2012年08月16日
マジカル頭脳パワー…みたいな

例年なら空いてる道路も、いつもと変わりませんでした。
お盆なのにお盆のような感じがしなかったのが今年のお盆でした。
第1試合の作新学院−立正大淞南は作新学院が19安打19得点と打って打って打ちまくりました。
この試合の戦評を書いている記事を見つけたのですが、ツッコミ入れたくなる部分がありました。
「(立正大淞南は)打線の援護もなかった」
打線の援護て……
20点取れとでも言うのでしょうか。
この試合に関して言えば、10点取っても打線の援護がなかったことになりますよ。
第2試合は今治西戦で大会新記録となる22奪三振をあげた松井裕樹投手を擁する桐光学園と杵築戦で14得点を挙げた常総学院が対戦。互いに持ち味を発揮しました。
松井投手から5点を取った常総学院はすごいんですが、それ以上に目立ったのが松井投手の19奪三振です。
自身の記録に次ぐ歴代2位の記録です。高校野球史の奪三振数で自分の名前を2つ残したことになります。
ちなみに1大会における個人の最多奪三振は坂東英二さんの83がトップの数字です。
松井投手は2試合で41奪三振。ベスト4くらいに勝ち進めば坂東さんの記録に並ぶか追い抜くかくらいは出来そうな気がしそうなものです。
まぁでも色気を出してしまうと、いけないと思うので、自分のペースで投球してもらいたいです。
第8日試合結果
作新学院19−3立正大淞南
桐光学園7−5常総学院
浦添商6−1滝川二
天理6−2鳥取城北
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
2012年08月16日
教訓は生かされた

第2試合、倉敷商−松阪。
倉敷商が2点リードする展開。しかし、5回裏に松阪が集中打で3点奪い逆転。
倉敷商にとっては先制しながらも逆転されたのはセンバツの作新学院戦と同じ展開。
センバツでは逆転されてからバッティングが消極的になってしまったと倉敷商・森光監督は振り返っていました。
しかし、この試合では最後まで積極性は失われませんでした。
凡打に終われば淡白な攻撃になります。それでもファーストストライクを狙っていく姿勢を貫き通しました。
8回表は一挙6得点で逆転。松阪としては打ち取ったはずの打球がポテンヒットになり、それが2本続いて同点、逆転。松阪守備陣の隙をついて足を使ったり、プッシュ気味のスクイズ(記録は内野安打)でかき回したり…。鮮やかな逆転劇でした。
「最後は倉敷商に勝利の女神は微笑んだのかなぁ」とは松阪・松葉監督の弁です。
これは倉敷商が自分たちのやるべきことをやったからこそ勝利の女神は微笑んだんだと思います。
あのポテンヒット2つにしても、バットを振らないことには何も起こりません。
松阪・竹内投手の球が浮き始めていたこともあり、積極的にいった結果がポテンヒットに繋がったのです。
竹内投手の投球数は9回を投げて108球でした。8失点した投手とは思えないほどの少ない球数です。これもまた倉敷商の積極的なバッティングを表す数字でありました。
第7日試合結果
明徳義塾3−2酒田南
倉敷商8−3松阪
秋田商8−3福井工大福井
飯塚3−6仙台育英
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