2012年11月06日
ナイスリリーフ


プロ野球は日本シリーズも終わり、FAやらトレードやらオフらしいニュースがたくさん入ってきています。まだアジアシリーズが残っていますね。侍ジャパンの親善試合もあります。
ぼちぼちストーブリーグに突入しているプロ野球ですが、アマチュア野球のシーズンはまだまだ続きます。
11月2日
第10回大阪市長杯争奪関西地区大学野球選手権大会 兼第43回明治神宮野球大会関西地区第1第2代表決定戦
2回戦
京都学園大−関西学院大
京学大 000 000 000:0
関学大 001 000 04X:5
バッテリー
(京)萬(6)≫白濱(1.2)≫内山(0.1)−中野
(関)鍋田(7.1)≫ボイラン(0.2)≫中尾(1)−山崎裕
昨日に続き2試合目です。
この試合、チャンスは互いに初回に訪れます。
1回表の京学大は一死1、2塁のチャンスで4番宮下選手がピッチャーゴロ併殺打。
1回裏、関学大は二死1、3塁で山崎裕選手がライトフライと共にチャンス活かせず無得点に終わります。
3回裏、籾山選手のサードゴロタイムリーエラーで1点入るものの、京学大・萬投手、関学大・鍋田投手の両先発は快投というほどの内容ではなく、どこか決め手を欠くような試合展開。
まぁ好投と言っておきましょう。ランナーを出しながらも得点を与えない投球です。先頭打者をきっちり打ち取れたところはいいです。
京学大に最大のチャンスが訪れたのは8回表。先頭の林選手がレフト前ヒットで出塁すると、榎本直選手が送りバント。一死2塁。ここで関学大は鍋田投手からボイラン投手に交代。
若原選手に四球で一死1、2塁。宮下選手はサードゴロでランナーはそれぞれ進塁し、二死2、3塁。一打逆転で迎えるは飯田選手。しかし、飯田選手は空振り三振。関学大は最大のピンチを凌ぎます。
その直後でした。関学大は8回裏に二塁打と犠打野選と四球で無死満塁とすると籾山選手は二遊間へのゴロ。セカンドが飛びつくも止めるのが精一杯のタイムリー内野安打で1点。打球をこぼしている間に、2塁ランナーも本塁を狙いますがタッチアウト。
その後、二死2、3塁から山崎裕選手が試合を決定づける3ランホームランを放ちます。このホームランは正直、ビックリしました。恐れ入りました。
この試合は、ピンチの場面でリリーフ登板したボイラン投手が無失点で抑えたことが鍵となりました。いきなり四球を与えて、どうなることかと思いましたが、クリーンアップをきっちり抑えました。飯田選手を三振にとった場面はしびれました。内容はともかく、点を与えなきゃよかったので、見事な火消しでした。
この試合に敗れた京都学園大でしたが、敗者復活2回戦で奈良産大に勝ちました。第1代表決定戦で大阪体育大に敗れた関西学院大と再び第2代表決定戦で対戦。関西学院大に勝ち、リベンジを果たして、明治神宮大会初出場を果たしました。
大阪体育大、京都学園大の両チームには、関西代表として、明治神宮大会での健闘を祈ります。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI