2012年08月15日
ほんの少しの経験

雨天中止から一夜明け、午前中はどんよりとした曇り空。気温もそんなに上がることなく、かえってこっちの方が選手としてはやりやすいものです。
夏場は日射しがガンガン照りつけるよりも、曇っている方が野球日和という表現が当てはまります。
第1試合の明徳義塾−酒田南。この試合は1回表に明徳義塾が2点先制。
その後、酒田南・会田投手は立ち直り、明徳義塾・福投手は5回までノーヒットピッチングで試合は動かず。
再び試合が動いたのは7回裏でした。酒田南は会田投手のソロホームランで遅まきながらも反撃開始。
会田投手は甲子園練習のシートバッティングでバックスクリーン左にホームランを叩き込んでいました。
その時に監督さんから「試合で打てよ」とハッパをかけられていました。まさにその通りのことをやってのけました。バッティングの調子がいいというのもあるんだろうけど、大したものです。
しかし、8回表に明徳義塾が取られた点をすぐに取り返し再び2点差。それでも流れ的には酒田南でした。
8回裏の酒田南は森下選手のタイムリー二塁打で再び1点差にします。なおもチャンスで阿部選手。
二塁方向頭上のライナーを明徳義塾のセカンド・伊與田選手がジャンプ一番。これは弾いて内野安打にはなったものの頭を越えていたら同点だったのでよく止めました。
二死1、3塁で迎えるバッターは4番下妻選手。初球から狙っていったものの力のない内野ゴロで同点にはならず。初球から打つには、あまりにも難しい球に手を出してしまいました。初球から厳しいコースに投げられた福投手の制球力が勝りました。
ほぼ互角の試合内容でした。終盤は酒田南ペースでした。
明徳義塾は高知大会初戦の宿毛戦で9回表に1点勝ち越され、その裏に2点取ってサヨナラ勝ちというヒヤヒヤものの勝利がありました。
決勝の高知戦もサヨナラ勝ちでした。地方大会で接戦を制してきたことが力となり耐えられたのでしょう。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
2012年08月14日
恒例行事ですから

いやぁ早い!早いです。録画していた成立学園−東海大甲府の試合を観ていました。
1時間16分の試合で早送りする必要もなかったのですが、適度に早送りを使って観ていると、30分弱で観終えました。
今日は中止でしたから。夏の雨天順延は3年ぶりのことらしいです。
自分の経験上、こちらで雨が降りだすと、甲子園は約2時間後くらいに雨が降り始めます。
こっち(香川)は晴れてて、むこう(甲子園)は土砂降りといった、例外もたまにはありますが、だいたいこのパターンです。
今日のむこうの天気はどうだったかはわかりません。この法則に当てはめると、こちらは早朝は小雨は降っていました。しかし、試合に影響するほどの雨だとは思いませんでした。
中止決定後、室内練習を終え、引き揚げる明徳の選手たちの画像も拝見しました。その画像を見る限りでは激しく降っているようには思いませんでした。きっと、やろうと思えばできたんじゃないかと思います。
では、なぜ中止にしたんでしょうか?
それは、明日が特別な日だということも関係してるんだと思います。
明日の予報もよくないです。今日、試合を決行していれば、グランドは、ぐちゃぐちゃになっていました。グランド整備はできない状況です。
仮に明日も雨が降ったとしたら、グランドコンディション不良で中止になる可能性もあります。おそらく、それを避けたかったんじゃないかと思います。
明日は終戦記念日です。大会期間中、8月15日の正午になれば、鳴り響くサイレンのもとで1分間の黙祷が捧げられます。
球児だけでなく、観客の皆さんも参加することなので、やっておきたいことではあります。これも含めて夏の選手権ですし、これがないと夏の選手権という感じがしません。
物心ついたときから20年以上は高校野球を観ていますが、8月15日が中止になった記憶はありません。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
2012年08月13日
俗に言うルールブックの盲点

あーオリンピック終わってもうた!!
なんだかんだ言って、1番感動したのは、なでしこジャパンでした。決勝で負けちゃったんですけど。危うく甲子園のチケット売り場で泣きそうになりました。
今日は四国勢では鳴門が登場しました。
3回裏に内野ゴロの間に済々黌が1点取り先制しました。抜群のスタートを切った三塁ランナーの走塁は練習通りだったそうです。
直前にバントを空振りして2、3塁間に挟まれたものの、三塁への送球がランナーに当たって、本来ならアウトになってたはずのランナーが生き残りました。
そんなこともあって「(本塁で)アウトになってもしゃーないわ」くらいの気持ちで割りきれた部分もあったかもしれません。
西口選手のソロホームランで追加点を取りました。内角低めのストレートをむちゃくちゃうまいこと打ちました。
珍しい得点もありました。一死1、3塁でショートライナー。1塁転送で1塁ランナー戻れずダブルプレー成立で鳴門はピンチ脱出かと思われました。
しかし、1塁転送よりも先に3塁ランナーが本塁を踏んでいたため済々黌の得点が認められました。
この場合、鳴門側が3塁ランナーが3塁ベースをリタッチせずに本塁を踏んでいたことをアピールしていれば済々黌の得点は認められていないケースでした。
鳴門の守備に就いていた選手がチェンジでベンチに引き揚げ、みんなファールゾーンを越えた時点でアピール権がなくなったため、鳴門側のアピールがなかったとみなされました。
こういう例は過去にもあったみたいです。偶然起こったことも考えられますが、このルールを知っていたとしたら済々黌の3塁ランナーのファインプレーですね。どうやら1塁ベースコーチャーは気づいていたみたいです。このプレーはぼくも勉強になりました。
先発の大竹投手の好投もあり、快勝と言ってもいいでしょう。
次の相手は大阪桐蔭です。藤浪投手はモノが違いますね。
今日、リリーフで登板があるかもと思っていた澤田投手が控えているのも心強いです。
4番の田端選手はセンバツの花巻東戦で放ったホームランと同じような放物線のソロホームランを放ちました。レフト最前列でしたが、完璧なあたりでした。
センバツではラッキーボーイ的な存在だった笠松選手にも一発がでました。大舞台で強いです。
女房役の森選手も3安打放ったりなんかして死角がなかなか見つかりません。
済々黌とすれば、今日みたいに大竹投手の力投に期待して、ねちっこい攻撃をしたいところです。大応援団の後押しもあれば面白い試合になるかと思います。
済々黌の大応援を大阪桐蔭の選手たちが自分たちのエネルギーに変えてしまえば、済々黌は厳しいかも…。
今日、鳴門が敗れて、ここまで四国勢はいずれも初戦敗退です。残されたのは明日登場の明徳義塾のみとなりました。
いくら初戦に強い明徳とは言え、酒田南は手強い相手です。四国勢全滅…というケースもなきにしもあらずです。
「四国の意地が見たい」というのは、ぼくからのお願いでもあります。
第6日試合結果
智弁和歌山2−3神村学園
鳴門1−3済々黌
大阪桐蔭8−2木更津総合
新潟明訓6−1県岐阜商
がんばろう明徳!
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
2012年08月12日
繋ぐ

マエストリ投手、7回途中1失点で勝利投手、おめでとう。
高校野球5日目は注目打者が続々と登場。
龍谷大平安の高橋大樹選手は一発は捨ててシングルヒットのみで4安打。それにしても打球が速いです。あっという間に内野の間を抜けていきました。
井澤選手は1試合2本塁打を記録しました。
龍谷大平安は9回裏二死からの同点劇。そして延長サヨナラ。
快勝とはいかなかったものの、この苦しみながらの勝利は、今後にいい影響を及ぼしそうな気がします。
第2試合の成立学園-東海大甲府は1時間16分と非常にペースの早い試合でした。神原投手が4安打完封です。
第3試合は光星学院が登場。
地方大会から長打を捨てて繋ぎ役に徹している田村選手は2安打。そして北條選手が9回にだめ押しとなる2ランをセンターバックスクリーンに弾丸ライナーを叩き込みました。
投げては城間投手が三塁を踏ませない投球で遊学館に完封勝利です。センバツに続いて初戦のマウンドを任され、いずれも完封であります。
6日目は大阪桐蔭が登場します。優勝候補の一角、愛工大名電、昨年優勝校の日大三が初戦敗退しましたので油断は大敵です。
試合結果
龍谷大平安9-8旭川工
成立学園0-3東海大甲府
光星学院4-0遊学館
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
タグ :高橋大樹
2012年08月11日
勝てる試合だったから希望が持てる



まずはじめに、今年のアイランドリーグ前期まで香川オリーブガイナーズでプレーしていたマエストリ投手が明日のロッテ戦に先発します。
QVCマリンフィールド、午後5時試合開始です。ぜひ注目してあげてください。
今日の高校野球、昨年の王者、日大三が聖光学院に敗れ、夏連覇の夢が絶たれました。
彼らの目標は何だったんでしょうか?
おそらく夏連覇と言うよりかは、みんなで優勝旗を返しに行くという目標の方が大きかったんだと思います。
第1目標は達成されているのです。これでホッとした部分もあるんじゃないかと思います。
甲子園で勝つにはモチベーションを高めることも必要になりますね。
さて昨日の試合のレポートその2です。
10日第4試合
鳥取城北−香川西
地元の香川西が登場しました。ご存じの通り、惜しくも敗れました。
敗因を挙げると、1回表一死2、3塁で4番、5番で連続三振をしてしまったこと。この前にはバント失敗がありました。
4回表の一死1、3塁ではスクイズ失敗ダブルプレーがありました。
まずは2度の先制機を逃してしまったことが挙げられます。
7回表、相手失策も絡んで無死1、3塁の反撃のチャンスも無得点でした。
地方大会5試合で27犠打を記録したチームが1つも犠打を決められませんでした。自分たちのやってきたことが出来ませんでした。
要するに自分たちで勝利を逃がしてしまったということ、勝てる試合だったということです。
これは全国で全く通用しないわけではないことを意味します。そりゃ大阪桐蔭なんかに勝てとはよう言いません。
近年、低迷している香川県の、四国の高校野球にとって、収穫のある1敗だったような気がします。
センバツ出場後の昨年夏は、よもやの初戦敗退。新チームになってからも秋の大会、春の大会と不甲斐ない成績が続きました。
3年生にはグランド使用禁止令が出て、それは約3ヶ月間続いたそうです。
やっと解禁されたのは6月末でした。誰よりも野球ができる喜びを知りました。
そんな姿を見てきた下級生も何かを感じたはずです。
この色んなことのあった約4ヶ月の期間は、この先も無駄になることはないと思います。
来年の夏とは言わずに、センバツ出場から目指していけばいいと思います。
昨日の試合で甲子園が教えてくれたことは、香川西野球部にとっても大きな財産です。
まずは1勝することからでもいいです。香川の高校野球低迷脱却に向けて新たなスタートを切ったと言ってもいいんじゃないでしょうか。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
2012年08月10日
心の隙をえぐる



今日は非常に早いペースでした。定時に仕事を終えて家に帰っても間に合わないほど早いペースでした。
NHKさんも放送時間余りすぎて大変だったでしょうね。
さて、ぼちぼちレポートいきます。
第3日 第1試合
浦添商−愛工大名電
名電は1番から8番まで左打者です。浦添商の宮里、照屋の両右腕が左打者がズラリと並ぶ名電打線をどう抑えるかが焦点でした。
浦添商の先発は宮里投手でした。
小技や足を使った嫌らしい攻撃をしてくる名電に初回から速攻で失点するのも嫌でした。その初回を三者凡退の無難な立ち上がりを見せました。
今日、宮里投手が良かったのは左打者のインコースのストレートでした。
この球に名電の左打者は差し込まれたり力負けしていました。力があったからフライの上がるシーンも多かったです。足があるからフライでアウトを取れるのは大きかったです。
追い込んでから外の落ちる球で勝負しなくても、内角のストレートを決め球にしてもいいくらいでした。
宮里投手は打つ方でも右中間に叩き込む先制のソロホームランを放ちました。ナイスバッティングでした。
あと、打つ方では3回裏の呉屋選手の二死満塁からの走者一掃の三塁打ですかね。この回、無得点に終わってしまうと相手に流れのいきかねない場面でしたので、非常に大きな一撃でした。
一方の名電、どこか体が重そうで、ダラッとした感じに見えてしまいました。気迫とか覇気がぼくには伝わってきませんでした。
濱田投手は5点取られてから、ようやくエンジンがかかったような感じでした。
センバツは負けても夏がありますが、夏に負けてしまうと3年生にとっては最後となります。
地方大会で敗れたチームの3年生部員は高校での野球を終えています。
野球なんかよりも遊びたいと思うこともあるかと思います。
全国制覇なんて口では簡単に言えることです。名電の選手には、どこか心に隙があったような気がしてなりません。
これは負けたから言うんじゃなくて、たとえこの試合に勝っていたとしても、そう思ったことでしょう。
エラー、バント失敗は起こるべくして起こったのです。負けるべくして負けたのです。それが残念で仕方ないです。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
2012年08月10日
たまたまですよ

すごく立派なことなんですけどね。
悔しいです。
メダルの色が違うだけで雲泥の差です。
本気だったんですよ。本気で金メダルを狙っていたから号泣するんですよ。
なでしこの選手のみなさんの気持ちを考えると、おめでとうなんて言えません。
でもただ一言、言いたい
お疲れさま、ありがとう。
さて、気を取り直して…
本日は第94回全国高校野球選手権 第3日
浦添商-愛工大名電
滝川二-北大津
天理-宮崎工
鳥取城北-香川西
阪神甲子園球場よりお届けいたします。
自分の予定と香川西の試合がかぶりましたね。地元の高校とかぶるのは初めてです。
たまたまですよ。
香川西の試合だけを観にきたわけじゃないですから。
だからと言って、香川西に頑張ってほしくないわけでもありません。
地元の生徒が居なかろうが、ぼくからしてみれば、香川西の選手の皆さんは全員、香川の子です。立派な香川県代表ですよ。
はつらつとしたプレーで自分たちの力を出しきるがよい!
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
2012年08月09日
新記録樹立


甲子園で大記録が生まれました。
ハイペースかと思われた投球は最後まで衰えることはありませんでした。
130キロ後半から140キロ前半のストレートと鋭く曲がるスライダーのコンビネーション。今治西の各打者のバットが次々と空を斬りました。
桐光学園の2年生左腕・松井裕樹投手が奪った三振は22を数えました。これまでの大会記録は19です。大幅に更新しました。
ちなみに、この試合で打ち立てた10連続三振というのも新記録です。
前評判通りの、いやそれ以上の素晴らしい投球でした。
これで一躍、注目度が増すに違いありません。
ただ、それは気にせず、過信せずにやってもらいたいです。
なでしこジャパンの試合があるので今日はこのあたりで。
おやすみなさい。
試合結果
佐久長聖5−9作新学院
立正大淞南5−4盛岡大付
今治西0−7桐光学園
杵築0−14常総学院
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
2012年08月08日
たくましく爽やかに
ロンドン五輪に沸き上がる中、高校野球が開幕しました。
第1試合の常葉橘-福井工大福井は開会式の余韻が残る中、福井工大福井が初回に3点先取。
どちらかと言うと、ピッチャーの方が緊張するのかもしれませんが、それにしても各打者みんなバットがよく振れていたのは大したものです。
「打撃戦希望。打ち抜きます」とは第2試合に登場した飯塚・吉田監督。
試合前からお互い打撃戦を予想しておりました。予想通り序盤から点の取り合いになりました。
序盤の点の取り合いを制して飯塚が甲子園初勝利を挙げました。まさに有言実行であります。
次の相手は仙台育英。こちらも打線は好調です。また打ち合いになるんでしょうか。楽しみです。
広島工の注目打者、宇佐美塁大選手も左中間真っ二つのタイムリー二塁打を放ちました。打球も鋭いです。
そのあとの久保田選手のショートゴロで飛び出してしまった走塁ミスは痛かったですね。
飛び出したのは仕方ないとして、あそこは慌てて戻らなくても、少し冷静になって三本間に挟まれて一死2塁の場面を作りたかったところではありました。
まぁ自分の力を出しきれたのならそれでいいです。
試合結果
常葉橘2-4福井工大福井
飯塚6-4広島工
佐賀北2-8仙台育英
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
第1試合の常葉橘-福井工大福井は開会式の余韻が残る中、福井工大福井が初回に3点先取。
どちらかと言うと、ピッチャーの方が緊張するのかもしれませんが、それにしても各打者みんなバットがよく振れていたのは大したものです。
「打撃戦希望。打ち抜きます」とは第2試合に登場した飯塚・吉田監督。
試合前からお互い打撃戦を予想しておりました。予想通り序盤から点の取り合いになりました。
序盤の点の取り合いを制して飯塚が甲子園初勝利を挙げました。まさに有言実行であります。
次の相手は仙台育英。こちらも打線は好調です。また打ち合いになるんでしょうか。楽しみです。
広島工の注目打者、宇佐美塁大選手も左中間真っ二つのタイムリー二塁打を放ちました。打球も鋭いです。
そのあとの久保田選手のショートゴロで飛び出してしまった走塁ミスは痛かったですね。
飛び出したのは仕方ないとして、あそこは慌てて戻らなくても、少し冷静になって三本間に挟まれて一死2塁の場面を作りたかったところではありました。
まぁ自分の力を出しきれたのならそれでいいです。
試合結果
常葉橘2-4福井工大福井
飯塚6-4広島工
佐賀北2-8仙台育英
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
タグ :宇佐美塁大
2012年08月07日
勝負の綾
夏連覇へ。
西東京大会の決勝戦は9回表、二死からの逆転劇でした。野球ファンの方ならご存じの方も多いかと思います。
9回表のこの場面、日大三は二死1塁から一塁ランナーに代走を送りました。
これがリリーフ登板して好投していた佼成学園の1年生、渡邊投手のリズムを微妙に乱したような気がします。
代走を送ったということは、9回二死という土壇場の場面でも走ってくることも十分考えられる場面でした。
盗塁を警戒し、しきりに一塁に牽制をする渡邊投手。二度ほど微妙なタイミングがあり、日大三にとっては冷や汗ものでした。
二塁に行かれたくない気持ちはわかります。ただアウトひとつ取れば、それで勝ちの場面でした。
一塁ランナーに気を取られすぎてバッターに集中しきれていない感じはありました。
そして2番バッターに四球。このとき明らかに制球が乱れていました。
日大三からすれば何とかしてクリーンアップまで繋ぎたかった場面で願ったり叶ったりになりました。あとは任せたぞ!と。
そして日大三の3番、金子選手の2点タイムリー逆転二塁打が生まれました。
それにしてもあの場面でよく打ったものです。セオリー通りの四球のあとの初球、渾身の一振り、ナイスバッティングでした。
金子選手は都大会では打率2割台と苦しんでいました。最後の最後に会心の一撃。二塁塁上で泣いていました。
打った金子選手はもちろん素晴らしいんですが、ベンチワーク、全員の力でもぎ取った2点のように思えました。
9回二死1塁で代走を送ったことがポイントだったように思います。
こんなことを書いていると、明日開幕です。また熱戦が始まります。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
2012年08月06日
鳴門のスピードスター
狙いは最後まで徹底されていました。それは球種ではなくコースでした。
鳴門の各打者は、鳴門渦潮・美間投手に対して、右打者なら真ん中から内寄りの球、左打者なら真ん中から外よりの球を積極的に打ちにいっていました。
これはぼくの考えと一致していてすごく嬉しかったです。
徳島大会決勝の鳴門-鳴門渦潮の一戦です。
鳴門は終盤に相手の意表を突くスクイズを決めてソツのない攻撃で2年ぶりの甲子園出場を決めました。
今日は鳴門ではなく鳴門渦潮のお話です。
鳴門渦潮は今春から鳴門工と鳴門第一が統合されて新たなスタートを切った高校です。
当然のことながら野球部も鳴門工と鳴門第一の部員が1つのチームとなりました。
その野球部をまとめてきたのが主将の中山拓哉選手です。チームカラーの違う野球部が1つになったことで、まとめるのに苦労もしたそうです。
その中山選手、プレーでも魅せました。彼の特徴は快足です。
徳島では記録会というのが行われていて、中山選手はベースランニングで徳島県1位のタイムを記録したそうです。
自慢の足を活かして、初戦の城西戦ではランニングホームランを記録しました。
ぼくも準決勝で、その脚力を目の当たりにすることになります。
準決勝の川島戦の第1打席でバントヒット。本当に速かったです。
第2打席は四球で出塁すると、すかさず盗塁を決めました。
決勝でも抜群のスタートで盗塁を決める場面がありました。
ただ足が速いだけでなく、盗塁を決める能力があります。選球眼もいいです。今大会は3番を務めていましたが、タイプ的には1番打者のようです。
この先、進学もしくは就職しても野球を続けてほしい選手です。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
タグ :中山拓哉
2012年08月05日
こ、これは…

今年の選手宣誓はこの人です。酒田南・下妻貴寛選手(#2)です。いい画を撮っていてよかったです。
8日から始まる高校野球の組み合わせが決まりました。
【第1日】
常葉橘-福井工大福井
飯塚-広島工
佐賀北-仙台育英
【第2日】
佐久長聖-作新学院
盛岡大付-立正大淞南
今治西-桐光学園
杵築-常総学院
【第3日】
浦添商-愛工大名電
滝川二-北大津
天理-宮崎工
鳥取城北-香川西
【第4日】
高崎商-浦和学院
日大三-聖光学院
宇部鴻城-富山工
佐世保実-札幌第一
【第5日】
龍谷大平安-旭川工
成立学園-東海大甲府
光星学院-遊学館
【第6日】
智弁和歌山-神村学園
鳴門-済々黌
大阪桐蔭-木更津総合
新潟明訓-県岐阜商
【第7日】
明徳義塾-酒田南
倉敷商-松阪
秋田商-常葉橘・福井工大福井の勝者
初戦の組み合わせで自分なりに面白い対戦カードは浦添商-愛工大名電です。
愛工大名電のエースと言えば濱田投手ですが、浦添商も宮里投手、照屋投手の強力な二枚看板を揃えています。
名電はすでに明治神宮大会、センバツと全国の舞台を経験していますが、浦添商は今回が初めてです。
初戦は硬くなるものです。そこを何とか浦添商のみなさんには平常心で挑んでもらいたいですね。
あとは日大三-聖光学院、智弁和歌山-神村学園、明徳義塾-酒田南も好カードです。
初戦に強い明徳は厳しい相手になりました。まずは初戦を突破してベスト8くらいはいってほしいです。
香川西の相手は鳥取城北に決まりました。
鳥取城北は昨秋の中国地区大会優勝、今春のセンバツにも出場していて侮れない相手です。
四国勢の運命はいかに?
やっぱり優勝候補の筆頭は大阪桐蔭ですかね。
今年の夏もおもしろくなりそうです。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
2012年08月05日
着席
特設会場の前に到着しました。
今年はどんなドラマが待っているのでしょうか。
のりの運命は如何に!?
これから一喜一憂します。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
今年はどんなドラマが待っているのでしょうか。
のりの運命は如何に!?
これから一喜一憂します。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
2012年08月04日
ライバル
ロンドン五輪のサッカー日本代表は男女ともに準決勝進出です。快進撃ですね。何だか準決勝が一番緊張しそうです。
高校野球決勝戦の放送、今日は岩手、京都、香川、和歌山です。
岩手大会決勝は地元でも花巻東・大谷投手に注目が集まっていました。
その大谷投手を攻略して甲子園に乗り込む盛岡大付。これは自信になったことでしょう。いいチームです。
香川大会決勝の香川西−丸亀は最後の最後までわからない試合でした。結果はわかっているんだけど、緊迫感が伝わってきました。
和歌山大会は現在、放送の途中です。
智弁和歌山の8年連続出場というのは戦後最多の連続出場回数であります。
他のチームが大したことないのかと言えばそうでもないです。決勝戦は延長14回の激戦でした。決勝戦しか見てませんが、和歌山の高校野球のレベルは高い印象を受けました。
ロンドン五輪で競泳平泳ぎでメダルの期待がかかっていた北島康介選手はメダルに手が届きませんでした。
その背景には五輪前に最大のライバルだったダーレオーエン選手の急死という悲しい出来事がありました。
真相は定かではないですが、心に穴があき、モチベーションが低下したのも影響したんじゃないかとも言われています。
和歌山の高校野球も智弁和歌山を軸に、レベルの高いライバルの存在があります。それが智弁和歌山が甲子園でも勝てる理由のひとつになっているのではないかと思います。
学校からもたくさん応援に駆けつけ、球場の雰囲気もいいですね。
機会があれば紀三井寺球場に行ってみたいです。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
高校野球決勝戦の放送、今日は岩手、京都、香川、和歌山です。
岩手大会決勝は地元でも花巻東・大谷投手に注目が集まっていました。
その大谷投手を攻略して甲子園に乗り込む盛岡大付。これは自信になったことでしょう。いいチームです。
香川大会決勝の香川西−丸亀は最後の最後までわからない試合でした。結果はわかっているんだけど、緊迫感が伝わってきました。
和歌山大会は現在、放送の途中です。
智弁和歌山の8年連続出場というのは戦後最多の連続出場回数であります。
他のチームが大したことないのかと言えばそうでもないです。決勝戦は延長14回の激戦でした。決勝戦しか見てませんが、和歌山の高校野球のレベルは高い印象を受けました。
ロンドン五輪で競泳平泳ぎでメダルの期待がかかっていた北島康介選手はメダルに手が届きませんでした。
その背景には五輪前に最大のライバルだったダーレオーエン選手の急死という悲しい出来事がありました。
真相は定かではないですが、心に穴があき、モチベーションが低下したのも影響したんじゃないかとも言われています。
和歌山の高校野球も智弁和歌山を軸に、レベルの高いライバルの存在があります。それが智弁和歌山が甲子園でも勝てる理由のひとつになっているのではないかと思います。
学校からもたくさん応援に駆けつけ、球場の雰囲気もいいですね。
機会があれば紀三井寺球場に行ってみたいです。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
2012年08月03日
初めての練習見学



今まで非公開で行われているのかと思っていました。見学できるのを知ったのは最近のことでした。
と言うわけで甲子園練習を見に行ってきました。参加した17校すべて見てきました。正直、疲れました。
トリの光星は練習終了が5時半だったので結びの一番ではないですね。
30分という短い時間で何をするのか興味がありました。
やることは大体どのチームも同じでした。守備練習だけというチームもありました。
シート打撃ではホームランを打つ選手もいました。
センター左に叩き込んだ酒田南・会田選手は「試合で打てよ」と突っ込まれていました。
30分×17校で8時間半、休憩挟まずぶっ通しで行われます。水をまくこともなかったので砂ぼこりがハンパなかったです。ぼくならやるとしたら一番最初がいいです。
甲子園練習のいいところはベンチ入りしていない選手も参加できることですかね。これは貴重な経験になると思います。
あと気づいたことは、昨日は阪神−ヤクルトの試合が行われていました。
スタンドに目を向ければ、朝イチから外野席、アルプス席の清掃を大人数で行っていました。
ゴミの量がめちゃくちゃ多かったです。バックネット裏からでもわかるくらいでした。
ゴミは座席に置いて帰らず、持ち帰りましょう。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
2012年08月03日
待ちきれなかった

昨日の夜は飲んで、そのままフェリーに乗船。
バンドマンの大阪の大学生と寝るまで語っておりました。
四国の感想
うどんのこと
自身のバンド活動のこと
地元大阪のこと
ギャンブルから風俗のことまで
軽く2時間以上は延々とトークしてました。
しっかしよう喋る子やったなぁ。笑
やすながさんと合わせると約6時間。トーク祭りでしたわ。
楽しかったです。どうもありがとう。
本日は高校野球の甲子園練習を阪神甲子園球場よりお届けいたしております。
熱闘甲子園のナビゲーターを務められていた栗山英樹さんが日本ハムの監督に就任されました。
ぼくはその座を狙っておりました。
新ナビゲーターは工藤公康さんに決まりました。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
2012年08月02日
いざ出陣!

飲んじゃった。
いつもの秘密基地は大盛況でした。これまでで一番の盛り上がりでした。
冬よりも夏の方が話は盛り上がります。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI
2012年08月01日
自然に注目は集まる
台風の影響で風の強い1日でした。外の景色の見えない、とある施設にこもっていたため、雨が降ったことは知りませんでした。
明日からは高校野球の甲子園練習がスタートし、まずは4校が汗を流します。どうやら明日の天気は心配なさそうです。
代表校も出揃い、skyAでは連日、地方大会決勝戦の模様が放送されています。本選を前に参考資料にもなります。
今日の放送は広島大会の盈進−広島工の試合でした。
広島工のエース、辻駒祐太投手は前日の準決勝でロングリリーフをこなした疲れを感じさせない投球でした。
何よりコントロールがいいです。好投手として名前が挙がっていました。そんなに凄みは感じないものの、甲子園で再び注目を集めそうな予感がします。
一方の盈進・谷中投手、最後はベンチから試合を見守っていました。マメがつぶれて自分から降板を申し入れたそうです。
今大会を通じて谷中投手は600球以上の球数を投じていました。彼の今後の野球人生のことを考えると、これでよかったのかなとも思います。
ちなみに昨日の夜の放送は山形大会でした。
目についた選手は酒田南の4番キャッチャー、下妻貴寛選手です。
決勝戦では大振りせず、コンパクトなスイングで繋ぎのバッティングに徹しました。4番でありながらミートに優れた選手という印象です。
キャッチャーは希少ですし、プロのスカウトからの注目度も高いのではないでしょうか。甲子園でもぜひ注目していきたいです。
できれば初戦は機動力を多用してくるチームとの対戦を希望しています。
花巻東の大谷投手はもちろんのこと
山口投手、三好選手のバッテリーの丸亀
愛媛を代表するスラッガーの水野慎太郎選手のいる川之江だったり
その他にもたくさんあります。
今年は自分の見たい選手、見たいチームが比較的多く決勝戦に進出しているので今後の放送も楽しみです。
がんばろう日本!
“new challenges and my new style” NORI