとくバントミスをしていたのは興譲館でした。


しかし、バントを成功させた8回表は3点差を追いつきました。


自分たちの目指す野球が見えたんじゃないでしょうか。自分たちのスタイルを認識できたんじゃないでしょうか。


岡山東商は、いい攻撃が出来たイニングもありましたが、最終的には力負けでした。そこから、自分たちに何が足りなかったのか?を見つけられたらそれでいいです。

ミスもたくさん出ました。その時に、スタンドでは、グダグダと文句を言ってる人がいました。私には、その神経が理解できませんでした。



ミスが出て当たり前じゃないでしょうか?


下手くそで当然じゃないでしょうか?


だから1年生大会なんじゃないでしょうか?


上手かったら上級生を押し退けて、ベンチ入りもしてるだろうし、レギュラーにもなっているはずです。


そもそも野球の試合でミスのない試合なんてあるんでしょうか?


私の答えは「絶対ない!」です。1試合のうちに必ずどこかでミスは起こります。それが野球です。


試合に出て、結果が出せない選手がいて、その選手に対して「おれならアイツは絶対に使わん」という声も聞こえてきました。


「結果を出さないから使わない」


それは違います。


監督の立場からすると、たとえ下手くそだろうが、今まで一生懸命やってきたやつらは、みんな使ってあげたいんですよね。


まぁ、見てる人たちが理解しなくても、監督さんが、わかっていれば、それでいいんですけどね。


たくさんミスが出たってかまわないんです。失敗から学んでいけばいいんです。己の実力を知ればいいんです。


そりゃ、みんながみんな試合に出られるわけではありません。それでも、ベンチで何かを感じ取ることは出来ます。


いずれ彼らは上級生になって、チームを引っ張っていく立場になります。夏の大会にもなると、今よりもプレッシャーがかかり、緊張するもんです。


その過程のなかで、すごく重要な大会が1年生大会です。


1年生大会は勝敗を含めた結果よりも経験することの方が大事です。ここで得た経験を活かそうとする選手、チームが伸びてくるんだと思います。


1年生大会を初めて観て、私にはそのように感じました。


がんばろう日本!


“new challenges and my new style” NORI




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